イトイトの実とかチート……え?グラブル? 作:グラン(団長)
全然話が進んでいませんが、多目に見てもらえると幸いです。
ーバルツ公国ー
ジータ達の騎空挺はバルツ公国へと降り立った。
バルツ公国は工業の発達した島らしく、建物から伸びる煙突がモクモクと煙を吐き出している。
人口も体の丈夫なドラフの割合が多いようだ。
「いやー、騎空挺は楽でいいわ。糸で飛ぶのは結構めんどうからな……」
「やっと着いたのね~、それじゃ私とミンはどこか宿でも……」
「落ち着きなさい」
メーテラさんが早速こんな感じなのは理由がある。
さすがにジータちゃんやルリアちゃんがいるグランサイファーでヤるのはマズイと思い、しばらくおあずけしたからだ。
だってもし誰かに聞かれたりしたら次の日から気まずいでしょ?
「いいじゃないの~、ご無沙汰なんだもん~」
胸を押し当てるんじゃありません。
ほら、ルリアちゃんが顔赤くしてるから。
やめなさい。
「メーテラ殿!ルリアやジータの前でそんなハレンチなことをしないでくれ!」
「そんなお堅いこと言わないのカタリナ♪あなたも一緒に来る?」
「な!?なにを言ってるんだ!」
ほんとなにいってんのこの人。
コラッ、ジータちゃんも無言で手を上げるんじゃありません。
お兄さん怒るよ。
ミンのとがめるような目にジータは上げていた手をしぶしぶおろした。
「それで、メーテラさんは放っておくとして。この後はなにをする予定なの?」
団長であるジータちゃんに問いかける。
すると彼女はフッと笑って、自信満々にこう言った。
「……未定」
とりあえずデコピンした。
「しかし、手紙にしたがって来たはいいものの。なんでバルツなのかは書いてなかったしな……」
その後、話し合っても特に案は出なかったため、とりあえず船を下りて街へと行くことになった。
街を見ながら歩いているとふと、声をかけられた。
シェロちゃんだ。
いきなりダジャレを言う辺り本人で間違いない。
あれ?この人どーやって移動してんだ?とミンが疑問に思っていると、どうやら話が進んでいたらしい。
シェロちゃんの依頼はバルツのエージェントと会えというものだった。
なにそれこわい、てか、シェロちゃんがどこからそんな話持ち込んできたのか疑問でならない。
結局引き受けちゃうあたりジータちゃん達の人の良さを物語っている。
俺なら絶対受けないもん。
「……あれ?なんかつけられてね?」
「ミンもそう思うか、何者かがつけてきているようだ。魔法で姿を隠しているらしいな」
みんな気づいているらしい。
ミンは周りに細い糸を張り巡らせた、するとついてくる人物はどうやら小さい子どものようだとわかった。
まぁ、子どもなら放っておいても大丈夫かな、なんて呑気なことを考えながらミンは歩き続けた。
しばらく歩いて一行はバルツのエージェントに会うことができた。
エージェントの話というのは、失踪したバルツの大公を探して欲しいというものらしい。
だからなんで引き受けちゃうの?お人好しにも限度があるよー。
なんて思いながらミンはしぶしぶ機密の資料に目を通した。
そして、ジータ達は資料にある大公の足取りを辿ることにしたらしい。
ミンは一緒に行くつもりだった、……だったのだ。
しかし、ここで今まで沈黙を保っていたメーテラが口を開いた。
「それなら私とミンは別れて街で情報を集めるわね?手分けをしたほうが効率がいいでしょ?」
「確かに、それは助かるな」
「え、ちょっと、俺はジータちゃん達と一緒に……」
ミンが言うが時すでに遅し。
メーテラの手はしっかりとミンの襟もとを掴んでいた。
「それじゃ行くわよミン!」
「ちょっ!?だからそこは……!?」
メーテラは飛翔の術で飛び去った。
それはそれはすんごいスピードだった、ミンの意識が一瞬で落ちる程度には。
次にミンの意識が戻ったとき、ミンは裸でベットの上に寝ていた。
「なにこの超展開!?」
「あら?やっと起きた?」
声の方を向くとメーテラさんがタオルだけを見にまとい、おそらく浴室から出てきた。
いつもは縛っている髪を下ろしている、普通に美人だ。
というか、お風呂上がりだからか、上気した頬としっとりした髪になんとも言えないエロスを感じる。
「そんなに見とれちゃって♪それじゃあ始めちゃいましょうか?」
「そんないきなり……ん?……なんか体が熱いような……」
ミンは不自然に高まる鼓動に疑問を持ち、メーテラの方を見た。
スッゴいニヤニヤしてる、犯人この人だわ。
「あの……メーテラさん?……なに盛ったの?」
「フフフッ、ポート・ブリーズで買った媚薬よ♪」
あの時のヤツか!
