厨二病は原作に流されたい   作:stupid

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申し訳ないです遅れましたッッ!!
途中まで書いたところで、このキャラ難しすぎるだろ…ってなりまして、多少わかりにくくなってしまった感じもありますが、別の目線で書きました。
兎先生辛すぎるだろ…

主人公のキャラ、安定してないように見えますけどそういうキャラなんですすみませんw


7話: 気が付けば異世界人?

あれ?あーっと、えーっと、どこかで確かに見たんだが……ものすごく記憶に引っかかる女子が前の道を歩いている。

 

取り敢えず特徴を羅列してみよう。

まずは服。一言で言えば青と白と黒で構成された肩口と手首の部分にフリルの付いた、ものすごく地味なメイド服とでも形容できるような服。だがしかし、俺の記憶がアレを制服だと言っている。確かに言われてみれば制服に見えなくもない。

 

次は胸だ。俺自身下ネタは好きではないが、多分あの胸には男女問わず目が行くだろう。

一言で言えば、でかい。胸を強調しているかのようなあの制服(仮)のせいもあるだろうが、多々音よりでかいのではないだろうか?と思わせるサイズ……

 

えっ?えっ、ちょっと待ってくれ、全く思考が追いつかないぞ?

 

思い出した!あれはアブソリュート・デュオの穂高(ほたか)みやびだ!

 

「なんで穂高みやびがここに…ここってソウルイーターの世界じゃなかったのか?」

 

ブツブツと独り言を言う事で思考を整理して落ち着こうとする。

そう、ここはソウルイーターの世界。決してアブソリュート・デュオの世界ではない!

 

そして俺はこう結論を出す。

 

「デスバックスで何時ものようにバイトしていたら幻覚を見ていた件について……」

 

見間違えという発想はなぜかなかった。

 

そう、俺は予定通り入学した日、つまり多々音が倒れた日の次の日からデスバックスカフェでバイトをしている。念願の武器も買えたし、既にバイトをする理由は無いのだが、逆に辞める理由も無い。という事で未だにバイトを続けている。

 

刈命(かいり)くん、ぼーっとしてないで注文とってきて」

「あっ、はい」

 

結局俺は穂高みやびを幻覚として処理することは許されなかったようだ。

穂高さんご来店です〜

 

そして現在店員は俺しかいない、つまり接客をするのも俺なのだ。

 

俺氏、相当パニクっております、が。しかしやらねばならぬ。店員にもやらねばならぬ時がある。

 

「ご注文は?」

 

脳内で少しふざけたら落ち着いてきた。そうだ、これはある意味でチャンスだ。

なぜコイツがここにいるのか?それを聞き出せれば何かが大きく動くッ……気がする。

 

「えっ、えっと、ミルクをお願いします……」

 

「ミルクだけでよろしいですか?」

 

「はっ、はいっ」

 

ふぅ、挙動不審にならずに済んで良かった……

えっ?敬語になってた?いやいや、俺にだって場を弁えるくらいはするって。

 

「刈命くん」

 

「はい、なんでしょう?」

 

これ、俺が気付いてないだけで挙動不審になってたパターン?

 

「そろそろ閉店時間だから、ミルクをお出ししたら帰ってもいいよ」

 

あれ?後片付けは…….?

 

「あの子、知ってるんでしょ?」

 

あっ、ああ……気を効かせてくれたパターン……いや、まあ確かに知ってるけども。向こうは知らないんだよね。うわ、なんかストーカーっぽい?

 

「ああ……ありがとうございます。お言葉に甘えさせていただきます」

 

■■■■

 

店を出て、俺は今穂高みやび(仮)を尾行している。今の所気付かれた気配はない。

 

ミルクを出して、着替えている間に色々と考えた。もしあれが穂高みやびの場合、メタ的な目線から見ると3つの可能性がある。

 

その1。この世界の死武専にはアブソリュート・デュオ(長いので今後はデュオ)の面子も入学している。

 

その2。この世界には、デュオサイドという別勢力が存在する。

 

その3。これの可能性は限りなくゼロに近いが、彼女もまた、俺と同じ異世界人である、という可能性だ。

 

その1とその2はそれなりの説得力があると思う。少なくとも俺が元の世界にいた時、ssを書くなら間違いなくそうしているからだ。

 

そしてその3、かなりふざけて考えた可能性だけどこれもあながち捨て辛い。俺という実例がある以上、あり得ない話ではないからだ。アイツ側には転生ものにありがちな、チート能力が与えられている可能性もある。

 

それはそうと何故尾行しているのか?何故カフェで話しかけなかったか?

それは簡単、「会った回数」を2回目にするためだ。

人間誰しも、初対面で話しかけられたら困惑するし警戒する。けれど、既に見た事のある人ならどうなるか?今回の場合、「あっ、カフェに居た人……」となって、こちらの態度次第では友好的に受け入れてもらえる可能性が出てくる。

 

けれど、現実はそう上手くはいかないッッ……

俺はコミュ症だったのだッッ!接客業ずっとやってたから忘れてたよ!今思えば入学の日誰とも会話しなかったやん!

 

ああああああ……きっかけさえあれば…話しかけやすい感じ、どんな感じかわからんけどそんなのあれば……!

 

っとここで御都合主義ですね?気が付いたらここは公園、しかも相手はベンチに座って項垂れてる。これなら声かけたって自然!

 

 

「えーと、どうしたんでしゅか?」

 

「えっ?」

 

うわぁ……超定番な噛み方したよ……なんというか噛んだことよりも、ものすごくテンプレに当てはまっちゃってる事にショック受けるレベルだよ……

 

「えと、さっきカフェで……」

 

「あ、あのカフェの……」

 

ここで会話を切っちゃいけない、と今まで数多のssを読んできた俺の勘が叫ぶ!

 

「それで、偶然今見かけて困ってるように見えたから声をかけさせてもらったのだけど……」

 

「あ……あの、道に迷っちゃって……」

 

よし、繋がった!

 

「ふむ、道に迷った、ですか〜……俺も一週間前に来たばっかりなんだよね……」

 

話す事がないなら独り言で埋める!独り言なら最早癖と言っても過言ではない!

 

「そうだ!地図のある場所を知ってるから案内しましょうか?」

 

このデスシティー、迷いやすいだけあって案内板も多くある。

 

「じゃ、じゃあお願いします」

 

まあ?色々聞きたいし案内するのは少し遠めのやつだけどね!




うん、主人公が自覚してる通りかなりの御都合主義です。
というか無理矢理感が凄い。

ということでみやびさん(?)登場回でした!

もし読んでくださった方、是非ご意見を…お願いしますっ!
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