上条「スキルアウトだ…」   作:kita1751

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一方通行「スキルアウトだ・・・」完結

過去⑦

 

ミサカ20000「一方通行!」

 

20000号は、歩いていた一方通行を呼び止める。

 

一方「あァ?」

 

20000号と一方通行は、共に暗部に保護された。

 

そして、個室を用意され、今一方通行が目覚めたと聞いて、飛んで着たのだ。

 

20000「だ、大丈夫ですか…?」ハァハァ

 

一方「………」

 

一方通行が、20000号が見ると……

 

寝癖

 

熊の目

 

パジャマ姿

 

飛んできたのがすぐ分かった。

 

一方「フッ…」

 

一方「ああ…」

 

ナデナデ

 

20000「あ、あの…なんですか…?と、ミサカは、なぜだか体が熱くなってきます…」///

 

一方「…………」

 

ナデナデ

 

冥土返し「一方通行!早く来い!」

 

一方「…………」

 

一方「また行って来るなァ…」

 

20000「え?」

 

一方「すぐ…戻るゥ…」

 

一方通行は振りむき、冥土返しの所へ歩く。

 

20000「あくせ…ら…れーた…」

 

一方通行は、この日暗部の一員となる。

 

 

現在⑧

 

佐天「……んっ…」

 

上条「ん?涙子…大丈夫か?」

 

佐天が目を覚ましたのは、御坂と闘って3日後の事だった。

 

佐天「……はい…」

 

上条「……そうか…」

 

佐天「あれからどうなりました…?」

 

上条「御坂美琴は死んだよ…」

 

佐天「………………」

 

上条「あいつは、最近出没してたスキルアウトを真っ二つにする能力者だった」

 

佐天「え?」

 

 

 

上条「あいつの超電磁砲で襲って、胴体と脚を二つにするやり方が好きだったらしい…」

 

上条「何人かそういう死体があった」

 

佐天「………」

 

佐天「……もう、何人ぐらい死んでるんですかね…」

 

上条「俺が…決起集会を開いた時から、3割は死んでる…」

 

佐天「……………………」

 

ガチャ

 

半蔵「た、大変だ!!!」

 

上条「なんだよ…うるせーな半蔵」

 

半蔵「上条……!分かったんだよ…!」

 

上条「ああ?」

 

半蔵「上層部の居場所が!!」

 

~スキルアウト本部~

 

上条「本当なのかっ!飾利!」

 

初春「はい!上層部が、風紀委員にアクセスしたんです」

 

初春「それで風紀委員に仕組んだウィルスが、上層部の情報を拾いました」

 

半蔵「俺達の情報が、欲しかったみたいだ」

 

初春「おかげで、上層部の居場所が分かりました」

 

初春「これです!」

 

初春は、USBメモリを上条に渡す。

 

上条「よし」

 

上条「全員に招集かけろ!」

 

上条「今すぐ奇襲する」

 

初春「はい」

 

上条はそう指示し、隣の部屋に行く。

 

ガチャ

 

そこには、白髪の少年がいた。

 

一方「なンだ?」

 

上条「上層部の居場所が分かった…すぐに働いて欲しい」

 

一方「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

上条「上層部は、あの子の助け方が分かってるんだろ」

 

一方「なァ……」

 

一方「俺は生きてていいのかァ?」

 

一方「俺は、19999人のクローンを殺した人間だァ」

 

一方「死んだ方が、いいンじゃねェのか?」

 

上条「…」

 

上条「…ああ…死んだ方がいいな」

 

一方「…………」

 

上条「でも、それは俺が決める事でも、お前が決める事でもない」

 

上条「あの子に聞くんだな…」

 

一方「…………」

 

上条「お前の命はあの子の物だ」

 

一方「……………………あァ…」

 

 

~とある会議室~

 

「第三位がやられただと…?」

 

「こんな早く第一位と接触するなんて…」

 

「どうするんだ…?」

 

「他に、代用を立てるか?」

 

「第四位はどうでしょう?」

 

