上条「スキルアウトだ…」   作:kita1751

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無能力者編


無能力者編

とある学園都市内のインターネット掲示板

学園都市には多くの独立した専用の掲示板があるが

このスレッドはどうやら能力者専用らしい

 

 

 

 

22 :以下、名無しにかわりまして能力者がお送りします:ID:???

 

スキルアウト(笑)とかマジいる価値無いよな 百害あって一利無し

 

さっきもビックスパイダーって基地外チーム捕まったらしいぜ

 

25 :以下、名無しにかわりまして能力者がお送りします:ID:???

 

>>22

 

ビックスパイダーって能力者狩りやっていた奴ら?

 

33 :以下、名無しにかわりまして能力者がお送りします: ID:???

>>25

スキルアウトなめんなよww俺女襲おうとしたけど大柄のコピー用紙吐き出したような口調の男にぼこされたぞww

 

 

54 :以下、名無しにかわりまして能力者がお送りします:ID:???

>>33

てめーが弱いだけだろww低能力者乙ww

 

106 :以上、名無しにかわりまして能力者がお送りしました:ID:???

 

でもさースキルアウトっていうより無能力者も要らないんじゃねーの?

 

無能共を絶てよ

 

177 :以下、名無しにかわりまして能力者がお送りしますID:???

 

学園都市は超能力者の物

 

なぜ無能力者がいるの?

 

 

 

198 :以下、名無しにかわりまして能力者がお送りしますID:???

 

 

無能力者のせいで俺ら安心に生活できね

 

303 :以下、名無しにかわりまして能力者がお送りします: ID:???

 

 

狩りしようぜ!俺ら能力者は学園都市の重要な財産だからそんな重い罪にならないぞ

 

 

315 :以下、名無しにかわりまして能力者がお送りします:2009/11/25(水) 02:02:27.81 ID:???

 

>>303

ソース

 

328 :以下、名無しにかわりまして能力者がお送りします: ID:???

>>315

 

常盤台の第三位って知っている?あいつ無能力者に電撃翌浴びせまくっているけど

一回も補導された事無いぜww

 

 

338 :以下、名無しにかわりまして能力者がお送りします:ID:???

 

レベル5様がやってなら俺らもごみ掃除しようぜ

 

 

スレッドはどんどん伸びて、無能力者の襲撃結果や警備員の情報が書き込まれ・・・・・・

運命のスレが投稿される。

 

 

738 :以下、名無しにかわりまして能力者がお送りします:ID:???

 

バカ校発見。生徒はみんな無能力者揃い。

こういう学校があるから治安が悪くなる。

 

悪の権化に鉄槌を。

 

ゴミ掃除の参加者求む

 

 

 

 

 

「いてぇ~」

 

「しぬわ……マジ」

 

上条「最近やけに傷だらけのやつが多いな」

 

上条が寝床としている廃ビルは姉御のグループのスキルアウトが主に使っている。

 

姉御のグループは駒場のグループと違い犯罪を主としない。

普通に学校に通っている者もいる。

しかし、規模としては学区内トップクラスを誇る。

 

この姉御のグループが運営しているのは莫大な傘下の数である。

一説には1万人以上いるとかいないとか言われている。その中にはスキルアウトに縁もなく真面目に学校に通う奴だっている。

その傘下人数からの上納金で姉御のグループは運営され武力を維持されているのだ。

 

上条はその事に苦言を呈した事がある。

上条「弱い奴からカツアゲとか、てめーらはいつから俺の一番嫌いな連中になったんだ?」

 

雑魚「でも上条さん、そいつらが俺らの名前使うことで能力者のいじめが無くなったって例もありますぜ」

 

雑魚「一長一短っすよ、もちろんたまに暴力で脅しますけど、それは弱い奴が勝手に姉御の名前を出されて、こっちに牙が向く事だってあるんすから、その時の報復処置ですよ」

 

上条「……」

 

そう言われたなら強く言えないのが上条の立ち位置である。

 

 

そいつらが随分と怪我人が増えていた。

スキルアウトは保険料が効かないためまともに医者に見せるどころか、薬すら買えないやつもいる。

 

姉御「能力者との喧嘩だってさ、急に喧嘩吹っかけられたらしいよ」

 

上条「姉御」

 

姉御「なんでかね?こっちが売る事があっても、あっちから売る事なんて珍しいな」

 

上条「…………」

 

上条は前日のビックスパイダーの件でやはり黒妻の言ったっことがひっかかった。

 

上条「俺、ちょっと見てきます」

 

姉御「あっ!上条!」

 

 

