花開院さんと博麗さんの件は終わり、やっとひと段落つけるかなとか思った矢先。それを許してくれない人物がいた。そう、清継くんだ。彼の行動は予想外すぎてぬらりひょんのぼくでもこの人はぬらりくらりしているなと思ってしまうほどである。今日は大きな山に妖怪探検に行くらしく、そのため"清十字怪奇探偵団"なるものを作ったそうだ。メンバーは清継くん、島くん、巻さん、鳥居さん、花開院さん、博麗さん、氷麗でぼくだ。親愛なるメンバーは多いに越したことはない、と清継くんは語る。
「諸君、集まったかな?今日は明日に行く山の発表だよ!なんと、その山とは……………捩眼山さ!」
「捩眼山?なんすかそこ」
「島くん、言って見ればわかるさ!まさに妖怪のスポットだってね!」
「ねー、清継。あたしらも行かなきゃダメ?」
「当然さ!巻さんもトリーさんも来なきゃ!それに宿泊施設には温泉があってね。そこの温泉は気持ちいいらしいよ」
「そ、それなら行ってもいいかな」
巻さんも鳥居さんも懐柔されてしまい、あとは博麗さんと花開院さんだけと、なってしまった。ぼくはもともと行く予定ではあったからいいんだけど、花開院さんと博麗さんはどうするのだろう。
「悪い妖怪がいたらとっちめるしかないわね」
「そうやね、悪い妖怪だったらの話やね」
と、二人は薄く不気味に笑う。こわっ!こわいよ。まったく、女の子がそんな顔していいのかな。ぼく的には駄目だと思うけど、それを言うとなんだか怒られそうで……。まあ、とにかくこれで全員いくことが確定。なんだかこんな大勢で遠くに出かけるなんて初めてだからワクワクしてきてしまった。これを周りに言うと子供扱いされそうだから決して言わないけど。
★
捩眼山に行くため、電車を使う。今は妖怪ポーカーというものをやっている。それもお菓子を賭けて。賭博でないか!と言われると子供の遊びとしか言いようがないので勘弁してほしい。さて、今回はなんのカードが出るかな。
「よし、準備はいいかい……?では!いっせーのーで!」
「あはは!清継また納豆小僧!」
「弱すぎだよ!あはははは!」
「清継くん、さすがにこれは運が……。あははは!」
「ていうか、奴良はさっきからぬらりひょんだけしか引いてないわね。どれだけ引き運がいいのかしら」
「あはは、本当だね。如何してかはわからないけど……」
本当にどうしてなんだろうね?まったく身に覚えがない。仕組んだつもりもない。しかし的確にぬらりひょんの柄を当ててしまう。これは運命力の差ではないだろうか?勝手に思ってしまった。
「さすがリクオくん……。頑張って!」
「あ、あの子。誰かな。ていうか、さっきからリクオくんを見過ぎだよ!ど、どうしよう。好きなのかな?リクオくんの事(小声)」
こうして電車内の時間はとても楽しいものとなった。でも、さっきカナちゃんが小声で何か言ってたような……?まあ、ぼくには関係ないことなのだと思う。そうゆうのに男が口出ししても違うと思うから。だから何を言ってたとしても気にしないにしよう。
「ついたよ!ここが捩眼山さ!」
「うわっ!大きいな!」
「でけーっすね!」
「「禍々しい」」
「ここが………」
捩眼山はとても大きく、そして妖気が渦巻いていた。こんなところになんの用があるのだろうか。ああ、探検だった。これから何が起こるのだろう、そういう期待感と少しの怖さが少しだけ、少しだけだが際立たせてくれる。
すいません!今回は短いですがこれは前半です!後半の方はまた後に出しますのでご了承ください。最近携帯の調子が悪くて………。こんな作品ですが、待ってくれる人のために頑張りたいと思います!
活動報告にて、オリキャラ募集です。詳しくはそちらをお願いします!