「なぜか、連絡が取れない…」

 

「クソッ…ガキ共が…」

 

「やはり…一方通行を暗部に戻しましょう」

 

 

「どうやって?」

 

「あの打ち止めを使って…」

 

会議室が大きく揺れる。

 

その後ぱぱぱぱ、という銃声が会議室のメンバーの耳が入る。

 

さらに、大きな爆発音がビル全体に広がる。

 

「な、なんだどうした…?」

 

ピッ

 

「おい!!何かっあったのか…?」

 

「こちら…武装した…何もかがぁアアアアアアアアアアアア」

 

「おい!どうした!おい!」

 

「……ッ…ッ…」

 

 

「何が起こってる…?」

 

 

??「スキルアウトだァ」

 

「「「「!?」」」」

 

??「動くな…撃つぞ…」

 

サブマシンガンを向けて、赤目の少年は言う。

 

「あ…あくせれーた?」

 

一方「あァ…そうだァ」

 

「なぜここに?」

 

一方「お前達の情報が漏れたンで、奇襲させてもらったァ」

 

「クッ……」

 

一方「お前らがァ、暗部の上層部だろォ」

 

一方「話し合いに来たンだよォ…」

 

「話し合い?」

 

一方「打ち止めの実験資料と統括理事のデータ、それをよこしなァ」

 

一方「そしたらァ……命は助けてやるしィ、この街から出してやるよォ」

 

「…………」

 

「信じると思うか…?」

 

一方「…確かに、俺は信じらンねェだろうな」

 

一方「でも、このバカは信じられると思うぜェ」

 

カツ、カツ、カツ

 

ドアからツンツン頭の少年が出てくる。

 

上条「正直、あんたらは許すのは惜しいけど…」

 

上条「変な忠誠心見せられるよりましさ…」

 

「…上条…当麻…」

 

上条「それにあんたら守ってたボディーガードは死んではいないぜ」

 

上条「一方通行がそうしてくれた」

 

一方「……チッ」

 

「………」

 

「………」

 

上条「俺らはスキルアウト、外に出すなんて朝飯前だぜ」

 

上条「どうする?」

 

「………暗部直属の理事しか知らないが、それでいいか?」

 

「…………」

 

上条「…ああ、方法はある」

~アイテム隠れ家~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

浜面「…………」モミモミ

 

麦野「…………んっ……いい……」

 

浜面「…………」モミモミ

 

麦野「………っ………いいよ…はまづーらぁ」

 

浜面「…………」モミモミ

 

浜面(何で俺は、麦野を膝に乗せて肩揉んでるんだ…)

 

浜面(今頃、皆は何してんだろうなー)

 

麦野「…最高だよ…はまづら…」

 

 

フレンダ「次私にもやりなさいよ、浜面!」ムカッ

 

絹旗「……私にも超お願いします」

 

滝壺「お願い…はまづら」

 

浜面(なんで俺が…スキルアウトの副リーダーだった俺が…)

 

浜面(アイテム専用マッサージ師になってるんだ…)

 

麦野「浜面!手が止まってる!殺すぞ!」

 

浜面「す、すみません!」

 

 

trrrrrrrrrrrrrrrrr

 

浜面「あ?」

 

ピッ

 

浜面「もしもし」

 

上条「浜面か?麦野に変わってくれ!」

 

浜面「あ…ああ」

 

浜面「麦野ー上条からー」

 

麦野「ああ?何だよ、あのウニ!こっちが楽しんでるときによぉ!」

 

パシッ

 

麦野「もしもーし?」

 

上条「あ!麦野かっ!ちっと頼みたい事があって…」

 

麦野「あ?」

 

麦野「統括理事の…」

 

麦野「へぇー」

 

麦野「あー、いーわねー」

 

麦野「えっ!!!」

 

麦野「マジで言ってんの?」

 

麦野「……………………」

 

麦野「……………………」

 

麦野「…………まぁ…面白いわね」

 

麦野「ただし、条件がある」

 

