「かよち~ん、矢澤先輩頑張れ~」
こんにちは、小泉花陽です
今、花陽は地元の一番有名な場所
神田明神で階段を上り下りしています
なんだそんな事しているのかって言われたら
花陽、実はスクールアイドルを始めたんです
2年上の矢澤にこ先輩と一緒に
男女のユニットとして活動する事になりました
その前に体力作りをする為に
幼馴染み、凛ちゃん協力してもらって
トレーニング中なんです
凄く……しんどいです
「は~いお疲れ様、2人とも」
「はぁはぁ……キツイ、流石陸上部」
「あ、ありがとう…凛ちゃん」
凛ちゃんがにこ先輩と花陽の為に
スポーツドリンクを用意してくれました
わかっていたけど
こんなにキツイなんて
倒れそうです←
「トレーニング始めて、一週間ぐらい経つけど2人とも凄いよ、流石だね」
「はは……当然だろう、この矢澤にこ…こんなトレーニング余裕だぜ」
「ま~た、そんな事言って…無理はあかんよ?にこっち」
「うわっ!?希」
あっ、希先輩だ
今日は神社のバイトなんだ
「希先輩、今日はバイトなんですね…」
「あっ、花陽ちゃんヤッホー…そうやんよ♪」
流石先輩だな~
着物凄く似合ってます
「来たばっかやけど、また来るな~頑張ってな」
「おう、またな…」
「ありがとうございます!」
「よーし!次のトレーニング行くぞー!」
よし!花陽頑張ります!!
「……言いたい事はわかるよ、ウチも真姫くんの事言えない」
「……」
夕方の学校の音楽室
綺麗なオレンジ色が音楽室を包みます
凛ちゃんのトレーニングが終わり
次は真姫くんのボイストレーニングを受けています
流石真姫くんです
教え方が上手くて、すぐに覚えられます
「はい、今日はここまでにしよう……お疲れ、2人とも」
「ふぅ~終わった終わった…俺、ちょっと用事あるから先に出るな、また明日な」
「あ、はい!お疲れ様でした」
久しぶりの真姫くんと2人っきり
そーいや、にこ先輩と知り合ってから
全然真姫くんと話せてない
「久しぶりだね……真姫くんと2人っきりになるの」
「そうだな……」
真姫くんは帰る支度をしながら
返事をしてくれました
花陽も帰る支度しなくちゃ
そして、しばらくして帰る支度が終わって
「さぁ、帰ろうか…真姫く」
(ギュっ)
真姫くんが居る方向に振り向こうとしたら
真姫くんが花陽を抱き締めてきました
えっ、なんで真姫くん
花陽を抱き締めて……
「迷惑ならやめる……ただ」
「最近、花陽と話せてないし…それに寂しかった」
真姫くんは、花陽を抱き締めたまま
話しました、真姫くんの体はちょっと震えてるように感じました
そうか……寂しかったんだ
「ごめんね、真姫くん……花陽、全然わかってなかった」
「いや、俺の方もごめん…急にこんな事して」
「大丈夫だよ、凛ちゃんで慣れてるし!」
「そうなんだ……じゃあさ」
「これは?」
真姫くんは花陽の顎を上げて
ゆっくりと顔を近付けてきました
えっ?真姫くん……何して
「いやー!!わりぃわりぃ!忘れ物しちゃったぜ」
「ん?何してんだ?お前ら」
「な、なんでもねぇよ!今から帰るから一緒に帰る!!」
「お、おう…行くぞ、花陽」
「は、はい……」
真姫くん
今さっき、やろうとしたの
き、キスだよね
な、ななな
なんで花陽に………
なんでなの~!!!!