上条「スキルアウトだ…」   作:kita1751

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一方通行「スキルアウトだ・・・」4

現在⑥

 

散らばった部屋。

 

壊されたドア。

 

壁についた血。

 

そして見詰め合う二人。

 

女「ひぃ…やめて…」

 

女は自分の左腕を飛ばされたが、その事を忘れるほど恐怖していた。

 

白髪の少年に

 

一方「……ハハッ♪」

 

一方通行は女の足を掴む。

 

女「や…イヤッ…」ジタバタ

 

女は激しく抵抗する。

 

一方「あれ?」

 

一方「あれあれあれあれあれ???」

 

一方「なンなンですかァ?」

 

一方「この足とってお前に襲われたせいで一生足が動けなくなったガキと同じようにしてやるのにィ」

 

女「嫌…あれはみんなやってたし…」

 

一方「ははっ…」

一方「みんなやってたらやっていいのかなァー?」

 

ブチ

 

女「ぎぁああああああああああああああああああああ」

 

女は悲鳴を上げる。

 

一方「おいおい、近所に迷惑だろォ」

 

グシャ

 

女「……」

 

女は顔を潰され二度と動けなくなった。

一方「あーあ」

 

一方「今日の仕事終わりー」

 

カツンカツン

 

一方「ん?」

 

一方「あれは……」

 

一方通行は何人かの集団を見た。

 

それは風紀委員だった。

 

一方(……初春が言うには風紀委員のデータ管理にはウィルスが忍び込ンでいて)

 

一方(常にデータを送ってくるらしい)

 

一方(だから風紀委員の来ないこの時間帯が分かり…さっきの女を襲撃したンだァ)

 

ツインテールの風紀委員がこちらに気づく。

 

一方「フン…」

 

ガチャ

 

一方「出せ」

 

浜面「ああ…」

 

ブウウウウウウウウウウン

初春「ん……ああ…駄目」

 

上条「・・・・・・・・」

 

初春「ああ…負けちゃう!」

 

初春「あーあ」

 

初春「やっぱ一人じゃ難しいか……」

 

上条「飾利…何やってんの俺の部屋で…?」

 

初春「ファイナルファイト2です!上条さんもやります?私市長でやりますから上条さんマチで」

 

上条「ちげーよ、なんで俺の部屋に忍びこんでゲームしてんだよ」

 

初春「えー上条さんもやりましょうよ~」

 

上条「聞けよ」

 

一方「じゃまするぞ」

 

上条「一方通行…お前もか…なんだよ?」

 

 

一方「今な……襲撃するときに風紀委員に会った」

 

初春・上条「「!!」」

一方「どういう事だ?」

 

初春「……おかしいですね…データ通りに動けばあの時間帯に風紀委員が来る事はまず無いです」

 

上条「じゃあ…なんで…?」

 

一方「情報どおりに動いてない奴が居るって事だろ」

 

一方「個人的な理由で……」

 

上条「・・・・・・・・・・・・・・」

 

初春「・・・・・・・・・・・・・・」

その頃白井黒子は

 

同じ風紀委員達の仲間と探索をしていた。

 

スキルアウトを見つけて追い詰めようとしていた。

 

もちろん風紀委員の仕事とは関係ない。

 

個人的な恨みである。

 

裏切り者の初春の……

20000「どうでしょうか…」

 

一方「ン……悪くねェ…」

 

一方通行はミサカ20000号が作ったハンバーグを食べながらそういった。

 

20000「はー良かったとミサカは安堵します」

 

一方「でも…ちょっと赤いな…今度からは電子レンジを使った方がいいぞ…」

 

20000「はいっ分かりましたとミサカは小学校低学年のような勉強熱心さをみせます」

 

一方「フッ……」

 

20000「どうでしょうか…?一杯やりますか?とミサカはCM風にビールを取り出します」

 

一方「その酒癖が直ったら付き合ってやるゥ…」

 

 

 

 

上条「飾利…どうしても行くのか…?」

 

初春「はい……」

 

上条「……じゃあ…行くぞ……」

 

浜面「……ああ…」

 

 

カチャカチャ

 