麦野「浜面はこっち置いてね」

 

麦野「うん」

 

麦野「分かった」

 

ピッ

 

麦野「みんな!」

 

浜面「?」

 

絹旗「ん?」

 

フレンダ「!?」

 

滝壺「zzzzzzzzzzzzzzz」

 

 

麦野「仕事よ!アイテム最後の!」

 

 

 

過去⑧

 

一方「なンだこれェ?」

 

一方通行は黒い首輪を指差す。

 

「チョーカーさ、君は頭に損傷負ってる」

 

「だから演算ができなくなってる」

 

一方「ナンだとォ……?」

 

「それで…ミサカ20000号のネットワークと繋いで彼女に君の補助してもらう」

 

一方「一人でレベル5の頭脳を賄えンのかァ?」

 

「君は負傷したとは言えレベル2~3ぐらいの能力は使える」

 

「簡単な物を彼女に回すようプログラムされてる」

 

「彼女も了承してくれた」

 

一方「……そうかよ」

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

男「た…たすけてぇ」

 

ぐちゃり

 

女「許してぇ…」

 

ぐちゃり

 

はー

 

なんだよォ

 

やる事は変わらねぇじゃねえかァ…

 

ようするに殺戮だァ

 

殺戮。

 

実験の時と一緒。

 

つまらねェなァ

 

こんな事一ヶ月以上続けてる俺がすごいぜェ…

 

あーあ

 

ン?

 

 

今度はなんだァ?

 

スキルアウトの駆除?

 

ハッ

 