 

~~街~~

 

街は静かだった、上条はあの喧嘩から一週間は街に出なかった。

だからこんなに活気が無い街の異変を始めて見た。

 

上条「何でこんな人が居ないんだ…?」

 

そう呟くと、その時に何か発射されたような音がした。

上条は後ろに振り向き即座に右手で、それを消した。

 

後ろを見ると能力者とみえる学生が上条に立ちはだかった。

 

能力者A「お前、スキルアウトだろ」

 

如何にも頭の良さそうな高学歴の制服を着た男が話しかけきた。

 

上条「だったら?」

 

能力者A「消えろよ、ゴミ」

 

学生は体を発光させると、光で上条包んだ。

 

上条は右手で光を消して

光を消した事を驚いている間にその能力者の顔面にストレートパンチを浴びせた。

 

能力者A「グボッ」

 

学生の鼻が潰れて血が出てくる。

 

そして、学生が勢い良くアスファルトにぶつかった。

能力者A「」

 

上条「なんなんだ?急に?」

 

そういうと今度は路地裏から少女の悲鳴が聞こえた。

 

上条「ん?悲鳴?」

 

上条は悲鳴のした路地裏の方へ向かった。

 

すると頭に白い花の髪留めつけた長い黒髪少女が、体格のいい男に押し倒されていた。

 

???「いやっ!離して!」

 

少女は既に顔が数発腫れて、涙を流していた。

男「へへへ、気持ちいい事しようぜ」

 

上条は有無を言わず、押し倒している男の顔めがけて力をこめて蹴った

 

男「ぶぎっ!!」

 

男はグルンっと、一回転するほど大きく回った。

 

上条は黒髪の少女の近くに行き、肩を抱えた。

 

上条「大丈夫か?」

 

???「え?っ…はいっ!」

 

男「チッ…なんだお前……俺はレベル4の大能力者なんだぞ、生意気なチンピラだなぁ~」

 

上条「女に乱暴しちゃいけないって、習わなかったのか?」

 

男「うるせぇ!俺様とヤって頭を良くしてやろうとしてんだよ!役立たず共が!」

 

男は手から高温の火を出した。

 

しかし、上条の右手「幻想殺し」には通用しない、

 

男「なっ!!」

 

???(この人…すごい…)

 

男と少女が驚いてるうちに上条は思っきり地面を蹴りった。男が瞬きする間に、上条の拳が男の右頬に辿り着ていた。

 

上条は場所を移した、

騒ぎがあって警備員が来たら大変だったし、助けた少女と話がしたかったのである。

 

ガタッ

 

上条「ハイ、やしの実サイダー」

 

???「ありがとうございます」

 

少女は勢いよくジュースを飲み干した。

 

???「あのー、さっきは本当にありがとうございます」

 

???「私、佐天涙子って言います」

 

上条「いいよ…別に……」

 

上条「俺は上条当麻って言うんだ、佐天ちゃん。」

 

上条「一応、スキルアウトなんだけどさぁ」

 

佐天「す、スキルアウト……」

 

佐天はスキルアウトと聞いて、身構えた。この学園都市で犯罪行為を行う不埒者。誰もが眉をひそめる。

 

上条「ま、スキルアウトって言っても色々いるから、俺みたいに大人達に無理矢理スキルアウト落とされた奴もいるから」

 

佐天「え?」

 

上条「ちょっと聞きたい事あるんだけど」

 

上条「さっきの奴らって何?」

 

佐天「あれは無能力者狩りですよ…」

 

 

『無能力者狩り 』

 

それはビックスパイダーの事件が発端となり、今までにスキルアウトに対しての苛立ちが

爆発したものであった。

しかも狩りを行っている能力者の大部分はレベル1~3の人間達、体を鍛えているスキルアウトではなく無能力者に狙いを絞った。

 

彼らは単に人を傷つけたかったのだ。学校や部活、生活のストレスのはけ口を無能力者に向けた。

無抵抗の暴力ほど楽しい物は無い。

 

徒党を組み無能力者に対するリンチや、無能力者の多くいる商店や店舗、住居への放火。

また無能力者が能力者の女性に声かけたら、凄まじいリンチが行われるが、能力者が無能力者女性への婦女暴行はゲームのように多くの女生徒が狙われた。

 

すでに何人かの無能力者が死んでいるが……その事実は発表される事は無い。

彼らが学園都市の財産なのだから

 

佐天「私達の学校でも何人か襲われています、中にはナイフを目に刺されて失明した人も……」

 

上条は聞いて青ざめた。

 

上条(そんな…事って…)

 

上条(スキルアウトが襲われるならまだしも、何も罪の無い普通の無能力者を襲っている?)