浜面「…開いたぞ」

 

ガチャ

 

上条「飾利、頼むぞ!」

 

初春「はい!」

 

ピッ

 

カタカタカタカタカタカタカタカタ

 

 

カタカタカタカタカタカタカタカタ

 

 

カタカタカタカタカタカタカタカタ

 

上条「浜面外の様子頼む…」

 

浜面「ああ…」カチャ

 

浜面は銃を構える。

 

上条「どうだ…?」

 

初春「ええ…やっぱセキュリティーが変わってますね…」

 

初春「だから仕掛けたウィルスも突破できてませんね…」

 

上条「…………」

 

上条「浜面!外は平気か!」

 

???「ええ……大丈夫ですの」

 

上条「そう___」

 

カチャ

 

上条は声の聞こえた方に拳銃を向けた。

 

聞き覚えのある声に。

 

初春「!?」

 

白井「まさか…忘れ物を取りにきてみたらそちらから出向いてくれるなんて…」

 

初春「白井…さん」

 

上条が目をやると白井の足元には浜面が寝ていた…

 

上条「浜面は…?」

 

白井「まだ…生きてますの…後で聞きたいこともありますし……」 グイッ

 

白井は浜面の頭を踏む。

 

上条「チッ……」

 

白井「それにしても…う~い~は~る」

 

白井「なんで裏切り者のあなたがここに?」

 

白井「しかもその薄汚いスキルアウトと一緒に…」

 

白井「分かってますの…?初春…その類人猿はお姉さまを傷を負わせたクズなのですよ…」

 

白井「あなたも風紀委員のはしくれなら少しはその男の脅威が分からないのですか?」

 

初春「違います!」

 

白井「!!」

 

初春「風紀委員は弱者の味方です!」

 

初春「白井さん!あなたのようにスキルアウトを嬲り殺してるあなたこそ危険です」

 

白井「……ッ」

 

白井「お姉さまの危険を守って何が悪い!!!!」

 

白井は金属矢を初春に向けて飛ばす。

 

その時、初春を守ろうと上条が割り込んだ。

 

グサッ

 

上条の腕に刺さる。

 

上条(!)

 

血がぽたぽたと出る

 

白井「あなたは物理の攻撃が弱いんでしょうww」

 

白井は悪い笑みを浮かべた。

 

白井「ならこれでお終いですの」

 

白井は上条の顔に向けて矢を飛ばす。

 

だが上条は顔をガードする。

 

どんなにテレポートを使っても人間の急所を狙うぐらい分かるのだ。

 

白井「そうだと思いましたァ!!」

 

上条の胸に手早く矢をテレボートする。

 

グサッ

 

上条「なっ…!!」

上条は胸を押さえたままそのまま倒れる

 

ドサッ

 

上条がうつ伏せになるとその下から血が出てくる。

 

白井「ふん…即死ですの…」

 

白井「ははははははははっはっはっはっはは」

 

白井は喚起し、我を忘れた。

 

自分と自分の慕う姉の敵を討てた事に

 

白井は上条に近寄り右足で蹴る

 

嬲り

 

踏み

 

衝撃を与える。

 

上条はまったく反応しなかった。まるで死体のように

 

白井「この!クズ!手こずらせて…」 ゲシッゲシッ

 

白井「はぁ・・・はぁ・・・」

 

白井「さぁ…初春…覚悟はできてますね……」

 

初春「・・・・・・・・・・・・・・」

 

初春はポケットの中の拳銃に手触れた。

 

初春は自分の先輩である白井を撃つ事を決めた

 

初春は既に風紀委員をやめてから白井と対立する道に入った。

 

御坂と白井がこの前に上条と浜面と交戦した事も知っており

そしてもう一度敵として姿を見せたのだ。

何より相手が自分を殺そうとしている

 

初春(もう…擁護できない…)

 

 

 

白井が初春を見た瞬間足に何かが付いた…

 

 

                         

 

 

                           上条の右手だ。

 

白井「なぁ…!!!」

 

上条は右手で白井の足を掴んだまま左手でおもいっきり白井の腹に

ストレートを食らわせた。

 

白井「ぐハッ!」

 

上条の鍛えた拳が女の腹に耐えられる訳もなく、白井はそのまま倒れた。

 

白井(な…なんで…?)

