奴良リクオになりて、妖生を謳歌する。   作:村椿征

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これからは少し長めで本文書きたいと思います。
学校だるたんですな。


原作前。修行中のリクオさん
三年の月日が流れ、いろいろなことをする


まずは1年めからご紹介していこう。女中、護衛役の確認。

雪女 氷麗

破戒僧 黒田坊

青田坊

首無

毛女郎

お目付役

黒羽丸

ささ美

トサカ丸

牛頭丸

馬頭丸

牛鬼

まぁ、こんなところか。そして僕には幼馴染がいて、名前を日暮桂花 という。まだ僕らは声を出し始めたばかりで意思疎通がままならない。ああ、早く修行したいところだ。

 

 

二年め飛ばして三年目。二年目の見どころ、というか語りどころはないに等しい。三年目。やっと意思疎通ができる時期。 桂花とはおもちゃで遊ぶ仲だ。そして夕方ぐらいになると僕は犬夜叉と修行していた。……………………。

「"風の傷"!!」

「きょうかすいげつ!」

犬夜叉の技を間一髪のところでかわしきり、ずらしきり。心を落ち着かせて、ぬらりくらり。まだまだ攻撃は続く。死にはしないだろうが当たったらまず間違いなく致命傷になること間違いなしな攻撃がパーティに並ぶ食事のようにずらずらと。くる、くる、くる。なんどもずらし、なんどもよけて。

次はこちらの番と言おうとしている僕の手にある刀が震える。反撃したいか?なるようなるさ。

「めいきょうしすい、さくらふぶきのはなみざけ……」

 

いちテンポおくれ、

 

「"爆龍波"!」

いきなり強い風が来たかと思うと、僕の攻撃を巻き込み、それを力に変えてさらに強い風となってこちらに帰ってきた。ああ、今日はこれで終わりか。物足りないも、満足感だけは立派にあるから困ったものだと僕は思う。

あたり、裂け、意識が薄れる。白と黒の世界がーーーーー反転した。

ドクン、と。強く脈打つ。何度もなんども。ドクンっ!ドクンっ!ドクンっ!血が滾る。ぼくの、この俺の血が。大妖怪、ぬらりひょんの血が!

「なんだ?……まさか、変化?早くないか、変化するの」

犬夜叉は何かを言っているようだが、ぼくには関係ない。

今は俺が暴れたい気分なんだ。暴れさせろ!戦わせろ!本能が騒ぐ。とにかく騒ぐ。そうだ、俺はもっと強くなりたい。勝ちたいし、敗北を味わいたくない。まだだ、もっとだ!

 

「いくぞ、犬夜叉。ここからが本当の戦いだ」

「ああ、いいぜ。相手してやるよ!」

 

二人が言ったと同時に剣戟が始まる。激しい剣の重ね合い。犬夜叉の妖刀は重く、一発一発が鉄の塊のようだ。だがそれに負けないように、父に貸してもらった祢々切丸を振るう。塊を砕き壊すかのように。冷静に、的確に、鋭い刃をいれる。何分経った?いや何時間経った?俺にはとても長い時間剣を交わしていたような感覚にとらわれる。

 

「いくぜ!、"風の舞"!」

暴風が吹き荒れている。犬夜叉の中心に集まって、そしてものすごいスピードで風の刃が飛んでくる。これを防ぐには新しい技しかない。三年間懐にしまいこんでいた、考え抜いた"業"。

 

「明鏡止水、千本桜」

 

千本の剣戟、とまではいかないがそれに比する数の剣戟を一瞬にして叩き出す。その剣戟で風の舞の中心を狙う。これでもかというくらいに。何度もなんども、なんども狙う。しつこく、粘り強く。

ミシッと舞が音を出して破れた。その瞬間を狙い千本桜をかます。これでもくらえ!元は弱者だった、人間で、脆い存在だった。俺の本気を!とどけ!!とどけぇぇぇぇえ!

