アイドル研究部が無くなる?
無くなったら、スクールアイドル出来なくなる
にこ先輩の夢が……希先輩の気持ちが
いやだ、そんなのやだ
「ま、待って下さい!!」
「花陽!??」
「君は……一年生の」
勢い良く、扉を開けて
びっくりした顔をしてこちらを見るにこ先輩
後戻り出来ません
言うだけ言います!!
「あ、あの生徒会長さん」
「アイドル研究部の廃部だけはやめて下さい」
「……理由を聞こうか」
「やっと、やっとにこ先輩のなりたかったアイドルになれるんです」
「希先輩だって、同じ気持ちです…花陽も大好きなアイドルをやりたいです!」
「希の名前が出てくるって事はあの事を知っているんだね……誰から聞いたの」
「俺と希が教えたんだよ…」
「なるほどね……」
うぅ、生徒会長さん
凄く怖い顔で睨んできます
でもここは負けてられません
「にこ先輩達から聞きました…もし、花陽が生徒会長さんの立場なら花陽も許せません」
「……」
「でも、生徒会長さんは何もわかってません」
「生徒会長さんはあの時のにこ先輩の事ばっかり責めてます、しっかりとそのあとのにこ先輩を見てあげて下さい!希先輩の事をしっかり、見てるにこ先輩を」
「知ってるさ、彼がしっかり見ていた事も…」
「だけど、僕は許せないんだ…希の隣に居た奴が一番希の気持ちに気付かない事に………僕はそれが許せない」
「絢瀬……」
「矢澤にこ…君は希か、アイドル研究部どっちを選ぶ、選べ」
「俺は………」
にこは下を向いて
しばらく考えてました
そして顔を上げて言いました
「俺はどっちも好きだ」
「希もアイドル研究部も…どっちもお前には渡さねぇ!」
「はは……そうか」
「なら勝負をしよう」
「勝負?」
「あぁ、場所は音ノ木坂学院のホールを貸してあげる」
「そこで君達、スクールアイドルがライブをするそれだけだ」
ライブ!?
花陽達が、初ライブ
「日付は今日の十日後、5月20日、勝敗は簡単」
「ホールを満員ならアイドル研究部の勝ち、満員じゃなかったら僕の勝ちだ」
「へへ、良いぜ受けて立つぜ」
「楽しみにしてるよ……またね」
生徒会長さんがこちらに近付いて
花陽の肩を優しく手を置いてから
部室から出ていきました
その瞬間、花陽の身体から力が抜けて
座り込んでしまいました
「はは、大丈夫かよ花陽」
「お前すげーよ、よく絢瀬に立ち向かったな」
「は、はい……知って欲しかったからにこ先輩の事」
「そっか」
にこ先輩が座り込んだ花陽に近付いて
手を差し出して立たせてくれました
ん?そうだ
「そういえば…にこ先輩」
「ん?どうした」
「ライブどうするのですか?」
「花陽達、まだ自分達の曲なんてないですよ?」
「ふふ、大丈夫だ花陽」
「真姫の奴に作曲して貰った奴はあるぜ!!」
おぉ~!
流石にこ先輩です
ん?あれ…作曲は出来てる?
「あの……作詞は?」
「あっ……忘れていた」
にこ先輩ぃぃぃぃぃぃぃぃ!??