真姫くんが
今日の放課後に部室に来てほしいと言われて
花陽は部室に向かっている途中です
何故なんだろうと考えてみたら
昨日のことり先輩と海未先輩の事なのかな
確かにちょっとことり先輩
顔が暗かったし、海未先輩は何かわかっているみたいだし
なんだろ
「みんな揃ったな」
「なんだよ、真姫…いきなり」
「花陽もちょっと気になるな…」
部室の中に入ったら
いつもはにこ先輩が座っている席に
真姫くんが座っていて
花陽が来たので話を始めるようだ
「昨日の南先輩、ちょっと怪しくなかったか?」
「まぁ、確かに…ちょっと遠慮してるみたいな感じだったな」
「園田先輩は何かを知っている感じだったし…」
確かに……海未先輩のことり先輩を心配そうに見てました
何か知ってるのかな
「あ、あの……話って何かな?」
「失礼します…」
えっ!?ことり先輩と海未先輩
花陽達が考えてる時に
部室の扉が開いて、中に入ってきたのが
2人でびっくりしました
「俺が呼んでいたんだ」
「そ、そうなんだ…真姫くん」
真姫くんの事を見たら
自分が呼んだと言って
凄いな真姫くん
「お2人に単刀直入に聞きます、何か隠しているんですか?」
「えっ…」
「もし、何か隠してるなら話して下さい…メンバー内では隠し事無しでしょ?」
「し、しかし…これはことりの「良いの海未くん…ことり、ちゃんと話すから」
ことり先輩が海未先輩を止めて
真剣な顔で花陽達を見てます
「みんなにはいつか話そうと思っていた事なんだけどね」
「ことりね…生まれつき、左膝が悪いんだ」
ことり先輩は椅子に座って
自分の左膝を優しく撫でていました
「よく足を引きずって歩いたりしててね、それが原因でよくからかわれたりしたんだ」
「でも小学生の時に手術して、今でも安全の為に見て貰ったりしていて、先生は大丈夫だって言ってくれているんだけど……」
苦笑いをして昔の話を教えてくれて
その最後に
ことり先輩は下を向いてしまいました
「大丈夫だって……自分でも思っているんだけど、なんでなんだろう」
「怖いんだ、ことりのせいでみんなの足を引っ張るのが…また膝が悪くなるのが……怖いんだ」
ことり先輩は下を向いたまま
話して、手に涙が落ちているのがわかりました
ことり先輩……
「大丈夫です!」
「えっ…」
「ことり先輩なんかより、花陽の方がみんなの足引っ張りそうですし…もし仮にことり先輩が膝が悪くなっても、誰もことり先輩の事なんか責めたりしません!」
「だから……ことり先輩の気持ち、花陽知りたいです」
「かよ……ちゃん」
花陽はゆっくりことり先輩に近付いて
優しく抱き締めました
優しく背中を撫でてあげました
「ことり……入りたい」
「アイドル研究部に入りたいです…」
今日からまた
新しいメンバーが増えました