ハイスクールD×D ~『神殺し』の新たな軌跡~   作:ZERO(ゼロ)

11 / 22
神の御許がありますように

主イエスの名の元に、貴女の罪を許します

父と子と精霊の御名において―――エィメン




第十話

駒王町未曽有の危機より少しだけ時は遡る―――

アキラとリアス達が結界に閉じ込められたと同じ頃、ある人物から命を受けていた者達が静かに動き出した。

……それは秘密裏に駒王町に侵入し、行動の機会を窺っていた堕天使レイナーレとその仲間、更には配下である『はぐれ悪魔祓い』の組織である。

 

覚えているだろうか、かつてアキラに告白をしようとした人物が居た事を。

彼女こそ駒王町で虎視眈々と気を窺っていた“堕天使レイナーレ”が人間に変装した姿であった。

目的は二つ……一つはアキラの命を奪う事、もう一つはアキラのパートナーであるアーシアから神器を奪う事。

一つ目の目的は達成する事が出来なかったが、彼女にとってこの状況は二つ目の目的を達するには良きチャンスと言う事だ。

 

レイナーレには目的がある。

それは力を得、堕天使の幹部である者達の寵愛を得る事。

其の為にならば彼女は何だって利用する―――同胞の堕天使も、配下のはぐれ悪魔祓いすらもだ。

やがて強い欲望、強い願望、強い野望を持つ彼女に狡猾な“蛇の王”が近づいたのは仕方ない事だったのかも知れない……レイナーレはその『蛇の王』と契約を交わす。

 

人間であるアキラを殺せなかったのは残念であった。

だがもう一つの目的であるアーシアの神器『聖母の微笑(トワイライト・ヒーリング)』を手に入れる事は簡単だ。

情報によれば元カトリックのシスターであり、聖女などと称えられていただけの人物―――所詮、回復という希少な神器は持っていようが高々普通の人間に毛の生えた程度の人物に堕天使が負ける訳がない。

赤子の手を捻るよりも簡単だろう、しかも自分にはいざという時に利用出来る駒が多々存在する……それだけあれば問題が起こる訳がない、そんな思惑がレイナーレにはあった。

 

事実、レイナーレ達は目的であるアーシアの誘拐に成功する。

邪魔な存在であった駒王町の統治者であるリアス達が介入出来ない状況であれば人一人を攫う事など訳ない。

後は儀式により神器を奪い、己のものとすれば良いだけの事―――唯、それだけの筈だったのに。

 

レイナーレは気付いていなかった―――

彼女、いや彼女達がした行為……それは契約書にサインをすると同じ行為だったと言う事を。

何の契約書か、簡単である……『死刑執行』の為の契約書だ。

 

彼女達は唯無残に死んでいく、何故ならそれは当然の報い故に。

己が欲望のままに他を虐げる者は、己が同じ道を何時か辿る事になる事を理解しなければならない。

自業自得―――まさにレイナーレ達には最も適した言葉であろう。

 

更に彼女達は大きな勘違いをしていた。

確りと相手を調べるべきだっただろう、希少な能力を持っている人物を『何故護衛しないのか』と。

焦燥と油断は視野を狭める、何事も念には念を重ねる周到さこそが戦場で生き残る為に必要な要素の一つだ。

故にレイナーレ達には最初から先など無かったのだ、アーシアやアキラを『普通の人間』程度にしか考えていなかった事が原因で。

 

 

●●●●●

 

 

「ぎ、いいいぃぃ……ふ、ふざけんな、クソがぁぁぁぁぁ!!!!!

おい、何なんだ、何なんだよ、何なんだよこの状況は!? 何で俺が、俺が手も足も出ねぇんだよ、あ゛あ゛ぁぁ!?」

 

耳障りな声が聞こえる、その声の持ち主は白髪の青年だった。

彼の名はフリード、レイナーレの傘下である『はぐれ悪魔祓い(エクソシスト)』の中でも顔の売れていた存在。

確かな実力を持つ代わりに頭の螺子が緩んでいると言う典型的な『戦闘狂』と言う奴だ。

悪魔を殺す事を何よりも楽しみ、その危険さから教会を追われた『悪魔祓い』―――そのイカレっぷりと腕前は有名で、多くの者から恐れられていた。

だが彼は―――赤い液体の創る水溜りの中で忌々しそうに怨嗟の声を上げる事しか出来ない。

 