 

上条が警備員から盗んだ防弾・防刃チョキを着ていること白井は知らない…

 

腕から血を出し欺いたのだ。

 

そして上条は白井にまたがり、右手で首をしめて口に拳銃を加えさせる。

 

白井「うっ…うっ…うっ…」

 

上条「悪いな…お前を野放しにすると仲間が襲われる危険あるんだ……」

 

初春「………」

 

 

初春はかつて自分の先輩だった女を見て、哀れに思ったが

 

仲間の安否と、なにより大切な上条を殺そうとした不安から

 

初春は白井の殺害を黙認した。

 

 

白井はその上条の言葉に思わず身が縮んだ。

 

そしてなぜこんな事になったか考えた。

 

白井(そう…きっかけはお姉様!!)

 

白井(お姉さまが全然絡んでくれなくて……)

 

白井(一緒にスキルアウトが狩りしたら喜んでくれて…)

 

白井(お姉様の為だったんだ……)

 

パン

 

白井は今まで殺したスキルアウト達の事も

思い出さず…14歳の生涯を終えた。

 

 

 

 

 

上条「浜面…大丈夫か…?」

 

浜面「ん……っああ…」

 

上条「さっさっと逃げた方がいいな…」

 

上条「飾利いくぞ…!」

 

初春「……はい」

 

初春は上条が白井と戦闘中でもなんとかコンピュターにウィルスを忍び込ませた。

 

そしてこの新型ウィルスから思わず形でこの戦いに決着がつくとはまだ気づいてなかった……。

 

 

 

過去⑥

一方通行が目を覚ますと

 

病室だった。

 

フラッ……

 

頭は痛い。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

ああ…そうだ

 

あの研究員から弾丸くらったんだっけ…

 

でもここは…

 

打ち止めは…

 

?「目が覚めたようだね」

 

一方「誰だ…?」

 

?「君を助けた医者だ、冥土返しとも呼ばれてる」

 

一方(あの……有名なかえる医者かァ……)

 

冥土「これ…」ピラッ

 

一方「ああ?」

 

冥土返しは一方通行に一枚の紙を差し出す

 

一方「なンだ…これェ?」

 

冥土「君への請求書だ……」

 

冥土「研究所破壊、職員殺害、実験妨害などの損害請求……」

 

冥土「全部で2000億円…」

 

一方「ハッ…払うかよ…そンなの」

 

冥土「払わなきゃならないねぇ…君は…」

 

一方「あっ?」

 

冥土「付いて来い」

 

一方通行は冥土返しに連れられて

奥の病室に連れられた。

 

ガチャ

 

病室はベットが置いてあり

ベットには小さな女の子が眠っていた

 

一方「!?」

 

一方「打ち止め……」

 

一方通行が助けた。

 

御坂美琴のクローン。

 

その20001体目。

 

冥土「君と打ち止めがここに来て一週間……」」

 

冥土「彼女はまだ意識が戻らない…」

 

一方「!?」

 

一方「……なンでだ…?」

 

冥土「一方通行…君が施した処置……」

 

冥土「正確ではなかったんだな…」

 

一方「なっ!!」

 

冥土「確かに君は打ち止めに不要なデータを消した」

 

冥土「だがそれだけでは足らなかったんだ…」

 

一方「どういう事だァ…」

 

冥土「打ち止めに打ち込まれたウィルスはどうやら新型の寄生するタイプ」

 

冥土「つまり君の削除してないデータにも感染している」

 

一方「な……」

 

 

冥土「打ち止めはまだ意識を回復できないんだ…」

 

一方「………」

 

一方通行は頭を抱える。

 

…怪我の後遺症か…それとも手術の副作用か

 

頭が痛くなった…。

 

一方「ハハッ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                    一方(こンなクズが人を救おうなんて無理だったンだなァ……)

 

 

 

 

 

 

 

 

トサッ

 

一方通行は倒れこむ

 

冥土「僕なら治せる」

 

一方「!!」

 