速攻で終わらせてやるよォ

 

~~~~~~~~~~~~~~~

 

__病院__。

 

ガチャ

 

一方通行は、上条に連れられて部屋に入る。

 

そこには、カエル顔の医者が座っていた。

 

一方(だから…カエル医者…)

 

一方(”還る”の方かと思ったぜ)

 

 

一方「お前が本物なのかァ?」

 

冥土「ああ…そうだよ。君が一方通行だよね?」

 

一方「打ち止めを治してくれ…」

 

冥土「…………」

 

一方「もう一度……話がしてェ…」

 

冥土返しは悲しげな赤目を見る。

 

冥土「僕に不可能は無いよ…。患者を連れてくるんだね?」

 

一方「…」コク

 

一方通行はうなずき、部屋を出る。

 

ガチャ

 

扉を出るとツンツン頭の少年と、目が合う。

 

上条「……行くのか?」

 

一方「ああ……」

 

上条「送ってくよ…車の方が便利だろ」

 

一方「悪ィ…なァ…」

 

 

~偽病院~

 

冥土偽「ひい…やめろ…」

 

一方「おいおい…」

 

冥土偽「来るなぁ!」

 

一方「俺をおちょくって、くれた覇気は何処に言行ったンだよォ!」

 

ガシッ

 

冥土偽「んんんんんんんんんんんん」

 

ばしゅ

 

冥土返しの偽者の顔が、つぶれる。

 

上条「終わったか?」

 

一方「ああ」

 

上条はミサカ20000号を救出していた。

 

20000「一方通行……」

 

三人は、打ち止めの眠る病室に行く。

 

カチャ

 

ベットには打ち止めが寝ていた

 

一方通行は優しく抱き…おぶった

 

ぎゅう

 

上条「……そろそろ出よう…援軍が着たら面倒だ」

 

一方「……ああ…」

 

4人は研究所を脱出した。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

4人は、一目散に冥土返し(本物)の所へ向かった。

 

カエル医者は打ち止めを看た。

 

冥土「これから手術するから」

 

一方「そンな重大なのかァ……?」

 

冥土「一刻も早くしなきゃいけないね…?」

 

一方「………頼む…」

 

震えるよな声で言うと、一方通行は部屋を出た。

 

一方「………」

 

trrrrrrrr

 

ピッ

 

上条「ん?分かったすぐ行く!」

 

20000「………」

 

上条「一方通行………」

 

一方「………………」

 

上条「俺は用事があるから帰るぞ…」

 

一方「………」

 

上条「悪いな…」

 

一方「別に………」

 

上条「ミサカ20000号はどうする?」

 

20000「ミサカもここに残りますと、ミサカは不安そうにいいます」

 

上条「明日…迎えに来るから」

 

一方「ああ……」

 

上条は仲間からの緊急信号を受け取っていたのだ。

 

そのため、帰らなくてならなかった。

 

 

 

 

手術は2~3時間だった。

 

終わると一方通行は冥土返しの前に立った

 

一方「……どうだ?」

 

冥土「一命は取り留めたね…」

 

冥土「でも、目が覚めるかどうかは分からない」

 

20000「それはどういう事ですか?と、ミサカはカエル顔を問い詰めます」

 

冥土「ウィルスが元の脳内データを侵食してたから、まず、それを止めた」

 

冥土「これで命は平気だが……これ以上の治療は、また検査してからだね…」

 

20000「………………」

 

一方「………」

 

一方「………そうかァ…」

 

一方通行はとりあえず安堵した。

 

 

 

 

夕方…上条が迎えに来た。

 

上条「どうなったんだ…?」

 

一方「命には別状ねーよ…けど、まだ治療は続くそうだァ」

 

上条「そうか…」

 

brrrrrrrrrrrrrrr

 

 

その後、一方通行はスキルアウトの歓迎の宴会をしたり 仕事をし始めた。

 

その内、上条が警備員に追われる羽目になったので、一方通行が仕事の中心となっていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

久々に仕事ない日に…

 

一方通行は病室を訪ねる。

 

一方通行が病室に入ると、打ち止めがスヤスヤと寝ている。

 

一方通行は、打ち止めの細い腕を取り、脈を感じる。

 

とくん とくん とくん

 

ゆっくりと脈が動く。

 

そこに冥土帰しが、病室に入ってきた。

 

一方通行は冥土帰しに、気づき尋ねてみた

 