 

上条(狂ってる……)

 

上条は自分があのビックスパイダーを放置した事を後悔した。

 

佐天「あの…?」

 

上条は佐天の声も聞こえてないで酷く落ち込んだ…。

 

そんな時上条達の方へ【電撃】が襲ってきた。

 

 

 

上条は電撃に気づき、右手を突き刺し、消した。

 

???「佐天さんから離れなさいッ!!」

 

上条「お前…あの時の…?」

 

電撃で攻撃してきたのは、前にも上条を攻撃してきた中学生ぐらいの少女だ。

 

上条はあの時は暗くてよく見えなかったが中々可愛い女の子と思った。

 

???「あんた!あの時のスキルアウトよね、また奇妙な右手を使って大人しく捕まりなさい」

 

上条「俺が何したっていうんだよ」

 

???「叩けば、埃が出るスキルアウトが……偉そうな口きくな!」

 

佐天「御坂さんっ!その人は違うんです!!!!」

 

上条(ミサカ……?常盤台の第三位がそんな名前だったような…)

 

御坂「佐天さん!怖くて動揺しているのね、大人しくしてて、今助けるから!」

 

御坂「さあ、レベル5の御坂美琴を怒らせた罪は重いわよ~」

 

上条(やっぱり)

 

御坂「だいたい無能力者の癖に私の電撃が効か無いってどういう事なのよ!」

 

佐天(え…?)

 

上条(うわ…こいつ…佐天ちゃんと友達じゃねーのかよ…最初の電撃も俺だけじゃなく佐天ちゃんにも当たりそうだったし…)

 

ビリッ!

 

御坂は電撃を放ってきた。

 

だが、上条は電撃を打ち消しながら御坂に近づいていく。

 

御坂「えっ!」

 

そして、そのまま御坂の腕を掴み、投げ飛ばした。

 

御坂は背中から街の地面に叩きつけられる。

 

御坂「……っ!!」

 

上条はそのまま走って逃げた。

 

 

 

御坂「あっ!ちょっと待ちなさい!」

 

 

御坂はもう一度電撃を放つが上条の足の速さには届かなかった。

 

御坂「痛っ~!何なのよあいつ。女の子を投げ飛ばすなんてサイテー」

 

佐天「あの~御坂さん…さっきの人は…」

 

御坂「あ~黒子に負けちゃうじゃない」

 

佐天「えっ……」

 

御坂「あっ?居たの?佐天さん」

 

佐天「えっ…はい!あの白井さんに負けるって…」

 

御坂「ああ…それね…黒子とゲームしてるの何人のスキルアウト、倒せるかって」

 

佐天「ゲーム…」

 

御坂「そうそう、今常盤台で流行っている遊びなんだけど、私みたいな高レベルの能力者は捕まらないし

黒子の手伝いしているのよ」

 

御坂「元々は常盤台の婚后さんって人が、ビックスパイダーってクズ共に襲われた復讐なんだけど

みんなやっきになっちゃって」

 

御坂「私の電流食らって下半身麻痺させて一生車椅子生活させてやるのよ」

 

御坂「それで黒子とどっちがスキルアウト捕まえるか勝負しているのよ!クレープ賭けて!」

 

佐天「…………」

 

御坂「んじゃ!そろそろ行くね、佐天さんも家で大人しくしといた方がいいわよ!」

 

御坂「間違って誤射しちゃうかもしれないから、ハハハハハ」

 

そう言い終わると佐天に背中を向けまたスキルアウトを探していった。

 

佐天「………」

 

 

 

 

佐天「私がなりたかった能力者って…こんなんだったのかな?…」

 

 

 

佐天(スキルアウトの上条さんの方が全然いい人そうだけどな…)

 

 

 

後日_。

上条は駒場と連絡を取った。

互いのスキルアウトメンバーの被害状況を確認するためだ。

 

上条がタバコを吹かし、街中で待っていると

急に自分に影が重なる。

 

上条「久しぶりですね、駒場さん」

 

駒場「……ああ、お前も元気そうだな…」

2m以上ある男の影に上条はすっぽり入ったのだ。

 

二人はスキルアウトにしては、互いに情が厚く、似たような所もあり初対面から気が合った。 互いに抗争に出たりしたこともある。

 

駒場「……そうか……そんなにやれたか…」

 

上条「ええ…すでに…多人数でどうのこうのできるレベルじゃないです」

 