そう思いながらミンの正常な思考は消え去った。
自制心の消えたミンの目は座っている。
メーテラがタオルをはだけさせながらベットに乗り近づいてくる。
「楽しみましょ♪」
理性を失ったミンがメーテラの体をベットに引き倒した。
さぁ、PARTYの始まりだ。
ーーーーーーーー
ジータ達が街へ戻り、取っておいた宿に入るとそこにはミンとメーテラの姿があった。
メーテラは不自然なほど肌がツヤツヤとしていてとても楽しそうに笑っている。
ミンはそんなメーテラを見ながらあきれたような顔をしている。
「お二人とも早いですね!……メーテラさんなにかいいことでもありましたか?」
ルリアの問いにメーテラはニヤリと笑う。
「ええ、とってもイイコトがあったわ♪」
そのメーテラとミンの様子を見て、カタリナとラカムはだいたいのことを察したらしい。
「……ずるい」
ジータちゃん……君にはまだ早いって。
「……はぁ、こっちはあまり収穫はありませんでした。だいたいが尾ひれが着いたような噂ばかりで」
「そ、そうか。こちらも同じようなものだ、追跡してきていたのは魔導士の少女らしいというぐらいだな」
結局その日はたいした情報を手にいれることはできなかった。
仕方ないので今日はあきらめてまた明日情報収集をしようと言うことで話は落ち着いた。
ジータちゃんだけがツヤツヤなメーテラを見て羨ましそうな顔をしていたが……。
さすがにジータちゃんには手出すわけにはいかないわ。
翌日、再び二手に別れての情報収集をすることにした。
今日は俺とジータちゃんとルリアちゃんで街で情報を集めることになった。
さすがのカタリナさんもルリアちゃんは魔獣のいない街中の方が安全、というジータちゃんの意見には反対できなかったらしい。
俺にメチャクチャ、ルリアをよろしく!、って言ってきたけど、それこそ十回ぐらい。
メーテラさんも昨日で満足できたのか今回はなにも言わなかった。
どりあえず午前中はいろいろな店を回って聞き込みをした。
というかルリアちゃん、食べ過ぎじゃね?
いや、まぁ、可愛いから許すけど。
可愛すぎるから 俺が全部買ってあげてるけど。
あとジータちゃん近すぎじゃね?いや、うれしいけど。
でもお兄さんそういうのはジータちゃんにはまだ早いと思うなー。
そんなこんなでなんとか聞き込みをするが、やはりこれといった情報は集まらなかった。
……さすがに"大公の魔法は彼の拳だ!"ってのは冗談がすぎるよね。
そうして昼頃に再び全員で集まった。
「ルリア!怪我はないか?」
「大丈夫だよカタリナ!ミンさんが一杯美味しいものを食べさせてくれたよ!」
「そいつは調査になってるのか……?」
ラカムがあきれた顔でこちらを見てきた。
「ラカムさん……可愛いは正義なんっすよ?」
あれ、メチャクチャあきれられた。
あとジータちゃん、そろそろ腕を話なさい。
グズってもダメです。
「……仕方ない」
ジータがしぶしぶといった様子で抱いていたミンの腕を開放した。
「みなさん~、調子はどうですか~?」
シェロが現れた。
あ、なんか今のドラ○エっぽかったな。
なんてミンが考えているとシェロから重要な情報が手に入ったらしい。
なんと、この前付けてきていた女の子が誘拐されてしまったというかのだ。
シェロから受け取った手紙には『魔導士の少女を預かった。返して欲しくは明日の正午下記の場所に来られたし。』と書いてあり、地図が付いていた。
預かったって……、そもそもその女の子をよく知らねーんだけど……。
とりあえずは明日地図の場所に行くことになった。
本当お人好ししかいねーな。
ジータ一行は明日に備えて早めに休むのであった。
余談だが、ジータがミンの部屋に侵入しているところを捕まりカタリナにお説教されていた。
最後までお読みいただきありがとうございますm(__)m
みなさんも疑問に思っているでしょうが、自分で書いててなんでジータちゃんの好感度こんなに高いんだろうと思ってます。
ほんとなんででしょうね、まぁそのうち後付けで理由をつけようと思っているのでどうかそれまでお待ちいただければ幸いです。