イトイトの実とかチート……え?グラブル?   作:グラン(団長)

4 / 9
キャラが増えると絡ませ方が難しいです……
無理矢理なとこもありますが、まぁ、おのおので納得できる理由を見つけてもらえれば助かりますm(__)m


VSティアマト

ー森ー

 

 

「……ねぇねぇ、メーテラさん。もしかしなくても俺達今迷子?」

 

 

「………………」

 

 

ミンの問いかけに、メーテラはそっぽを向いて口笛を吹いている。

 

 

「誰だっけな~、森の中はお姉さんに任せておきなさい!とか言ってた人は。あんなに自信満々だったのにまさか迷子になるとか、ないわ~」

 

 

「違うのよ!なんかこの森変なのよ、普通じゃないっていうか。いつもなら風が教えてくれるのに……」

 

 

「風がねぇ……、でもホントにどーするんです?なんか天気も悪くなってきてる気がするし、さっきまで晴れてたのに………」

 

 

二人は森の中で迷子になっていた。

そもそもの始まりはメーテラが『遺跡なんてお姉さんにかかったら簡単に見つかるわ!』と言って案内をかって出たことだ。

最初は自信満々に歩いていた、しかし、森を歩いていくにつれて、次第にペースが落ち、立ち止まる回数が増えた。

そしてとうとう完全に迷子になってしまったのだった。

 

 

「はぁ、まぁ飛べばすぐに帰れると思いますし、大丈夫ですけど。………まさか迷子になるとはねぇ」

 

 

「ホントにいつもならわかるのよ!お姉さんは天才なんだから!風を読めば一発なのよ!………いつもなら」

 

 

メーテラは若干落ち込んでいるようだ。

それほど自分の力に自信があったのだろう。

ミンはこの人どーしようと考えながら何気なく空を見上げた、すると雲の動きが驚くほど早いことに気がついた。

先ほどまで晴れていたとは思えない、嵐の前のような激しい動きだ。

 

 

「メーテラさん、ちょっとヤバそうな雲行きなんでそろそろ切り上げて帰りましょうか。流石にこの天気は普通じゃないっすわ」

 

 

「そうね、……すごく変な風だわ。まるでなにかの意思で暴れているみたい」

 

 

落ち込んでいたメーテラも流石にこのおかしな天気に冷静になったようだ。

二人はとりあえず一度街へと戻ることにした。

メーテラは飛翔の術を使うと、街の方向をミンへと伝えた。

鋭いミンは木々の間を某蜘蛛人間のごとく移動していった、背中にはメーテラさんが乗っている。

 

 

「すごいわミン!フフフッ、楽しいわね♪」

 

 

なぜメーテラさんが飛んでいないかというと、風が強くなると飛翔の術が使いづらい、という理由でミンの背中に飛び付いたからだ。

まぁ、たぶんこの人はそんなん気にせず飛べるだろうけど。

 

 

「しっかり捕まっといてくださいね、落ちたら怪我しますから」

 

 

「大丈夫よ、それにちゃんとミンが糸で支えてくれてるもの♪」

 

 

こっそり付けたつもりだったんだけどな……、お見通しだったみたいだわ。

二人は魔獣達が気がつかないほどのスピードで森の中を進んでいくのだった。

 

 

 

ー街ー

 

 

「ほい、到着っと」

 

 

「ごくろうさま♪」

 

 

森を抜けて街の外れへと到着した。

その頃にはもうすでに天気は嵐になっていた。

 

 

「あれ?なんか人が少ない……ってかいなくね?」

 

 

「確かに誰の気配もないわねぇ……、嵐に備えてみんな家の中に隠れてるのかしら?」

 

 

「たぶん違うんと思いますよ、誰の声も聴こえねぇし。メーテラさんちょっと静かにしててくださいね。」

 

 