一方「まだ…目が覚めねェのか?」

 

カエル「ああ…まだウィルスが効いていてね…。もう何日起きてないんだい?」

 

一方「俺が…暗部に入ってからだから…2ヶ月かァ…」

 

カエル「せめて、どんなウィルスか分かればいいんだけどね?」

 

一方「………」

 

フッ

 

一方(とことン、クズだな…)

 

白髪の少年は笑い、病室を出ようとすると

 

カエル「一方通行!」

 

医者は学園都市最強の名前を呼ぶ。

 

カエル「学園都市の上層部は知ってるかも知れないよ?ウィルスの正体?」

 

ガチャ

 

一方通行は部屋から去った。

 

 

現在⑧

 

麦野「もしもーし?」

 

上条「あ!麦野かっ!ちょっと頼みたい事があって…」

 

麦野「あ?」

 

上条「実はさぁ…統括理事のメンバーの情報手に入れたんだよ」

 

麦野「統括理事の…」

 

上条「それ使って交渉しようと思うんだ」

 

麦野「へぇー」

 

上条「無能力者、能力者を平等に扱ってもらうため…」

 

 

 

 

上条「警察制度を導入使用と思うんだ」

 

麦野「あー、いーわねー」

 

上条「ああ…」

 

上条「そうすれば一連の騒ぎも収まるだろう…」

 

上条「だから麦野…お前に理事になって欲しい」

 

麦野「えっ!!!」

 

上条「他の理事には退陣を迫る、空いた席についてくれ」

 

上条「お前が理事になって学園都市をまとめて欲しい」

 

上条「………頼む」

 

麦野「マジで言ってんの?」

 

上条「お前なら能力者、無能力者のどっちも平等に扱ってくれるだろう」

 

麦野「……………………」

 

麦野「……………………」

 

麦野「…………まぁ…面白いわね」

 

上条「そうか…助かる」

 

麦野「ただし条件がある」

 

上条「?」

 

麦野「浜面はこっち置いてね」

 

フッ

上条「……ああ」

 

上条「じゃあ、こっち策があるからそれに従ってくれるか?」

 

麦野「うん」

 

上条「よろしく頼む」

 

上条「後でメールする」

 

麦野「分かった」

 

ピッ

 

上条「……さてと」

 

上条「んじゃ…統括理事を拉致しますか」

 

一方「ああ…」

 

駒場「分かった…」

 

上条は駒場、一方通行とともに理事の住所へと向かった。

 

翌日

 

窓無いビルで

 

緊急の統括理事会が開かれた。

 

「昨日理事の一人がこの街を去った」

 

「何!?」

 

「この街を?」

 

「ああ…消えた…確認したら理事の住所はもぬけの殻だった」

 

「夜逃げですか…?」

 

「それを原子崩しが知らせてきた」

 

初老の男は手に汗をかき、そう言う。

 

「レベル5がっ!!」

 

「なぜ私達の連絡先を?」

 

「アイテムの上司筋から聞いたらしい」

 

「暗部が?」

 

「ああ…そして第四位はこんな事言ってきた」

 

麦野「私を統括理事にしろ」

 

麦野「出ないと……次はあんたの命だよォ?」

 

「「「・・・・・・・・・・・・・・・」」」

 

「暗部の上層部はみんな消えてた」

 

「そして私達の居所も掴んでる」

 

「………………」

 

「どうすればいい?」

 

「他のレベル5を当て付けてみれば…」

 

「第一、三位は行方不明、第二位は事故で死亡、第七、五位は現在二人共、海外に逃亡」

 

「第六位は、随分前に死んだがそれ公表しなかったじゃないか」

 

「よって原子崩しに勝てる奴などいない」

 

「………………」

 

「最悪じゃないですか…」

 

「ああ…」

 

「最悪」

 

「ああ」

 

「もう最悪」

 

「………………」

 

ハァ                     

 

 

 

 

 

      「第四位原子崩しの麦野沈利は今日から統括理事だ」

 

 

統括理事になった麦野は警察制度の発足を提案。

 

もちろん、他の理事は能力者の実験が滞るため渋ったが

 

スキルアウトを中心とした反対活動や

 

多くの能力者の敗北のため

 

特権を中止しせざる終えなかった。

 

最後に渋った初老の男も

 

麦野には逆らえなかった。

 

こうして学園都市待望の24時間

 

治安維持活動のできる部隊

 

 

 

 

 

 

『警察隊』ができた。

 

 

もちろん能力者の特権は廃止。

 

平等に人を裁けるようになった。

 

 

隊長には元スキルアウトの駒場利得が選ばれた。

 