冥土「僕ならこの子のデータを医者の観点から陽性か陰性か見ることができる」

 

一方「本当かァ……」

 

冥土「だがしかし条件がある」

 

一方「金か……?金ならいくらでも…」

 

冥土「そんなもの入らない!」

 

冥土「僕は暗部に所属していてね」

一方「あんぶ・・・?」

 

冥土「君もこの街に住む住人…こんな治安の悪い都市で人々が生きているには秘密があるんだよ」

 

一方「・・・・・・・・・・」

 

冥土「公にはできないような事件を秘密裏に処理する部隊……それが暗部さ」

 

冥土「君にはここに所属し…行動してもらう…そして借金を返済したら…」

 

冥土「打ち止めを治そう」

 

一方「………」

 

一方「ハッ」

 

 

 

一方「……上等じゃねェかァ…」

 

 

 

 

 

[newpage]

現在⑦

…………

……

………あ………………

 

………………っ………………

 

たす………………けて

 

………………………

 

あっ………

 

………………………………

 

………今更っ?………

 

………………

 

何………えオ………考えてる………

 

………?………

 

………

 

………

「オマエガシネバヨカッタノニ」

 

 

 

 

 

バッ

 

一方「はぁ…はぁ…」

 

またあの夢だ

 

………妹達を殺し。

 

………その血だらけの妹達が……打ち止めを助けた俺を蔑み

 

こうつぶやく

 

 

「オマエガシネバヨカッタノニ」

枕の近くにある拳銃で頭撃てば死ぬかな…?

 

そう…考える事も少なくない…

 

でも…

 

ナデ

 

20000「うっ…ん…」

 

20000号の頭を撫でる時はそんな事も忘れる。

 

部屋には灰色コンクリートできている。

そこにゴミ捨て場から拾ってきた家具や盗んできた電化製品が置いてある。

 

一方通行と20000号は客人の用のこの部屋に入れられた。

ベットも二人用を貸してもらったのだ。

 

一方「・・・・・・・・・・・」

 

一方(こいつは…寝顔は大人しいなァ…)

 

そう思い…また20000号の布団に戻る

 

「………」

 

いつこの悪夢から解放されるだろう…?

 

 

 

 

一方ここ上条達の本部とは違う基地。

 

上条達は旧駒場のグループを中心とした所に本部を構えたが

 

駒場は第十学区の知り合いのグループに潜伏してた。

 

佐天「じゃあ今日はA班、B班、C班が第五学区」

 

佐天「D班、E班が第八学区ね」

 

「「「うぃーす」」」

 

佐天「じゃあ、いってらっしゃい!」

 

佐天が金属バットを皆に指しながら言う。

 

スキルアウトA「おい俺のスタンガン取るなよ」

 

スキルアウトB「いいじゃんお前拳銃あんだし~」

 

スキルアウトA「射撃下手なんだよ返せ!」

 

スキルアウトは盗んだ武器は盗んだ奴の物になるので

銃持ってる奴もいればバットしか持ってない奴も居る。

 

もちろん危険な時には幹部が貸す。

 

 

スキルアウトB「やなこった~」

 

スキルアウトA「このっ」ブン

 

佐天「こら!何してんの!」グイ

スキルアウトA・B「さ、佐天さん…いててててててててて」

 

佐天「ほら!私のスタンガン貸してあげるから喧嘩しない!」

 

スキルアウトB「へい!あざっす」

 

佐天のような幹部は武器の貯蔵庫から自由に持ち出せる。

 

それ以外は許可が必要なのだ。

 

 

佐天「たくっ…みんな子供ですねー」

 

駒場「……お前が最少年なんだけどな」フッ

 

佐天は上条の所と駒場の所と使い走りをしていたのだった。

佐天「じゃあ私達も行きますか」

 

駒場「……ああ」

 

 

そんな基地に一台の車が止まる。

 

「ここがスキルアウトの本部だ」

 

??「ゴミ共にはお似合いのところね」

 

「君のおかげで助かったよ」

 

「ハッキングされた情報を再構成してくれたからね」

 

??「単に早く掃除がしたかっただけよ」

 

ガチャ

 