そういうと、ミンは集中するかのように目を閉じた。

するとミンの頭の中に声が響く。

『本当に住民達を見捨てていいのか……』

『俺に助けることなんてできないし』

なんだかみんな不満げというか、残念そうな人達ばっか集まってるな。

『いやぁ~、それにしても将軍閣下もすることが外道だよねぇ~。この島を住民ごと落としちゃうなんて』

 

 

「あ、これたぶんドランクだ。メーテラさんこっちです」

 

 

「フフフッ、ミンにはまだいろいろと隠してる力がありそうね~。教えてもらうのが楽しみだわ♪」

 

 

まぁ見聞色の覇気なんですけどね。

どうも近くにドランクとスツルム殿がいるらしい。

ミンは再びメーテラさんを背負いながら糸を使い街中を移動していく。

すると二人とも街の異様な様子がわかった。

 

 

「なんだかずいぶん急いで避難したみたいねぇ~、あそこなんてお店をほっぽりだしてるじゃない」

 

 

「イヤな予感がしますね……、てかさっきのドランクの言ってた通りだとするとこの島落ちちゃいそうですし……」

 

 

「あらあら、それは流石にまずいわね……」

 

 

「お、いたいた」

 

 

街を出て少しした草原に二人はいた。

というか二人以外にもいっぱいいた、兵隊達が。

 

 

「おーい、ドランクー!スツルム殿ー!」

 

 

「ん?……あれ?ミンじゃないか!それにメーテラさんまで?どうしてこんなところに二人がいるんだい~?」

 

 

「お前達……」

 

 

突然の登場に大分驚いているみたいだ。

まぁ我ながらへんな登場したと思うよ、だって蜘蛛人間だもん、マーベラスだわ~。

 

 

「あの……この方々は?お二人のお知り合いですか?しかし、街の人間となると将軍閣下がなんと言うか……」

 

 

「あ、え~とねぇ~。この二人は街の人じゃないんだよ、なんていうかなぁ~……」

 

 

「……この二人は協力者、だから大丈夫だ。内密に話がある、……お前たちは先に船に乗っていていい」

 

 

「協力者の方々でしたか!わかりました、それでは我々はお先に乗船しています!」

 

 

兵士達はスツルムの言葉を信じ、全員船へと乗り込んだ。

 

 

「あら~?やるじゃないスツルムちゃん♪」

 

 

「流石スツルム殿!言い訳をさせたら僕なんて足元にも……って痛!ごめんなさい!冗談だってば!」

 

 

二人とも平常運転のようで安心したわ。

 

 

「それで、ちょっと聞きたいことがあるんだけどさ。教えてもらえるかな?」

 

 

「いいよ~、その様子だとなにも知らないみたいだねぇ~。話しちゃって大丈夫だよね?スツルム殿?」

 

 

「……こんなとこで死なれても困るしな、……しかたない」

 

 

スツルム殿あんだけいじられたのに優しいな。

まぁ変なツッコミはよしておこう、ドランクもなにか言いたげにしたけど我慢したみたいだし。

こうして俺とメーテラさんは二人から今この島に起きていることを教えてもらった……。

要約すると、お偉いさんがこの島の守り神を暴走させて住民達ごとフリーフォールって感じらしい。

ついでにジータちゃん達三人はその守り神ティアマトを止めに行ったらしい。

マジ半端ねーっす。

 

 

「……で、将軍閣下がティアマトを暴走させちゃったってわけ。流石に僕達も住民ごとはどうかと思うんだけどねぇ~、雇われものの辛いとこだよぉ~」

 

 

「………………」

 

 

スツルム殿も悔しそうにしている。

 

 

「なるほどね~、どうりで風がおかしいと思ったわ。それで、どうするミン?流石の私もこの嵐じゃ上手く飛翔の術は使えないわよ?」

 

 

「どーしましょっかねー、ワンチャン糸でなんとか行けるかもしんないっすけど、雲はいっぱいありますし。……でもなー、あの三人ほっぽって行くのも気が引けますよねー」

 

 

ふと、ドランクとスツルム殿の方を見るとなにかこそこそと話している。

"…殿…この二人に…三人を…"

