今日は本編から離れます←
「ふぅ……」
「やっぱり園田くんカッコイイよね!」
「うん!流石って感じ」
ことりの隣で、海未くんを見て
そんな事を話している2人の同級生
2人が知らない海未くんをことりは知っている
海未くんって意外と可愛いんだよ?
ことりがちょっと、短いスカート履いてきたら
めちゃくちゃ顔を真っ赤にして、すぐにロングスカートに変えようとしたり
恋愛ドラマのキスシーンを見たら
すぐに隠れたりするんだよ?
ことりだけが知っている
海未くんの素顔
もうちょっとだけ、ことりだけにしといてね?
「お待たせしました…ことり」
「うん!お疲れ様海未くん」
部活帰り
今日は穂乃果くんが店番があるからと
先に帰り
久しぶりに2人で帰る、帰り道
「来月から後輩が出来るんだね」
「はい…どんな方々が来るのか楽しみですね」
「そしたら、また海未くんの人気が上がるね」
「うっ……流石に恥ずかしいです」
あっ、顔が真っ赤だ
可愛いな~
「ねぇ、海未くんは覚えてる?ことりと初めて会った時の事」
「覚えていますよ…初めて女の子に話しましたし」
あれは小学校の時
ことりは生まれつき弱かった左膝で
足を引きずったりして
男の子に馬鹿にされたりしていた
そんな男の子から守ってくれたのが
海未くんだった、海未くんが体を震わせながら
必死にことりを守ってくれた
カッコ良かった…初めて
守ってもらえた
【だ、だいじょうぶ…?】
【ふぇ……くすっ、ウワァァァ!!こわかったですぅぅぅぅ!】
男の子が去ったあと
海未くんは大泣きしてしまった
「ふふっ、泣いてた海未くん、可愛かったな」
「や、やめて下さい…恥ずかしい」
「でも…カッコ良かったよ?ことりのヒーローは、ちょっと泣き虫な勇気のある素敵な男の子だよ?」
「………ありがとうございます」
多分、海未くんが覚えてないだろうな
あのあと
【な、なかないで!もうだいじょうぶだから】
【うぅ……わかりました、もうなきません…きみをぼくがまもります】
【どんなにつよいやつがきても、ぼくがきみをまもります!!】
「僕はことりを悪い奴から守るヒーローですから…」
「海未くん…覚えていたの?」
「当たり前ですよ……これからもずっと、ことりのヒーローで居たいですから」
もぉ、たまにこんなずるい一言言うから
海未くん、ダメなんだよ
「じゃあ、そんなヒーローにことりから渡したい物があります!」
「はい♪お誕生日おめでとう海未くん」
「ありがとうございます!嬉しいです」
「大切にしますね」
ふふ、また可愛い海未くん出てきた
ことりのヒーローは
たまに可愛くて
たまにカッコイイ
泣き虫な優しい優しい
勇気のあるヒーローです