副隊長は半蔵である。

 

何故かと言えば元々スキルアウトは

 

能力者に対抗するための武力チーム。

 

そのうち無能力者にもカツアゲや強盗を迫るようになった。

 

つまりどっちも嫌われてる存在だからだ。

 

だから多くの元スキルアウトが警察隊になった。

 

警察隊が最初にしたのは

 

武器の取締りである。

 

学園都市の銃所持率は発展途上のマフィア並みにある。

 

それを取り締まった。

 

もちろん、弱き者が自衛の場合で持つ事もあるため

 

申告すれば恩赦で罪には問われなかった。

 

しかし、隠し持つ奴がいる…

 

そいつらも警察隊の激しい取締りの元…

 

 

 

 

滅んだ。

無能力者狩りも

 

徹底的に取り締まり

 

凶悪な能力者は皆逮捕された。

 

中でも常盤台の生徒全員が逮捕されたのは有名な話だ。

 

逮捕された能力者は研究打ち切り

 

研究協力費、研究費、能力開発費などは全て没収。

 

青春時代を暗い独房を一人ですごす羽目となるのだ。

 

こういった取り組みのおかげで学園都市の治安は

 

序所に良くなっていたった。

 

        

 

 

 

             上条当麻の悲願が達成されたのだ。

 

 

 

 

~第七学区~

 

初春「随分平和になりましたねーこの街も」

 

佐天「そうだね、拳銃の音が常に聞こえたあの頃がなつかしいよ」

 

初春「そうですね所かまわず死臭がしなくなる頃が懐かしですね」

 

佐天と初春は共に銃刀法違反を申告し、スキルアウトをやめた。

 

そして、今では普通の中学二年生として学業を開始した。

 

正直スキルアウト時代の活動で勉強の遅れが目立ったが

なんとか取り戻しつつある今日この頃。

 

初春「そう言えば佐天さん、今度陸上部の全国大会出るんですか?」

 

佐天「えっ!知ってるの?」

 

初春「水臭いじゃないですか~教えてくださいよ~」

 

佐天「いやーさぁ」

 

佐天「体育の先生が50M測ったら『すごいタイムよ!』って言ってさ~」

 

佐天「先生がしつこいから試しに大会出てみたのよ」

 

佐天「そしたらいきなり一位!しかも大会新記録!」

 

初春「すごいですね!それ!」

 

佐天「でしょーあんなに鍛えて損はなかったよ」

 

 

初春「あ!駒場さんだ」

 

佐天「え?」

 

佐天「あ、本当だ駒場さーん!」

 

駒場「ん?」

 

駒場「佐天……、初春……」

 

佐天「お久しぶりです!」

 

初春「どうしたんですか?万引き犯でも追っかけてるんですか?」

 

駒場「いや…ちょっとな…」シドロモドロ

 

駒場「ちょうどいい…お前達も来い」

 

佐天・初春「「???????」」

 

駒場に案内され

 

窓の無いビルには入ると顔なじみがいた。

 

初春・佐天「!?」

 

 

 

 

 

 

初春「上条さん」

 

佐天「一方通行さん」

 

上条「……よう」

 

一方通行「……チッ」

佐天「どうしたんですか?」

 

初春「何かやらかしたんですか?」

 

駒場「実はな…」

 

 

 

 

上条と一方通行は警察隊が発足された後

 

二人は新たな暗部となり

 

警察隊の活動を影で支えた。

 

二人はよく働き、特に常盤台の生徒達を

 

捕まえた時には大いに活躍した。

 

だが、統括理事はこの二人が諸悪の原因という事も忘れなかった。

 

そこでこんな提案をした。

 

「常盤台の生徒が過去の犯罪も裁かれてると聞く」

 

「なら無能力者の過去の犯罪も調べるべきだ」

 

と発言したため捜査をする事に…なった。

 

ほとんどの無能力者が正当防衛だったが

 

一方通行と上条当麻だけは過剰防衛と言う事になったのだ。

 

佐天「そんなのおかしいです!」

 

駒場「ああ……おかしい」

 

初春「ですよね…証拠は全部残さなかったし…」

 

一方「恐らく報告書に細工がしてあるなァ」

 

上条「統括理事長もそう言ってたな」

 

この統括理事長というのは麦野沈利の事である。

 

全員一致で決まったのだ。

 

初春「で、どうするんですか…これから?」

 

駒場「取り合えず、上条と一方通行は身を潜めてもらう」

 

駒場「このままじゃ、不当に逮捕されかねん……」

 

上条「理事長もそう言ってんだけどさー」

 

一方「………」

 

上条「一方通行!良かったら外に出ないか?」

 

