奴良リクオになりて、妖生を謳歌する。   作:村椿征

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村椿叡です!亀投稿とか言っておいてこいつなんなんだとか思ってますよね?
自分でもそう思ってます。←ただのバカですね。期末近いのにね!
まぁ、生暖かい目で見ただけると幸いです。


父の旧友……、何で大妖怪なの?

さぁ、ぼくはどうする?この人達にどうやって修行見てもらおうか?全然思い浮かばないのだが。しかし、ぼくは修行付けてもらいたい。シュゥゥウ、と音を立てた。途端言葉が口から漏れてきた。

 

「お願いします。ぼくに、俺に!修行をつけてください!」

 

 

プライドなんか捨てる。この人達は俺より強い。だったらちっぽけな心はいらない。修行してもらう、その一心だ。

 

「私はいいぞ。少し厳しめだがな」

「幽香はなんかリクオくんを潰しそうで怖いわ。私もいいわよ。式神を連れてきてね」

「私もいいわよぉ〜。妖忌や妖夢を呼んでねぇ〜」

 

やった、やってやった。やったぞ。俺はやった。そう思った瞬間込み上げてくる。ありがたさ、嬉しさ。

 

「ありがとうございます!本当にありがとうございます!」

 

最高の気分だった。本当に何も言えない。

 

「リクオ、やるからにゃ頑張れよ」

「ああ、親父。やるよ、俺。」

 

そして一夜が明けていく。

 

 

よし、朝から修行でそ。……噛んだわけじゃないよ?

でも、初顔がいる。それは俺と同じような年の子で女の子だった。ええ?すごく可愛いんだが、可愛いんだが!敵意むき出しなんですが?現在睨まれています。

 

「初めましてだよね、奴良リクオです。よろしくお願いします。魂魄妖忌さん。妖夢さん」

「うむ、よろしく頼むぞ。リクオ」

「………よろしく」

 

ううん、嫌悪だぞー。やべ、怖えな。だが仮にも三代目候補。こんなことで怖気付いてはいけない。それを抑えてぼくは行くんだ。

 

 

 

 

妖忌さんとまずは打ち込み。木刀ではなく、真剣で。当たれば傷はつくが、そこは妖怪。しかもぼくはおばあちゃんの血を少しだけだがおおめに継いでいるらしい。剣戟が飛び交う。時々妖夢さんも混じって打ちあう。だが、なぜだろう。妖夢さんの剣には殺気がこもっている。だがその分避けやすい。

 

「第一打ち込み終了!3分休憩!」

「「はい!」」

 

一時間の打ち込みが終わり、3分の休憩が入る。その3分で感覚をつかなければならない。反省して、構え方を確認。刃の入れ方も細かく見ていく。

 

「休憩終わり!第二、開始!」

「「はい!!」」

 

まだ打ち込みは続く。

 

 

 

 

第五打ち込みが終わった時、すでにもう昼餉どきだった。育ち盛りの空きっ腹にはどんな飯でも腹に入る。氷麗が心配そうな目でこちらを見てきたので満面の笑みを浮かべた。そしたら氷麗の顔が赤くなった。なぜだろう?まぁ、今日は暑いしな。と勝手に納得。さてと、昼餉昼餉。

 

「いただきます……、と」

 

一人で飯を食う。これも修行のうち。いつ襲われてもいいように常に気配察知を怠らない。…………………飛んでくる。叩き落とす。

二本も来た。片方は妖忌さん、もう片方は……妖夢さんか。

昼餉も食べ終わり、ごちそうさまというと息を吸い、ありがとうございました!と高い声で言う。次は幽香さんとの修行。とても楽しみだ。

 

 

昼餉も食い終わり、さてと修行と思った瞬間いきなりパンチが飛んできた。それを"ずらす"。

 

「なかなかやるじゃないか。最初に避けられたのはお前で初めてだ」

 

となかなかシビアなお褒めの言葉をいただき、コクンと頷くことにする。

 

「よし、追加攻撃だ。今回は剣は使うな。畏れだげで逃げてみろ。当たったら無事じゃ済まないと思え」

「はい!」

 

正直言って拷問なんじゃないかとぼくは思う。

 

 

しばらく経ち、畏れのコツがつかめてきた!気がする。あくまでも気がするなので全く当てにならないが。しかもみんな縁側で僕らの修行見てるし。でも今は"ずらし"続ける。とにかく、"ずれてやる"。