"…しかし…危険…"

"…強い…依頼金…助け…スツルム殿…体…"

"…な!?…本気か!?……しかたない……"

おい、バカな真似は止めろよスツルム殿。

てかドランクなにいってんだ、アホなのか?絶対楽しんでるよコイツ、ニヤニヤしてるもん。

そして決定したのか二人がこちらを向く、スツルム殿の顔が赤い。

なんかスツルム殿見るたび顔が赤い気がする。

 

 

「いやぁ~、待たせちゃってごめんねぇ~。実は二人に頼みたいことがあるんだ、もしよかったらなんだけど三人を助けにいってもらえないかなぁ~?」

 

 

「……頼む」

 

 

「……メーテラさんはどうしますか?俺は助けに行ってもいいと思いますけど、……危険そうなら一人で行きますし」

 

 

「ん~、そうね~。確かにあんなカワイイ子達を放って逃げるのは気が引けるし、いいわよ、私も行くわ」

 

 

すると答えをきいたドランクがとてもいい顔で言う。

というかニヤニヤしてる、すんごい。

 

 

「おぉ~、ありがとう!二人ならきっと受けてくれると思ったよぉ~。……で、報酬なんだけど、僕達も払えるお金はそんなに持ってないからさぁ~、スツルム殿からーーって痛いよスツルム殿!?まだなにも言ってないから!」

 

 

「うるさい!……ニヤニヤするな。……引き受けてもらえるなら、私の……モゴモゴ……///」

 

 

「あの、スツルム殿?なに言ったのかよく聞こえなかったんだけど、あれだよ?なんならタダでいいからあんまりバカな真似は……!?」

 

 

メーテラさんに口をふさがれた。

ちょっと待って、スツルム殿!落ち着いて!顔真っ赤だよ!かわいいなおい。

てかメーテラさん!そんな獲物を見つけた蛇みたいな目でスツルム殿を見ないで!

ドランクもニヤニヤしてんな、止めろ!

 

 

「な~に~、スツルムちゃん。お姉さんよく聞こえなかったから、最後のところもっとはっきに言ってもらえる~?」

 

 

「……だから、私の、その……体を……///」

 

 

「ホラホラ~、スツルム殿~。ちゃんと言わなきゃ~、伝わらないよぉ~?」

 

 

ドランクとメーテラは二人でスツルムの周りをグルグルと周りながら、なーにー?なーにー?と問いかけ続ける。

マジで性格悪いなコイツら。

二人にあおられてスツルム殿の顔がもうすんごい赤い。

可愛……じゃない、可哀想だからそれくらいで勘弁してあげて。

と、スツルム殿が覚悟を決めたのかバッと顔を上げ、こちらを真っ直ぐ見つめる。

真っ赤だ。

 

 

「私の!体を!好きにしていい!」

 

 

「お姉さんに任せなさい!ミン行くわよ!」

 

 

「ちょっ!?首もと掴まないで!お願い!苦し……」

 

 

「それじゃあ僕達は一足先にバルツ公国に向かってるねぇ~」

 

 

メーテラは凄まじい速さの飛翔の術でミンを掴みながら飛び去った。

ついでにミンの意識も飛び去った。

 

 

「いやぁ~あの二人が行ってくれるなら安心だね!……あれ?どうしたのスツルム殿?なんで剣を振り上げてるの?ちょっと?スツルム殿?」

 

 

「……お前、さっきバカにしてたろ……」

 

 

「ちょっと待ってスツルム殿!あれは声が小さかったから!……恐いよ!目が座ってるよスツルム殿!」

 

 

「…………覚悟しろ、ドランク」

 

 

スツルム殿に追いかけられドランクが逃げ出す。

そのまま二人は帝国の船へと乗り込んでいった。

 

 

 

ー上空ー

 

 

 