 

「うぉぉぉぉおおおおおおおお!!!!」

 

気がついたら声を出していた。口に出して。なんの恥ずかしげもなく。清々しい気分だ。だが、犬夜叉の方が一枚も二枚も上手。

簡単にいなされて負けた。負けたというのに気持ちがいい。どうしてだろうか。ぼくにはわからない。

 

 

 

知っている天井。おじいちゃん、ぬらりひょんと桂花。それに氷麗も居る。まぁ、あんだけ盛大に負ければそれも当然か。この思考をすぐに切ると、彼女らに向き替える。

 

「お怪我はありませんか?リクオ様。ほんとにけがはないですか?」

相変わらず心配性な氷麗。だからぼくはこういう。

「大丈夫だよ!全然痛くないから!!」

と、いうと安心したような気がする。しかしそこで行く手を阻む桂花。ぼくに近づいて話をしようかとすると口を開けようとした瞬間痛むぼくの怪我の部分を押したではありませんか!うむ、これは、

 

「いたっ!いたいよっ!やめてくれ、桂花!」

これを聞いた瞬間の桂花の表情。思ったとうりと言わんばかりの慈しみの顔。うん、氷麗にも桂花にも当然ばれてましたね。

 

「にひひひ。やっぱりね。りっくんはかくしかたがへただなぁ。

「くそぅ。ここはおとこにはなもたせてよー!」

「わははははは!リクオ、奴良組の女はつえぇやつが多いぜ?威勢がいいつーか、なんつーか。」

「総大将?その言葉は聞き捨てなりませんね。誰もが誰もつよいわけではないですよ。現に私はか弱いですし……。」

えぇ、氷麗がか弱い?そんなわけないだろう。たぶん天真爛漫という言葉が似合うのは奴良組で彼女ぐらいだろう。そんな目線を向けると、気づかれたのか、

「リクオ様?どうやら夕餉は間に合っているようですね。運ばなくても?」

それはやめていただきたい。noと答えられる日本人、日本妖怪になろう。勘弁して欲しいと話したら、すぐに許してもらえた。

さすが氷麗。可愛いし心も広くて結婚するなら氷麗がいいなと思ってしまった。

 

 

「おい、リクオ。今日は客人が来る。大人しく待っていてくれ。つっても古い友人だから、まぁなんかしても許してくれるだろうさ」

と、父が言ってきた。ふむ、友人が来るのか。では犬夜叉と一緒に遊ぼうということで、父さんにその旨を伝えた。そして、わかった!と言われ、ぼくは犬夜叉のところに行く。

 

「ねぇ、犬夜叉。父さんの古い友人、って誰だろう。とてもきになるんだよなぁ」

「詳しいことはわかんねぇけど、花妖怪の友人やスキマ妖怪。他に亡霊なんかも知り合いにいるらしいぞ。ていうか、今日はその古い友人が一気に集合だからたぶんそのせいだろうな」

ふーんと思いながら聞いていてふと思った。スキマ?ああ、花妖怪?

え?亡霊?それは、あの作品を彷彿とさせる、うん。

一言言おう"イレギュラー強さはんぱねぇ"と。

悟ってしまった自分の間の良さもやばいが、本当に父さんの友人関係には脱帽せざるをえない。すごいね。

ふと、耳を澄ませると、何やら賑やかな喧騒が聞こえてくる。

父の声が混じっていて一回聞いただけでわかってしまう。犬夜叉にありがとうと告げ、障子に隙間が空いていたのでそこから覗く。

 

「あらぁ?可愛い子ねぇ。鯉半の子供とは思えないわぁ」

「本当だな。クリクリしている」

「あら、幽香がそんなこと言うなんて、幽々子は予想どうりだけど。ねぇ、その皮剥いでみて?」

「ぶち殺されたいか?このクソババァ」

「あゝ?テメェもじゃ!ボケェ!」

「うふふ、紫、しゃべり方が崩れてるわよぉ〜」

 

覗いた瞬間ばれてしまった。これは反省。まだまだ隠遁が使いきれてないからか?そんなことを思いつつ、この三人はとんでもない妖気と実力を兼ね備えてるとわかった。この人たちと修行すれば……、よし。そうと決まれば早速言うしかないだろう。それを心に秘め、向きなおる。…………なんていおうかなぁ!

 

 

 

 




早い投稿ですね。自分で亀投稿とか言ってたくせにね。来週から期末テストなので投稿できないかもしれません。かも、なので多分隙をついて書くと思います。
補足を入れておきますと、ぬらりひょんは若々しい姿のままで、まだ父は生きていて、珱姫も居ます。ちなみに設定としましては、珱姫はぬらりひょんといるうちに妖怪化し、結構長く生きているという。
これはご都合主義も追加の方向ですね。
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