そうしてやっていたら、いつしか幽香さんの攻撃が怖くなくなった。畏れなくなった。そしてぼくはある逃げる方法をとる。カウンターだ。攻撃された瞬間人間じゃ反応できない速度で浴びせる。まぁ、幽香さんには防がれ、もう一回カウンター入れられる。これが本気でないんだからすごい。

 

「よし、休憩だ。次は剣持ち。私も武器を持つことにしよう」

 

えっ?何だって?とんでもない言葉が出たかと思うと、休憩時間まで体力保存しておけということなのだろう、飲み物があった。ありがたくもらっておくことにする。

 

 

それから武器持ちで殺りあった。本当に本気で。まだ戦いは続いている。激しい剣の雨。音、火花。どれを取っても最高の響き。バトルジャンキーだな、ぼくは。

 

「ウルルルルルルああああ!」

 

ぼくが吼え、

 

「ははははははははははははははははは!!!!」

 

幽香さんが笑い、

 

「「はははははははは!!」

 

まさに地獄絵図と化してきている。庭は壊れていない。そこにも気遣い、一進一退の攻防をしている。命の掛け合いをこれほど楽しいと思ったことはない。だが、ここが俺の生きているところ、存在を示せる場所でもある。一番上に立つものは一番しっかりしてなければならなない。じいちゃんや父さんなんかも強いし、しっかりしている。時々スチャラカだが。まぁ、その思考を切り捨て、今はこっちだとさらに集中する。考え事してたら負けた、など呵々大笑ものである。いらない思考を一切まっさらにし、勝つために考える。闘いながら。矛盾しているかもしれないがどんな妖にも隙はある。そこを突く。

だが、なかなか見せてくれない。どうしたとことか。いや、わかっている。そんなことはわかりきっていた。そのわかりきっていた中で見つけなければならない。何かないか、なにか。この戦局を一気に変える、超宇宙級な思考。うん?あ、………分かったかもしれない。これだ!!そう思い、その途端に体が実行に移していた。

 

 

いきなり攻撃をやめたかと思うと、ぼくが一撃をかます

 

「明鏡止水、紅」

 

俺が編み出した突き攻撃。この名前の由縁は動く速度が速すぎて剣の先っぽが紅色になることから付けたのだ。

いきなりのことだったのか、狙いどうり幽香さんの動きを崩せた。

一気に推して参る。そして剣をいくばくも振るってきた俺の体に悲鳴が入る。しかしそれも気にせず。幽香さんに目掛けて振るう。

しかし避けられ、幽香さんの傘の先端が光ったかと思うと、

 

「花映 マスタースパーク」

 

妖力砲を放たれ、俺は意識を失った。

 

 

 

 

もう長いこと意識を失っていたと思う。思うだけであって本当は違うかもしれないが。それぐらいに長く目が開けられず。やっと目が開いた。ーーーーー黒い背景。真ん中に大きな桜。光っている乱れ桜。今ぼくがいるところは酒のような匂いがする水のような何か。

人がいる?妖だ、あれは。しかもその妖、あれはぼくだ。

 

「よぉ、昼」

 

そう言われたら、なぜか返す言葉がするりと口から出てくる。

 

「やぁ、夜」

 

これが僕ら半妖に満たない妖怪の初めての出会いであった。奇妙な感覚だ。自分自身にあっても発狂しないし、驚きもしない。まるでそうであるかのような、それが正しいことである。と、断言されてる気持ちになる。

 

「ねぇ、夜。ぼくは死んだの?」

「いや、死んじゃいねぇさ。何たって俺の体だからな」

「それもそうか」

 

納得してしまった。こりゃ一本取られたね。あ、意識が薄れてくる。

お別れみたいだ。いや、常に心の中にいるけども。

 

「じゃあね、夜。また来るよ」

「ああ、またな。待っててやるよ」

「うん!」

 

こうして夜に別れを告げ、昼が動き出す。

目を開けたらとても眩しく、何人かが見える。帰ってきたのだ。精神世界から、現実に。

 

 




どうだったでしょうか。誤字脱字などがございましたらご報告お願いします。期末テスト前なので本当に一週間できないかもです。亀投稿のタグ消そうかな?見ていただきありがとうございました!
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