上空では激しい戦いが繰り広げられていた。

三人と船を操縦する一人の男が、ポート・ブリーズ群島の守り神、星晶獣ティアマトと戦っている。

女性の体に、背中から竜が生えたような姿のティアマトは、自身の周りの風を操り攻撃をしかける。

しかし、騎空挺側も負けていない。

ルリアは攻撃はできないらしく他の三人の戦いを見守っている。

カタリナ(鎧を付けていた女性)は剣を使い、ティアマトが近づいてきた際に切りつけたり、他のメンバーへの攻撃を防いだりしている。

操縦士の男は銃が武器のようだ。

身軽な動きで攻撃を避け、隙を見つけて銃弾を放っている。

時折なにか不思議な踊るような動きでティアマトを翻弄しているようだ。

そしてジータ(金髪ボブの女の子)は魔法を使うらしい。

というか、使いこなすらしい。

なんというか、どう考えても威力がヤバイ。

ティアマトがあからさまにジータの攻撃だけは警戒しているように見える。

あ、毒らせた。

ティアマトへの攻撃を続ける騎空挺、急にその甲板に凄まじいスピードでなにが突っ込んできた。

 

 

「キャッ!?」

 

 

「ルリア!大丈夫か!」

 

 

「……私は大丈夫だよカタリナ!でもなんだろう?」

 

 

「ったく、こんなとき一体なんだってんだ!魔獣でも突っ込んできたってのか!?」

 

 

ティアマトへ意識を向けつつも全員が甲板に現れた物を警戒する。

モクモクとした煙が晴れていく、ふと、声が響いた。

 

 

「いや~、お姉さんちょっと失敗しちゃった~。大丈夫?ミン」

 

 

「ってー、……なんですか、今いったいなにが……。というかなんか意識飛んでたような……」

 

 

「ミンさんにメーテラさん!」

 

 

「なに!?なぜ二人がここに!?」

 

 

「……就職?」

 

 

「なんだ、知り合いか?」

 

 

突然現れたミンとメーテラに三人は驚いている、操縦士の男は三人の知り合いなのかと少し警戒を緩めたようだ。

 

 

「突然すいません……、いろいろあって助けに来ました。……あれが守り神ってやつですか?」

 

 

「助けに……、助太刀感謝する!そうだ、あれがこの島の守り神である星晶獣ティアマトだ」

 

 

「大きいわね~」

 

 

「ティアマトは帝国に無理矢理暴走させられてるんです!どうか助けてあげてください!」

 

 

ジータちゃんもウンウンと首を振っている。

 

 

「なんだかよくわからねーが助太刀ならありがてぇ、オレはラカムって者だ。よろしく頼むぜ」

 

 

「これはご丁寧に、俺はミン、こっちはメーテラさんです」

 

 

ラカムさんはなんかカッケー大人ってかんじがする。

サンジ?なにそれどこのグルグル眉毛?

 

 

「なかなかいい男じゃない、でも、今は私ミンにぞっこんだから。残念だけどごめんなさいね~♪」

 

 

「ん?今オレフラれたのか?なんでだ?」

 

 

「気にしなくて大丈夫ですー、この人ちょっとおかしいので。実力は確かなんですけどね」

 

 

「ミンに褒められちゃった♪」

 

 

褒めてねーよ。

メーテラは弓を取り出した、というより、作り出した。

赤く輝くその弓はメーテラの魔力によって作られている。

 

 

「それじゃ、私の魔導弓、とくとご覧なさい♪」

 

 

メーテラの手に魔力で形作られた矢が現れる。

 

 

「これは驚いた……、魔力の弓矢とは……」

 

 

「ふわぁ~、すごいです……」

 

 

「……行くわよ♪」

 

 

そして、メーテラの手から閃光が走る。

緋色のそれは、止まることなく弓から放たれる。

 

 

「なんつー数だよ……」

 

 

恐るべき数の矢に、ティアマトは自身の体を竜で覆う。

しかし、メーテラの矢は竜の鱗をも貫き刺さっていく。

グルァァッッ!!!

