奴良リクオになりて、妖生を謳歌する。   作:村椿征

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どうもぉー!征でございます!
最近どうもご無沙汰続きでございまして、誠に申し訳なく思います。m(__)m
インターハイ予選もそろぼち近くなってきましたので、この一回の投稿で四月は終わりとなります。ご了承くださいませ。
それと、報告なのですが、Twitterを始めました。気になった方は村椿征と名前を入れて見てください。多分出ます!
注意、この回は原作とかけ離れていて、なんぞこれぇ!!となるかもしれません。
よーく気おつけてお読みください!
少ないかもしれないです。


主さん、玉章との望まぬ邂逅

僕が学校を出るときは日が暮れていて、氷麗とカナちゃんと一緒に帰路についているときだった。

奴ら妖怪は人の気持ちも考えず、突然襲ってくる自然災害のようなもので、神出鬼没などと言う四字熟語が似合う者共である。

 

「やぁ、奴良リクオくん。僕は四国八十八鬼夜行が主、玉章(たまずさ)だよ。仲良くしよう」

 

そう、四国からわざわざ望んでもいないのに来た。

此奴は何を言ってるんだ。

ーー後ろに鬼を連れて仲良くしようだなんて。

 

「何を言ってるんだ、お前」

 

「連れないことを言うもんじゃないよ?君は才能に溢れている。血を血で洗う戦いを想像したことがあるだろう?妖怪の主、ぬらりひょんの血を継ぐものなのだから」

 

やめろ、それ以上言うな。

 

「ーーーー君は自分の中に溢れる血の可能性に気づいているのか?妖怪の中でも最も強い、濃い血を」

 

本当に、収拾がつけられなくなるぞ。

 

「ーーーー君は妖怪だ。紛れもなく、ね」

 

頭の中の何かが外れる音がした。

そこからは早かった。

俺が出て来て玉章を捕まえようとした。しかし、紙一重で避けられてしまい、こう言葉を残す。

 

「君とは決着をつける日が必ず……必ず近いうちにくる。それまで楽しみに待っているよ」

 

本当に謎な男だ。

わざわざこのことを言うために俺の前まで来たのか。

カナちゃんに正体バレちゃったな。

 

「カナちゃん、俺のことどう思う?怖いだろ。いきなり変化してごめんな。あいつから守るには、()じゃなくて()が必要だったんだ」

 

「ううん、リクオくんは怖くないよ。だって、いつも救ってくれてたの、わかるもん。私に意地悪して、妖怪の世界から抜けて欲しかったんだよね?わかるよ、なんとなく。

リクオくんはいつまでたってもいいリクオくんだから!」

 

そう言ってもらえて、初めて救われたような気がした。そして、初めて言ってもらえたことで、目頭が熱くなってきてしまったみたいだ。

初めてとは大切な経験であり、心に残る暖かいものであると、改めて自覚した。

カナちゃんと別れを告げ、奴良組本家に戻って態勢を立て直す。

 

 

 

 

 

 

奴良組本家ではある悲報が伝えられる。

 

「リクオ様!浮世絵町の各地で妖怪が暴れ回っているとの情報が入りました!また新たな情報が出ましたらお伝えします!」

 

彼奴らか、彼奴らがやったのか。

よくもまあ、こんな堂々と……。

犬夜叉達は安静な状態ではあるが、それ以外の、奴良組のシマに問題があった。

奴良組の土地神に攻撃して信仰を奪っているのだ。

 

「いますぐに反撃に出るぞ。土地神のところへ回って、四国の奴らに目に物を見せてやるぞ。妖怪は畏れを抱かせるもんだ!俺らが畏れて何が妖怪だ!ーーーー行くぞ、奴良組出撃だ」

 

こうして、水面下の戦いではなく、表面での戦いになっていく。

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