一方「あ?」

 

上条「いい機会かも知れない、旅でもしようぜ」

 

一方「はァ?」

 

佐天「上条さん居なくなっちゃうんですかー?」ウルッ

 

初春「………………」

 

上条「ちょっと間さ、飽きたら戻ってくるよ」

 

一方「まあ……いい案だなァ」

 

一方(あのガキが海見てェって言ってたしな…)

 

上条「いいだろ!駒場さん!」

 

駒場「なら……早く出て行ったほうがいいぞ…」

 

駒場「上層部は、もう他の機関を動かして捕まえようとしてる…」

 

一方「明日だなァ……」

 

上条「じゃあ色々用意するか」

 

初春「………………………………」ウルッ

 

佐天「上条さーん」ウルッ

 

上条「………………………………」

 

ダキッ

 

初春・佐天「「!!??」」

 

上条「ちょっと離れるけどすぐ戻ってくるよ…」

 

佐天「上条さーん」

 

初春「ふぇーーーん」

 

上条「よしよし」

 

ナデナデ

 

~カエル病院~

 

一方「という訳だ」

 

20000「行っちゃうんですか?とミサカは落胆して問います」

 

ミサカ20000号はとある中学校に転入した。

 

御坂美琴のクローンと分からないように

 

髪型をポニーテールにした。

 

一方「ああ」

 

打ち止め「ずるい!ってミサカはミサカ頭に角を生やしてみたり」ツンツン

 

一方「あ?お前はいっしょ………」

 

打ち止め「あなたはまだ贖罪が終わってないくせにってミサカはミサカは反論してみたり!」プンプン

 

一方「聞けよ」

 

打ち止め「酷い…酷いってミサカはミサカは怒ってみる!」

 

一方「あーもう、20000号!連れてけ」

 

打ち止め「聞いてる!あくせー」

 

打ち止め「ひゃう」

 

ダキッ

 

20000号が打ち止めを抱っこする。

 

20000「行きましょう!最終信号!とミサカは説得します」

 

打ち止め「無理矢理でしょうが~ってミサカはミサカはry」

 

20000「一方通行!」

 

一方「あ?」

 

20000「おみやげ楽しみにしてますから」b

 

一方「フッ」

 

一方「………」

 

スッ

 

冥土「よく笑うようになったね…一方通行」

 

 

一方「あァ?」

 

冥土「僕と始めてあった時は今にも崩れ落ちそうな顔をしてたよ」

 

一方「…………」

 

一方(あのガキの笑顔を絶やさない、それが俺の償いだからなァ…)

~少し前~

 

一方通行は手に入れた上層部のデータを

 

冥土帰しに渡した。

 

そして実験により侵入したであろうコンピューターを

 

取り除いた。

 

その結果打ち止めは目を覚ました。

 

打ち止め「何であなたがここにいるの……?」

 

打ち止めは目を覚ました時に一番前に

 

いた一方通行にたずねた。

 

一方「お前と……居たかったからだァ……」

 

一方「…………」

 

一方通行は両手で打ち止めの右手を触る。

 

ギュ

 

一方「でも……お前が望むなら……消えなきゃいけない命なんだ……」

 

手が少し震えた。

 

自分みたいなクズ。

 

100回死んでも許されないようなクズが…

 

許されるか

 

心が…苦しい

 

 

あの夢がフラッシュバックする。

 

お前が死ねば良かったとつぶやく妹達の声…

 

怖い

 

恐い

 

答えを聞くのがコワイ…

                     

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                    打ち止め「消えて欲しくない」

                  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方「!?」

 

打ち止めは左手を一方通行の手に乗せる。

 

打ち止め「ミサカはミサカはそう思うよ」

 

一方「・・・・・・・・・・・」

 

…………………………………

 

 

……………………………………………………………………………

 

……………………………………………………………………

 

 

…………………………………ポタッ

 

一方通行は泣いた。

 

今まで我慢した分、泣いた。

 

打ち止めはそんな一方通行を優しく抱き

 

打ち止め「ずっと居てくれる…?」

 

一方「………あァ…あぁ……」

 

冥土「しかし…一方通行…あの子をほっと置くのかい?」

 