ティアマトはたまらず自身の周りに暴風の壁を作り出した。

 

 

「あらあら、あれじゃ矢を届かせるのは簡単じゃないわね~。ミン、どーにかできる?」

 

 

「オレすか……まぁ全力でぶちこめばなんとかなる……かな?」

 

 

「それじゃお願い、ついでにジータちゃん、だっけ?あなた一番強力な魔法準備しといて。速攻で倒しちゃいましょ♪」

 

 

うわ、この人さっさとけりつける気だよ。

ジータちゃんも乗り気だし……そんなにうなずいたら首とれちゃうよ?

 

 

「では私はジータが準備できるよう守っていよう」

 

 

「そんじゃオレはルリアとビィだな」

 

 

それぞれが配置についていく。

 

 

「よしよし、いい感じじゃない♪それじゃミン、飛びっきりのやっちゃってちょうだい♪」

 

 

ちょっ!?メーテラさん!?あの風どうにかするだけじゃないの?

変な煽りはいけないよ、だって、ほら。

ルリアちゃんとジータちゃんとビィ君が妙にキラキラした目でこっちを見てるもの。

完璧にわざと煽ったなコイツ、だってニヤニヤしてるもん。

 

 

「……わかりました、……あんまし期待しないでね?」

 

 

そう言うとミンは船の先に立ち、飛んだ。

 

 

「ミンさん!?」

 

 

「ミン君!?」

 

 

「おいおい……」

 

 

「…………」

 

 

メーテラとジータ以外は突然の奇行に驚いた。

そりゃいきなり投身自殺されたら誰でも驚く。

しかし、ミンは空中に飛び出すと、そのままフワリと浮かんだ。

そして暴風を纏うティアマトへと近づきながら、半身になり、右手から自身の後方へと糸の束を伸ばした。

 

 

「とりあえず武装色で強化して……っと」

 

 

ティアマトもいきなり近づいてきた人間に身構える。

そして迎撃するため、風の弾丸をミンへ放った。

 

 

「「危ない!」」

 

 

おそらくルリアとカタリナの声だろう。

そんな風に思いながらミンは体に力を込める。

そして、風の弾丸があと五メートルほどにまで接近したとき、手から出した糸の束が ピンッ と伸びきった。

全員に聞こえるように叫ぶ。

 

 

「よっしゃ、行くぞ!超過鞭糸(オーバーヒート)!」

 

 

風の弾丸が当たる直前、ミンは体を捻り、後方へと伸ばした糸を全力でティアマトへとぶちこんだ。

圧倒的速さで進んでいく糸は空気との摩擦により端が熱を宿す。

鞭のようなその糸の束は風の弾丸をかき消し、ティアマトの暴風の鎧をも貫いた。

グルァ……!!!

ティアマトはその身に叩き込まれた糸の威力と熱にうめき声を上げ、体に纏う風を霧散させてしまった。

 

 

「さすがミン♪それじゃ一気に行くわよ!ジータちゃん、準備はいい?」

 

 

「……バッチコイ」

 

 

あれ?これ俺はどーやって逃げるんだ?

 

 

「ミン~、いろいろ飛んで行くから上手く避けてね~♪」

 

 

「……大丈夫、当てない……たぶん」

 

 

「ちょっ!?」

 

 

次の瞬間、ティアマトへ(ミンへ)光が殺到した。

風の鎧を纏う暇もなく、ティアマトは攻撃を受けた。

グルァァッッ!?!?

