ラブライブ!~まきりんぱな!!~   作:花陽ラブ

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凛と花陽

「あっ……」

 

「……っ」

 

昨日、あんな事が起きて

花陽と真姫くんはあんまり顔を合わせられなくなりました

 

なんで、花陽にあんな事したんだろう

わかんないや

 

 

 

「ごめんなさいにこ先輩、今日レッスンお休みします」

 

「えっ!?ちょっ……」

 

今日の放課後

にこ先輩に休むと伝えてから

花陽は真っ直ぐ家に帰りました

 

別に真姫くんに会いたくない訳ではない

ただ…なんて顔して会えばいいのか

わからない

 

 

 

「おっ、花陽…今日は早いんだな」

 

「ただいま…お兄ちゃん」

 

家に帰ってきたら

お兄ちゃんが居ました

花陽の家族は

母、父、兄、祖母、祖父

そして花陽…

6人暮しなんです

 

ごめんねお兄ちゃん…今ちょっと花陽元気無いんだ

花陽は自分の部屋に入って

ベッドに制服のままダイブして

しばらく考えてました

 

 

そしたら

自分の部屋のドアがノックされました

 

「はい……」

 

「やっほーかよちん」

 

凛ちゃんでした

そうか、花陽の事心配して

 

「今日のかよちん、いつもと違うからさ」

「気になって…」

 

「うん…ごめんね?凛ちゃん」

 

凛ちゃんにまで心配させちゃった

 

花陽情けないな

きっと真姫くんも

 

 

 

「もしかして…真姫くんか、矢澤先輩?」

 

「えっ…」

 

「やっぱりか…俺なんでもわかるんだから」

 

うぅ

凛ちゃん鋭いな

 

「凛ちゃんはなんでも、花陽の事わかるんだね」

 

「当たり前だよ…大好きなかよちんなんだから」

 

「うん、花陽も凛ちゃん好き」

 

真姫くんもきっと心配してる

あとでメールしてあげなきゃ

 

 

「ねぇ、かよちん」

 

「ん?どうしたの凛ちゃ……」

 

凛ちゃんが花陽の事を

押し倒してきました

えっ?どうしたの、凛ちゃん

 

「……凛ちゃん?」

 

「いい加減……凛の事、見てよ」

「凛の事、男の子として見てよ!最近は真姫くんや矢澤先輩の事ばっか……俺だって、男の子なんだよ?」

 

「………」

 

凛ちゃん……

そんな事思っていたの?

 

小さい頃からずっと居た

幼稚園の頃からずっと隣に居た

男の子

 

凛ちゃん……ごめんね?

 

「……ごめん」

「凛…やっぱりかよちんに無理矢理出来ないや」

 

凛ちゃんはゆっくり顔を近付いてきたけど

やっぱりやめて

 

謝ってきた

 

「凛ちゃん……花陽ね」

「嬉しかったよ?凛ちゃんが花陽の事好きなんだなって伝わったから、でもね…花陽がわからないの、花陽が本当に誰が好きなのかわからない」

 

「かよちん…」

 

「だから……待ってて欲しい」

「花陽のこの気持ちがはっきりわかるまで」

 

花陽はゆっくり凛ちゃんの手を握って

優しく微笑みました

 

「わかった……待つよ」

「かよちんの気持ちがはっきりわかるまで」

 

 

 

その日の夜は

凛ちゃんがうちでご飯を食べて終わりました

 

 

花陽は真姫くんに今日の事で

謝るメールを送りました

 

 

 

 

「あっ、真姫くんからだ」

 

 

俺もごめん…

その、あれは気にしないでほしい

 

もし、良かったら

明日は音楽室で花陽の好きな曲弾くよ

真姫

 

 

「良かった…」

 

明日は真姫くんのピアノ久しぶりに

聴けるんだ、楽しみだな

 

 

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