一方「あ?」

 

一方「一緒に連れてくに決まってンだろォ」

 

冥土「ハハッ…そうか」

 

 

 

 

~とあるマンション~

 

ピンポーン

 

ガチャ

 

上条「ども」

 

上条「ちょっといいですか!」

 

姉御「いいぞ、入れ」

 

姉御はあれからスキルアウトを止めて普通の女の子に戻った。

 

ミサカ20000号と同じ中学校に転入した。

 

上条「小萌先生はどうですか?」

 

姉御「ああ…あいからわず小さいよ」

 

小萌先生は上条の通ってた高校をやめて、姉御が通う中学校に転勤した。

 

上条は小萌先生に姉御とミサカ20000号をまかせたのである。

 

姉御「それで話ってあれか…?旅に出るって…」

 

上条「…知ってたんですか?ええ…明日出ます」

 

ギュ

 

姉御「あたいに許可が無いとは、いい度胸だ」

 

上条「す、すみません」

 

姉御「それで…侘びに来たのかい?」

 

上条「はい……」

 

姉御「寂しくなるねェ…」

 

姉御「……………」

 

上条「……………」

 

 

姉御「……………」

 

上条「……………」

 

姉御「……………」

 

 

 

姉御「シャワー浴びてくる…」

 

上条「はい…」

 

姉御「お前も来い」

 

上条「………はい」

 

 

~2時間後~

 

上条「…はぁ~…」

 

姉御「随分激しいじゃないか…」ナデナデ

 

上条「すみません……」

 

姉御「……………」

 

姉御「見送りには行かないからな」

 

上条「え?」

 

姉御「その代わり帰ってきた時は盛大に祝ってやる!」

 

上条「フッ…お願いします」

 

~翌朝~

 

上条「じゃあ行ってくる」

 

初春「はい、お元気で…」

 

佐天「気を付けてくださいね」

 

上条「駒場さん…あの車いいの?」

 

上条は白いワゴンを指す。

 

助手席には一方通行、後部座席には打ち止めが寝ていた。

 

駒場「ああ……被疑者から押収したものだ…好きにしろ」

 

上条「ありがとう…じゃあいくー」

 

マテー

 

brrrrrrrrrrrrrrrrrr

 

バイクの音が聞こえる。

 

キィイ

 

上条「?」

 

浜面「待てよ、お前ら俺を忘れんなよ!」

 

駒場「浜面……」

 

浜面「迎えに来たぜ!ほら、選別」ドサッ

 

上条「?」

 

上条は黒いバックを受け取る。

 

麦野「最新のノートパソコン…色々と便利だから」

 

浜面の後ろに乗っていた麦野が言う。

 

上条「理事長、浜面…ありがとうよ」

 

麦野「あんたが帰るまでちゃんと管理しといてあげるよ、ちゃんとこの街は」

 

上条「ああ」

 

浜面「はー。お前ら本当に行っちゃうのかー寂しくなるなー」

 

麦野「浜面も行きたい?」

 

麦野「行ってもいいよ」

 

上条「いえいえ、こんなむさ苦しい男、そちらで引き取ってください」

 

浜面「なんだよ!おい!」

 

ブロロロロロロ

 

初春「はー行っちゃいましたね」

 

佐天「そうだね」

 

初春「ちょっと早いけど学校に行きますか?」

 

佐天「うん」

 

 

駒場「さて……仕事に戻るか…」

 

麦野「はまづらーこのままドライブしようよー」

 

浜面「おう…いいぜ、行こう」

 

ブロロロロロロロ

 

 

上条「楽しみだな~」

 

上条「何処行く?」

 

一方「取り合えず…」

 

コンコン

 

上条の車にノックする

 

革ジャンの男とその後ろに座る眼鏡の女。

 

ウィイイイイイイイイン

 

上条「黒妻!固法さん」

 

黒妻「よう!元気だったか!」

 

上条「なんでいんの?」

 

黒妻「一週間前に出所してきた、それで旅に出るんだ美偉もつれて」

 

固法「うんじゃあね上条君」////

 

黒妻「じゃあなー」

 

brrrrrrrrrrrrrrrrr

 

上条「なんだよ…もう…」

 

上条「じゃあ、何処行く?」

 

打ち止め「海行きたーい」

 

一方「起きたか、ガキ」

 

上条「じゃあ、取り合えず東だな」

 

 

 

そう言いながら、上条はアクセルを踏んだ。

 

自分たちの知らない、未知なる土地に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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