「じゃあ待ってるよ」

 

 

そういいワゴンから一人の少女が出てきた。

 

佐天「あっ」ゴソゴソ

 

佐天「すいません~駒場さん車に拳銃置き忘れたみたいです」

 

佐天「すぐ取りに行ってきます」

 

駒場「………ああ」

 

タッタッタッタッ

 

駒場「………………」

 

カチャ

 

??「汚いところ…ねぇ…」

駒場「!?」

 

駒場「………何者だ…ここは一般人が入って来るような所じゃないぞ」

 

一人の少女が入ってきた。

 

??「一般人じゃないから安心して…」

 

??「ゴミ掃除をしに来たんだからっ!!!」

 

パシュン

 

少女は駒場に向けてコインを弾く。

 

それは電気を使った能力…超電磁砲だった。

 

駒場「!?」

 

駒場は直勘的に嫌な予感がして右に避けた。

 

どぉん!と衝撃音が駒場の後ろに聞こえた。

 

駒場(能力者か!)

 

少女は駒場の動きを予測し、間をつめ駒場を手に集めた電撃で吹き飛ばした。

 

駒場「がぁああああああああああああ」

 

大きな巨体が飛ぶ。

 

駒場「……くっ…」

 

駒場「何者だ…お前…」

 

??「暗部って分かる?」

 

??「そこから頼まれたの?駆除を」

 

駒場(暗部…)

 

駒場(上条が言ってた…学園都市の闇…)

 

暗部に入り…電撃を使う少女。

 

 

 

 

 

 

 

 

御坂美琴の事だ。

 

御坂「あんたらみたいなのが居るとこの街は平和じゃないのよ」

 

御坂「だから消えて」

 

駒場「…それは…お前達だけの平和じゃないか……」

 

駒場「……その他の人間は…皆苦しんでる……」

 

御坂「知ったこっちゃない…遺言はそれだけ?」

 

御坂はゆっくりと駒場に手を向ける。

 

 

 

 

 

 

パンっ

 

御坂は右腕に衝撃を覚えた。

 

御坂「!?」

 

腕を見てみると…

 

血だ。

 

御坂「……」クルッ

 

 

 

 

 

撃った方に目をやると少女が居た。

 

御坂よりも年下で白い花の髪留めをしている

 

佐天涙子だ。

 

 

 

 

駒場「さ、佐天…」バタッ

 

駒場は感電して…意識を失う。

 

佐天「………………」

 

佐天は御坂に銃を向ける。

 

御坂「佐天さん……?」

 

御坂「酷いじゃない…痛いんだけど…」

 

御坂の右腕から血が出てくる。

 

佐天「動かないで下さい!!!」

 

御坂「!?」ビクッ

 

 

 

佐天「急所を狙わなかったのはお情けです!」

 

佐天「動いたら頭を撃ちますよ…!」

 

御坂「ねー分かってる?佐天さん…」

 

御坂「こーゆーやつがいるからこの街は良くないんだよ」

 

御坂「ねっ…分かってよ」

 

御坂「私達友達でしょ……?」

 

佐天「私と同じ様な境遇の人をそんな理由で殺す人は友達じゃありません!」

 

佐天(それに…何より上条さんに手を出す人は…許せない)

 

美琴「そ…じゃあ覚悟はいいわねっ!」

 

かんっ!

 

御坂は地面に蹴る。

 

その瞬間佐天は拳銃を発射した。

 

けれど銃が大きな力で引っ張られて佐天の腕ごと下に下がる。

 

佐天「!?」

 

磁力の力で拳銃を無理矢理下げさせたのである。

 

しかし佐天は鍛えた肉体のおかげでそのまま御坂の腹部に命中させたが…

 

佐天の頭上にはコンクリートの壁が舞い降りていた。

 

御坂は磁場能力を使うついでに普通の電気能力も使い

 

佐天の後ろにある壁を壊したのである。

 

 

御坂「……クッ」

 

御坂は腹部を撃たれた。

 

幸いにもカスッた程度だった。

 

御坂「チッ……」

 

御坂「さーて始末を…」

 

「…待って!」

 

御坂「ああ…?」ハッハッ

 