フリードの周りにバラ撒かれるのは大量の肉片。

首や足や手や臓器が散らばり、反応を示すものはフリード以外に誰も居ない。

また良く見てみれば赤い水溜り―――大量の犠牲者の血の溜まった場所には、黒いから具の羽のようなものまで何本も落ちている。

 

……此処はつい先頃に『はぐれ悪魔祓い』の組織と、三人の堕天使が無残に惨殺された現場。

アーシア・アルジェントを攫い儀式の準備をしていた者達は、その直ぐ後に何者かによって消されたのだ。

その周囲の荒ようから垣間見れば、相当な激戦があったのだろう―――血溜まりの中に倒れるフリードも良く見れば片腕と片足が無く、血の気の引いた顔で荒い息をしている。

しかし、そんな眼下に広がる気持ち悪くなる程に荒れ果てた光景を冷静な目で見ている二人の人影が居た。

 

『フン、下らんな……所詮は烏合の衆か』

『……然り、しかし弱者も群れを成せば手間を取る……“姫”は既に向かわれたようだ』

 

全身に返り血を浴びるもさして気にする様子も無く歩き出す二人。

一人はかつてニスロク家の虐殺の際に猛威を振るった不死身の英雄・英傑ジークフリート。

もう一人は全身を黒衣で包む忠義の士―――先のジークフリートにとっては因縁深き存在・英傑ハゲネ。

『誰もが認める英雄』を殺した、二―ベルゲンの歌における唯一無二の反英雄……それが彼だ。

そんな因縁を持つ二人が共に行動しているのも、ある意味ではアキラの臣下(仲魔)となった故であろう。

 

彼らの成すべきは一つ、自ら達の護衛する『姫』を手助けする事。

勿論、姫とはアーシアの事だ……アキラはアーシアの能力や立場を考え、一人で行動する時は必ず誰かしら二体の仲魔を護衛として向かわせていた。

 

言うなれば鬼神の如き強さを持つ英傑に挑む事自体が自殺行為に過ぎない。

現れた二人を相手に最初は優勢であったはぐれ悪魔祓い達も、三人の堕天使も、瞬く間に全滅させられたのだ。

まあフリードが生きている事は理解出来ていたが、あの程度の雑魚など『殺す価値も無い』と言う事だろう。

腕と足を一本ずつ失い死人の如き顔色となったフリードの事など二人は興味も無く、アーシアと合流する為に壊れた教会の中へと入って行く。

 

「畜生、畜生畜生畜生畜生畜生……あんな、あんなクソ野郎どもに……あんなクソ女にィィィィ!!!!」

 

既に視点も定まらないフリードは延々と怨嗟の言葉を吐き続け、やがて静かになった。

凶悪無比な力の前に命を失った彼らはある意味哀れである―――だがそれは所詮、己達のやって来た報いだ。

『自業自得』と言う言葉の意味を彼らはまさに身をもって味わったのだから。

 

だが、ふと疑問が一つだけ浮かぶ。

倒れている亡骸は確かに肉片となっているものが多いが、その中には明らかに死因の違う屍もあった。

斬撃や打撃による裂傷・斬痕以外に―――何故、銃痕があるのだろうか?

 

まあその理由は直ぐに明かされる事となるが。

 

 

●●●●●

 

 

「ウ、ウソ……嘘よ、何かの間違いよ―――ッ!!?」

 

朽ちた教会の中に響くのは驚愕を含んだレイナーレの声。

彼女が見つめる先、其処にはレイナーレが予想だにもしなかった光景が広がっていた。

必要ないと思っていたが一応、自らの壁代わりとする為に連れて来た『はぐれ悪魔祓い』の者達が―――命を喰らわれていく。

しかし駒が死ぬ程度の些事以上に彼女が驚愕と共に恐怖を覚えていたのは、そのはぐれ悪魔祓いをものともせずに命を狩っていく存在の姿であった。

 

「Una vandicion por los vivos, una rama de flor por los muertos.

(聖者の為に施しを 死者の為には花束を)

Con una espode por la justicla, un castigo de muerta para los malwados.

(正義の為に剣を取り 悪漢共には死の制裁を)

Acl llegarmos――en elatar de los santos.