上条「能力者の奴ら、俺らが一人っきりの時に狙って、多人数で襲ってきますから太刀打ちできませんよ」

 

駒場「………」

 

上条「浜面とか…半蔵は大丈夫ですか?」

 

駒場「半蔵はピンピンしている……」

 

上条「浜面は?」

 

駒場「………テレポートを使う風紀委員に襲われたらしい、幸い、逃げだしたから、大した怪我にはならなかったが…」

 

上条「……」

 

上条「…駒場さん…率直に言います。組みませんか」

 

駒場「……断る。……というか上条お前だって非戦派だろう……」

 

上条「それは前までだ。今は状況が違う」

 

上条「いずれ手遅れになりま___。」

 

 

「きゃあああああああああああああああああああああああああ」

 

その時大音量の悲鳴が聞こえた。

 

気がつくと上条と駒場は小学校の前にいた。

二人の小学校を向くと、再び泣き声、叫び声がした。

 

遊んでいて、ふざけている子供の声では無く

 

身の危険を全身で訴えている声だった。

 

転んで恐怖で動けなくなり、大声で助けを求める少年。

膝に矢が刺さっていて大声で泣き出す少女。

 

一目散に逃げ出すこども達。

 

小学校にはボーガン片手に小学生を撃ち殺そうとしていた男の姿があったのである。

男はまるでアドベンチャーゲームをしているようにひどく興奮していた。

 

ボーガン男「死ねぇ、死ねぇ」

 

上条「……」

 

駒場「……」

 

上条と駒場は異常な光景に愕然とした。この世の物とは思えない地獄絵図そのものだったからだ。

普段冷静な駒場でさえ、目を見開き動揺していた。

 

ボーガン男は矢を付けて、金髪の少女に狙いを定めようとする瞬間、上条が拳銃を手にしていた。

無能力者狩りが行われていると分かり、自衛の為に持ち歩いていたのだ。

 

どんっ、と鈍い音が鳴る。

 

ボーガン男「うがっああああ」

 

 

弾は男の手に当った。

 

その隙に駒場が小学校の冊を飛び越えて、男の詰め寄り大きな右手を食らわしたのだった。

 

男は2M近くバウンドして、地面に墜落した。

 

上条「なんだこいつ…」

 

駒場「……」

 

上条「大丈夫か……?」

 

駒場と上条は金髪の少女の安否を確かめた。微かに涙目になっている。

 

???「うん、大体」

 

金髪の少女は青い目をしていて、正に人形のような顔立ちの美少女だった。

 

???「お兄ちゃん、ありがと」

 

ギュ

 

駒場「!!……ああ」

 

上条(駒場さんが困ってる…wwww)

 

上条は駒場利得のレア顔を見れたので、得した気持ちになった

 

上条「とりあえず、警備員を呼ぼうか」

 

駒場「ああ…」

 

上条「なぁ、何があった?」

上条は近くの男の子に話を聞いた。

 

男の子「わからない。僕たちが遊んでたらあいつが、ヘンなので撃ってきた」

 

上条「知り合いか?」

 

男の子「ううん」

 

上条(無差別かよ……)

 

 

 

 

 

 

上条「逮捕できない!?」

 

警備員「そう言うことじゃん」

巨乳の長髪の女警備員はそう言う。

 

 

上条「なんでだよ」

 

巨乳警備員「相手は無能力者を襲おうとしただけじゃん、それじゃ逮捕は無理じゃん」

 

駒場「…殺人未遂じゃないのか…?」

駒場は寄りかかるフレメアに肩を乗せそう言う。

 

じゃん警備員「あいつは能力者レベル3のだから逮捕はできないじゃん、補導して何日かで解放ってところじゃん」

 

上条「そ、そんなのってねーだろ……」

 

デカ乳警備員「仕方ないじゃん、それがこの街の決まり事じゃん、お前らの傷害罪は無かった事にするからさっさっと消えるじゃん」ビシッ

警備員は上条達に指を指す。

 

その時大声でボーガン男が叫ぶ

ボーガン男「ちっ、もうちょいでゲームクリアだったのに」

ボーガン男「まぁすぐに出てここのガキ共皆殺しにしてやるよ!あははははははは!楽しみだ!」

 

上条「……!」

 

駒場「……!」

 

上条(本気で言っているのか?こいつら……)

 

上条(何の罪の無いこの子を殺しかけて、そんな軽い罪……)

 

駒場「上条……浜面に車を用意させた、この子を家まで送ろう」

 

上条(こんな理不尽な事が……)

 

上条「そんな…ふざけた決まり事があるなら俺がぶち殺してやるよ…」

 