佐天「…まだ…終わってない……」

 

佐天は反射神経でなんとか急所は避け即死は間逃れた。

 

が頭に傷を負った。

 

御坂「へーやるじゃない」

 

御坂「じゃあこれで終わりね!」

 

と御坂はコインを投げ…超電磁砲を使う。

 

ビビイィーン

 

佐天「ん…」

 

佐天は息を呑む…。

   

 

 

 

 

??「やめろォ」

   

 

 

 

何者かが佐天の間に入り超電磁砲を反射する。

 

パシュン

 

御坂「え…?」

 

ダァンン

 

反射した超電磁砲が御坂を襲う。

 

御坂「うっ…何?」

 

御坂が避けてその正体を見ると…白髪の少年がいた。

 

御坂「あんた……」

 

佐天「あくせれ…た…さん」

 

一方「すぐ終わる…しゃべンなァ」

 

 

御坂「何で…あんたがここに…?」

 

一方「お前がここに来るのも罠なんだよォ…」

 

御坂「えっ…?」

 

御坂の能力で、情報を復元できたと言ったが

あれ自身を初春がハッキングし直した物…

 

つまり復元したデータをさらに変化させたのだ。

 

一方「情報が多く入れすぎてこの場所を特定するのに手間取ったがなァ…」

 

御坂「・・・・・・・・・クッ」

 

 

一方「あきらめろォ…お前と俺とじゃ圧倒的に俺の方が強い」

 

一方「今なら…見逃してやる…とっとこの街から出てけェ…」

 

一方「二度と顔見せンなァ!」

 

 

 

 

御坂「………………」

 

御坂「……何よ…あんたが悪いんじゃない…」

 

御坂「………あんたがあんな実験しなければ私はここに居なかった!!」

 

御坂「出て行くのは…死ぬのはあんたの方でしょ!!!」

 

一方「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

一方通行は例の顔をした。

 

最近よくする表情だ。

 

打ち止めや20001号の顔を見るとする顔だ。

 

後悔、絶望、未練、失念…

 

どれでもいい

 

そんな感情で支配されているのが…今の一方通行。

 

一方通行は罵倒される夢を見る。

 

目の前の少女の顔で

 

「オマエガシネバヨカッタノニ」

 

と罵られる夢だ。

 

御坂「今なら…見逃してやる…とっとこの街から出てけェ…?冗談じゃないわよ!」

 

どうしたァ?ビビって頭がイカれちまったか?

 

それが目の前で言われた。

 

現実だ。

 

現実。

 

俺の妄想だけじゃないんだ。

 

客観的に見たら誰だってそう思う。

 

極悪人は死んだほうがいい

 

こんなクズは死んだほうがいい

 

一方(そうだァ…このまま死んじまおう…)

 

その方がいい…いまさら虫のいいこと言ってどうなるってんだ

 

こいつに殺されれば本望じゃねぇか

 

一方(なァ…)

 

 

 

 

 

 

 

ピィン

 

御坂はコインを弾いた。

 

パァン

 

一方「!?」

 

御坂は能力を使う前に命を落とした。

 

背後からの衝撃。

 

 

 

駒場の銃撃であった。

 

ドサッ

 

駒場「…………」

 

ムクッ

 

駒場が起き上がり御坂の遺体を調べる。

 

もう動かないようだ。

 

駒場「お前が来たときから…実は動けた……」

 

一方「…………」

 

駒場「お前…死ぬ気だったろ…」

 

一方「!?」

 

駒場「…………ずるいぞ…」

 

駒場「罪も償ってないのに…………死ぬなんて…」

 

一方「…………」

 

駒場は佐天に近づき手当てをする。

 

駒場「佐天……大丈夫か?今カエル医者に連れて行く…」

 

 

 

 

佐天「み…御坂…さんは?」

 

駒場「……死んだぞ…」

 

佐天「そう…ですか…」

 

駒場は佐天をおぶる。

 

駒場「行くぞ…一方通行…」

 

一方「…………」

 

一方通行は駒場について行く。

 

いよいよ能力者と無能力者の戦いも

 

クライマックスが近づいてくる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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