(しかして我ら――聖者の列に加わらん)

Basado en el nombre del Virgen María, en todas las malas sanciones」

(サンタマリア(聖母マリア)の名の元に 全ての不義に鉄槌を)

 

血に染まり、レイナーレを恐怖させる存在。

黒い衣装に身を包み、其の双手に鈍く輝く一対の拳銃を構え、詩を謳い舞いながら命を狩る狩人。

恐ろしくも美しい、金の髪を靡かせるその人物は―――アーシアだった。

 

「聞いてない、聞いてないわ!! こ、この女は唯の回復の神器持ちのシスターじゃなかったの!?」

 

まあレイナーレが勘違いするのも無理はない。

カトリックに居た頃のアーシアを考えれば、このような状況を誰が想像出来ると言うのか?

傷付いた者を癒す事だけに全てを費やしていた、かつて『聖女』と呼ばれていた頃の彼女とは眼差しが違う。

 

「―――確かに、昔の私はそうでした。

無条件に神を信じ、言われた通りに誰かを癒すだけの人形に過ぎなかったでしょうね。

自分から行動する事も無く、与えられた現実を唯惰性に生き……その事に疑問も持たなかった。

やがて教会から追放された後も、祈っていれば必ず救われるなんて甘い考えをしてました」

 

双手の拳銃が火を噴き、アーシアに襲い掛かろうとした者達が地に伏す。

聖女と呼ばれていた頃の自信ない眼差しとは違い、今の彼女は強い意志を湛えた目をしていた。

……その眼はまるで、かつて過ごしていた東京を守る為に自らが進む決意をしたアキラの眼にも似ている。

 

「……ですがアキラさんに救われ、一緒に行動している内に理解しました。

唯祈るだけでも、唯救いを求めるだけでも、神は誰も救ってくれないと言う事を。

誰かを救いたいならば己が自分で動かなければならない、誰かを護りたいなら己が自分で護らねばならない。

苦しむ者を救うのは神でも悪魔でもない―――他でもない、私達自身だとやっと気付けましたから。

だから私は……貴女のように力無い人々を虐げる者を倒す為にこの手を穢す決意をしたんです。

それに私は既に当事者ですから、傍観者のままで護られてばかりではいられません」

 

誰かを護る為に手を穢す、それがどれ程アーシアにとって重い決意かレイナーレには理解出来まい。

しかし彼女はアキラと共に多くの国を転々としながら己の目で見て来た―――虐げられ、苦しみ、神への祈りを捧げながらも無慈悲に命を落としていく多くの人々の姿を。

きっとそれは教会に居続け、未だに人々に『聖女』と持て囃されていたとしたら見る事すらなかっただろう……祈っても願っても零れ落ちていく儚い命の灯火の重さを。

 

 

少女は己の恩人と共に戦場で死を見続けた。

救いたいと幾ら願っても、助けたいと幾ら願っても、零れ落ちる命を支える事は出来なかった。

まだ生きたかっただろう、まだ死にたくなかっただろう、未来を夢見て歩みたかっただろう―――何故死ななければならない、何故に神は救ってくれないと嘆き、涙を流した夜は数え切れない。

 

唯、誰かを癒せるのが嬉しかった。

だがそれは所詮、アーシアにとっては自己満足に過ぎなかったのだ。

貧困によって朽ちていく幼き命、大切な者を守る為に散っていく命―――神は命を平等だと言った、ならば何故に未来ある命が消えねばならない。

祈りが届けば神は必ず救ってくれる、彼女は幼い頃からそう教えられてきた……ならば祈りの届かなかった人々は死なねばならない程に罪深いのか?

 

神は万人を愛する存在であるのに序列をつける、それは本当の愛などではないし救いなどではない。

唯下界を眺めて自分を信じる者のみを救う、そんなものが救いなどではない―――神の『無償の愛』の歪さに気付いた時、アーシアの考えは変わった。

 

人を護るのは人だ、それは神などではない。

掌から零れ落ちてしまう命を救う為に彼女は祈りではなく、己の意志と行動で道を進み始めた。

アキラに請い、誰かを護れる力を欲した―――それに対しアキラも応え、かつて『聖女』と呼ばれた少女はそのか細い手に誰かを守る為に銃を握る。

 

―――救いを求める者には癒しを。

 

―――無慈悲に他を蹂躙する者には死の制裁を。

 