女警備員「……」イラッ

長髪警備員「それ以上言うと逮捕するじゃん」

 

そう言い警備員はボーガン男を車で連れて行ってしまった。

 

警備員の護送車が、小学校から出て行く様を上条は見送る。

 

 

帰り道、車で少女を送ることにした。

 

浜面「名前はなんて言うんだ?」

 

フレメア「フレメア=セイヴェルン 」

 

浜面「やっぱ、外人かー、家の場所どこよ?」

 

浜面の横にフレメアと名乗る少女居て、その後ろに上条と駒場が座っている。

 

浜面「え?一人暮らしかよ?」

 

フレメア「ううん、お姉ちゃんと一緒だよ、にゃあ」

 

浜面とフレメアが談笑している間に、上条は駒場にビックスパイダーの件を説明した。

 

駒場「……そうか…あのチームが原因か……」

 

上条「そう言う事みたいだ」

 

上条「なんで駒場さんは放置したんだ?」

 

駒場「能力者狩りやるような危険な奴ら、関わるメリットが無いからな……」

 

ビックスパイダーが能力者を狩り、それが能力者たちの怒りを買った

そして、狙われるのはスキルアウトでなく罪の無い無能力者である。

上条はビックスパイダーを止めなかった。

ここまでの事態になるとは思わず…

 

 

上条「それでね駒場さん、俺はこの前も無能力者の女の子が襲われていたのを助けたんだ」

 

上条「その子の知り合いも襲われたらしい」

 

駒場「……」

 

駒場「きっかけはビックスパイダーだろ……?」

 

上条「ああ…」

 

上条「無差別襲撃を始めたのは同じスキルアウトのビックスパイダー。ビックスパイダーは仲間じゃないが、同じスキルアウト。あいつらはスキルアウトの道理に反した」

 

上条「能力者達はそれを正当化して、無能力者狩りを正当化している。こんな事態になるまで俺達は見て見ぬ振りをし続けた」

 

上条「俺達にはあの馬鹿達を野放しにした責任があると思うんだ」

 

駒場「俺達は関係ない……。責任はビックスパイダーだろ……」

 

上条「能力者のクズ共はそんなこと分かってない!」

 

上条「スキルアウト……それどころか無能力者でさえ、報復の対象にされて狙われる」

 

駒場「……」

 

上条は前で浜面と戯れる、フレメアを見た。

 

上条「俺は動くよ」

 

駒場「…どうするんだ?」

 

上条「俺達はスキルアウトだ……」

 

上条「駒場さん、俺達は今まで好き勝手にやっていた責任をとるべきなんだ」

 

駒場「………!!」

 

上条「あんたの所のチームと姉御さんのチーム、それに俺が組めば、能力者たちに対抗できる」

 

上条「戦わないか?…」

 

駒場「……断る。何度も言うが、俺は仲間を危険に晒せない」

 

駒場には多くの仲間がいる。そして大部分が無能力者。

無能力者と能力者が戦ったら…再起不能まで潰される。この街に生きるなら嫌というほど覚える条件反射だ。

 

上条「駒場さん…!俺らなんか潰れてもいいだろ…!どうせ落ちこぼれのクズばかりだ!」

 

上条「でも、あんな子達すら潰されて言いわけがない!」

 

上条「スキルアウトの不始末はスキルアウトで取る…」

 

駒場「……」

 

駒場「………スキルアウトの不始末はスキルアウトで取る、筋は通っているな……」

 

駒場(大義はあるか……)

 

駒場「………」

 

駒場「それでも……学園都市に勝つことは難しいぞ……。良くて相打ちだな。」

 

上条「構わない。能力者共と相打ちなら………」

 

上条「…」

 

駒場「…」

 

駒場「…あの子の…」

 

駒場「…俺は…あの子の笑顔を奪った責任を取らないといけないな…」

 

これにより第七学区最大のチームが出来上がった。

 

さらに上条の『能力の効かない右手』の噂を聞いたり、能力者の弾圧のため多くのスキルアウトも仲間になった。

 

駒場の顔のおかげで他の地区のスキルアウトとの連携も取れるようになった

 

これよりスキルアウトを中心となる無能力者と能力者の戦争へと学園都市は過激になっていく…

 

 

 

 

 




原作と時系列が違うので整理

ビックスパイダーが第七学区に来る能力者狩りを始める


黒妻上条に倒される

無能力者狩りが始まる


フレメアが襲われる


駒場、上条に助けられる


スキルアウト武装蜂起

全部の事件が7月~9月頃に起きてるって事で
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