 

 

「いい感じ♪それじゃジータちゃん、やっちゃえ♪」

 

 

「くらえ……エーテルブラスト!」

 

 

ジータの杖から六色の光が放たれる。

火、水、風、土、光、闇、六属性全ての力を放ったのだ。

そして、エーテルブラストはメーテラの矢によって身動きができないティアマトへ命中した。

当たると同時に六属性の光は ピカッ と光ると、次の瞬間、大爆発を起こした。

 

 

「ひゅ~♪ジータちゃんやるじゃない♪」

 

 

「さすがジータです!カッコイイ!」

 

 

「……照れる///」

 

 

「な、なぁ。それよりミンは大丈夫なのか?」

 

 

ビィの言葉に全員がハッとした。

 

 

「き、きっと大丈夫よ~、ミンのことだし♪」

 

 

メーテラが目を泳がせなが言う。

と、全員の後ろで スタッ と音がした。

振り向くとそこには、若干煤けたミンが立っていた。

 

 

「し、死ぬかと思った……」

 

 

ミンは矢が飛んできた際、ギリギリのところで避けながら船の下へと逃げ、一周して再び乗り込んだのだった。

 

 

「帰ったら覚悟しとけとメーテラさん……、それよりティアマトは倒せたのか?」

 

 

「はい!バッチリです!溢れていたティアマトの力は私が吸収しました!」

 

 

「吸収……、ルリアちゃんそんなことできたんだ」

 

 

「おう!ルリアはスゲーんだぞ!」

 

 

こうしてティアマトを無事倒すことができた。

話を聞くとルリアちゃんがなんかすごい特技もってたり、ジータちゃんと一心同体だったりいろいろと教えてくれたけどぶっちゃけよくわからんかった。

あとなんでかいつのまにやらルリアちゃんが空図の欠片ってやつを持ってた……なにそれ怖い。

そんなこんなで地上に戻ってきたらラカムがジータちゃん達のの仲間になった。

話が早すぎでついていけない。

 

 

「……ミンとメーテラはどうする?」

 

 

「二人とも仲間になっちまえよ!」

 

 

「お二人が仲間になってくれてら頼もしいです!」

 

 

「確かに、先ほどの実力を見るに仲間になってくれると心強いな」

 

 

「どーしよっかメーテラさん?」

 

 

「私はミンと一緒に行くわよ♪」

 

 

え、マジでどーしよ。

このまま仲間になるのは楽しそうだけど……、ぶっちゃけ帝国と戦うとか結構ハードモードじゃね?

ミンがウンウンうなっていると、メーテラがジータになにか耳打ちした。

 

 

「……さっきのミン、かっこよかった。……ね、ルリア」

 

 

「はい!ロープみたいなのでシュンッって凄かったですよ!」

 

 

「え、……そーかなー?///」

 

 

褒められて照れているミンの様子にカタリナとラカムが目を会わせてうなずいた。

 

 

「いやいや、本当に先ほどの技は見事なものだったぞ。ティアマトの風の鎧を一撃で貫通していたからな!」

 

 

「確かにありゃー見事なもんだ」

 

 

「そんなに言われると照れますね~」

 

 

ジータは思った、あと一押しだと。

 

 

「……ミンが来てくれたら、……スゴくうれしい」

 

 

ジータはミンの手を取り目を見つめながら言った。

 

 

「……そこまで言われちゃ断れないっすね、わかりました、俺も仲間に入れてください!」

 

 

「やったー!やりましたねジータ!」

 

 

「ホントに大丈夫なのか?なんかメチャクチャチョロかったぞ?」

 

 

「ビィ君!しーーーっ!」

 

 

こうして、ミンとメーテラがジータ達の仲間になったのだった。

ジータ達はシェロから渡された手紙に書かれた、バルツ公国へ行けといく言葉に従い、バルツ公国へ向けての旅を始めたのだった。

 

 

 

 




お読みいただきありがとうございましたm(__)m
とりあえずジータちゃんの仲間になりました。
こんな感じで大丈夫ですかね?まぁダメでもこのまま行くしかないんですが……
仲間を増やそうかなと思ってるんですが、持っていないキャラが多すぎて困りますよね~
ナルメアさんとか、ダヌアちゃんとか、絡ませたいのに……
あ、後付けなんですが自分で書いててドランクたちなんで金払わないと思ったんで書きます。
金はあるけど、それは黒騎士に任務のために使えと渡されたもののため、私情で使うのはスツルム殿が許せなかった……的な。
感じでどうでしょう?
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。