―――そして其の身にはアキラによって得た『神器』を超えた力を。

 

『聖母の微笑み』はアキラに宿る豊穣と再生の神の力により生まれ変わる。

『神器』と言う存在ではなく、本来の姿へと戻った“それ”はアーシアの守護神となり、少女の願いを叶えた。

 

 

「クッ……ふ、ふざけるな小娘如きが、死ねぇぇぇぇぇ!!!!!」

 

放たれる光の槍、これはレイナーレの切り札だ。

堕天した天使が持つ、光の力を形として敵を穿ち貫く一撃―――並の人間はおろか、神器持ちでも当たれば命を奪える。

事実、レイナーレはアーシアの命を奪う心算で全力で光の力を込めて投じた……普通ならば耐えられる筈も無い、そう耐えられる訳がないのだ。

 

だが―――

 

「―――私に力を!! 大切な人達を護り、不義を成す者を倒す力を―――ッ!!!」

 

アーシアの身体が光り、まるで彼女を抱くかの如く護る女性の幻影が現れる。

『聖母の微笑』の本来の姿は慈悲と親愛を尊む美しきサンタマリア(聖母マリア)……全てを慈しみ、愛する聖女。

その両手は障壁の如く―――空間を歪ませてアーシアに至るレイナーレの光の槍を防御すると四散させた。

 

「ウ、ウソ……そんな、馬鹿な事が……あッ!?」

 

瞬間、レイナーレの首が驚愕の表情をしたまま宙に舞う。

更にはそれと時を同じくして上半身と下半身まで二つに分かれる―――凄まじい速度の斬撃だ。

ハゲネの一撃により一瞬で首を切り落とされたレイナーレは灰となると、そのまま消え果る。

ある意味では斬撃の速度の速さ故に痛みを感じる事無く逝けた事は幸せと言えば幸せなのかもしれない。

 

 

●●●●●

 

 

……ハゲネはそのまま地に着地すると、アーシアの前に恭しく跪いた。

 

「……ハゲネさん、ありがとう。

でもごめんなさい―――本当は私が倒さなきゃいけなかったのに」

 

アーシアの言葉に首を横に振るハゲネ。

続くように歩いてきたジークフリートが肩を回しながら口を開く。

 

『やれやれ、無事か姫?

まあ問題ないか、あの程度の連中に傷付けられる程に君は弱くない』

 

ジークフリートの言葉に自分の身体を見回すアーシア。

黒の装束は全身中血塗れだ―――その全てがアーシアの血ではないが、知らない者が見たら確実に驚く程に返り血に塗れている。

かつての己であれば既にこれ程の血を見たらパニックになっていただろうが、今となってはそう言った感情は沸かない……誓った覚悟と決意が少女を強くしたのだ。

だが流石にアキラと会うにはこの姿は恥ずかしい……アーシアの少女らしい部分は変わらない、アキラと初めて会った頃から。

 

更にこれだけ血塗れでは肌に悪いだろう。

何処ぞの吸血姫とは違い、このまま放置していたら流石に悪臭までついてしまう。

出来る事ならば早くシャワーを浴びたい―――そう思っていたアーシアの眼に入った光景は、天に光の帯が昇っていく姿だった。

 

「……!? あれは……!?」

 

帯状の光が集まって行く先に存在するのは恐らく人の形をした何か。

やがて大量の光が吸収されるように人の形をした何かに吸い込まれ、それは天を衝く程に強大な怪物へと変わる。

それに併せるようにして駒王町から生気が失せたようにも感じた―――いや、本当に生気が失せたのだろう。

あの怪物が駒王町に存在する生きとし生ける魂を片っ端から喰らい尽したのだ。

 

アキラは無事だろう、断言出来る。

そもそもアキラ自身に何かあればアーシアの近くに居るジークフリートもハゲネも消えている筈。

アーシアの場合はアキラによって得た『ガーディアン』の力で魂を吸収される事は無かった様だ……しかしこのままアレを放置する訳にはいかないだろう。

 

―――恐らくこのまま放置したとしたら、この町は確実に“死ぬ”。

断言出来る訳ではないが、そんな予感がアーシアの脳裏には浮かんでいた。

 

「ハゲネさん、ジークフリートさん、アキラさん達と早く合流しましょう!!」

『御意―――』

『チッ……またもや面倒な事になりそうだな』

 

言葉と共に地を蹴るハゲネとジークフリート。

アーシアもそれに続くように、いつも持ち歩いていた大きなトランクを華奢な手で掴む。

トランクの中には大量の分解された銃器―――アーシアにとってガーディアンともう一つの力とも言える装備。

中に二丁拳銃を仕舞うと急いでバラバラになった銃器を組み立てる……色々な銃器がバラして入っていると言うのにアーシアは迷う事無くパズルの如くなっていた銃を組み合わせ、一丁の銃を組み上げた。

 

PzB38―――アーシアの頭身を超えるサイズの対戦車用ライフル。

相当な重量がある筈のライフルを肩に担ぐと、アーシアは地を蹴って走り出す……だが不意に立ち止まると、朽ちた教会の方を向いて十字を切る。

 

神に依存していた己からは脱却しても、昔からの癖は抜けない。

アキラと共に戦うようになり、アキラのパートナーとなった時から何度祈っただろうか。

いつもの儀式の如く、アーシアは小さく呟く。

 

「主(イエス)よ、私の犯した罪は許されざるものです。

父祖たる貴方に救いを求める資格はありません、何れはこの身は地獄の炎に焼かれる事でしょう。

ですがもし、このような穢れた身でも祈りを聞いていただけるのならば願います―――間違った道を進まざるを得なかった魂に、許しと安らぎ在らん事を」

 

再び十字を切り、アーシアはもう振り返る事無く走り出す。

光差す日常から闇へと足を踏み入れた優しきかつて“聖女”と呼ばれた少女、アーシア・アルジェント。

その手は血に塗れ、神の慈悲を否定した彼女に戻るべき場所は無いだろう。

 

しかし……彼女には、彼女を理解して共に歩む人がいる。

己の手を穢しながら救い、今でも笑って生きる事が出来るようになった人々が居る。

“教会の人形”として生きていた頃よりも余程充実していると彼女は胸を張って言える―――

 

血塗れで主に祈るシスターを、彼女を知る教会の人間が見れば嫌悪するだろう。

だが、これだけは言える……血に塗れ、見る者を恐怖させるであろう彼女の祈りの姿は、かつての教会に居た頃の聖女としての祈りよりも神々しく、美しく見えた。




皆様の暖かいご意見・ご感想を心よりお待ちしております


【今回の改変(HDD)】
アーシア……原作とは違い、敬虔なクリスチャンではなくなりました
良いじゃないですか、十字架型機関銃ぶっ放つ某巴里の天然シスター居ますし
まあ色々言いたい方も居ると思いますが、やはりメガテンやってしまうとどーもね
祈るだけでは誰も救えません、人を救うのは人であると言う皮肉を組み込みました
……うん、このアーシアとゼノヴィア&イリナのシーンは見物っすわ

アキラの相棒としての立場・能力としてはアサヒ+ノゾミさんって所ですかね

因みに彼女、神器【聖母の微笑】をガーディアンに変質させた事で銃器使用可能に
変化したのは聖母マリア、こっちはアキラのダグザよりもペルソナに近い
特殊的な能力(副次)としてアーシアはイナーシャル・キャンセラー(重量・反動無効化)を得てるので、対戦車ライフルを持ち歩いたりする事が可能
(尚、GAU-8・30mmガトリング砲『アヴェンジャー』も片手で持ち歩ける)
※)元ネタはワイルドアームズ4

彼女が発してる口上はブラックラグーンより
元ネタの人はシスターじゃなくメイドですけどね、しかもターミネーターばりの


※)PzB38(パンツァービュクセ38)
第二次世界大戦時にナチスドイツ軍が使用した対戦車用ライフル
全長161.5cm、重量16.2kg、威力は100mの距離で30mmの装甲板を貫通
元々戦車を乗組員ごと狙撃して撃ち抜くように作られた代物の為、持ち歩くのは余り想定されてない


GAU-8・30mmガトリング砲『アヴェンジャー』
A-10サンダーボルトII(アメリカ空軍初の近接航空支援兵器)に搭載可能な対戦車用バルカン、総重量2t弱(2111㎏ 銃本体281kg、システム重量1830kg)
戦闘機などに搭載して運用する代物であり、手で持って使うには物理的に無理
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。