花陽はたまにこんな風にこんな事を考えます
もし
凛ちゃんや真姫くんが女の子だったらと
もし女の子だったら
花陽達の関係はこのままなのかな?
それとも…違うのかな?
これは花陽がそんな風に考えてた事で
不思議な体験をする
そんなお話です…
「今日は凛ちゃんと真姫くんが一緒に行けるな~」
「ちょっと早く来ちゃったな…」
今日は朝練が無しで
2人と一緒に登校しようと相談して
集合場所に先に着いたので
携帯で暇を潰します
「あっ!居たにゃ~!」
花陽は携帯で調べ物をしていたら
可愛い声が後ろから聞こえて
にゃ~?小学生の子が友達でも見つけたのかなと思って
いたら
後ろからぎゅっと抱きつかれました
「うわっ」
「へへ、かよちん早いね?」
「おはよ、花陽」
えっ?誰だろう
この子達
ショートカットの女の子が花陽の後ろに居て
抱きついてきた女の子がかよちんと
呼んできた
かよちんって呼ぶのは凛ちゃんしか居ない
でも凛ちゃんは男の子だし……
「えっと……誰ですか?」
「えっ…」
「た、大変にゃ……かよちんが記憶喪失だ」
「は、花陽…貴女、どこか頭打たなかった?」
誰かと聞かれた
2人がお互いの顔を見てから
心配そうに花陽の顔見てきます
「こうもしてられない!!急いでみんなの所行かないと」
「えぇ!その通りね」
え?えぇぇぇぇぇぇ!?
2人が花陽の両手を掴んで
走り出しました
だ、タ゛レ゛カ゛タ゛ス゛ケ゛テ゛ェ~!!
「とーちゃく!!」
「うぅ…」
学校に着いて
校門をすり抜けて
女の子が止まりました
「かよちん、学校わかる?」
「えっ、音ノ木坂…だよね」
「良かった~わかってるんだ」
確かに音ノ木坂です
でも、なんで女の子しか居ないんだろう
男の子は?
「あ、あの…!」
「ん?どうしたの」
「男子はどうしたんですか?確か…音ノ木は共学」
あれ?また
花陽、変な事言ったのかな?
また2人がびっくりした顔で
お互いを見ていました
でもこの2人
初めて会ったのに初めてじゃない感覚がある
なんでだろう
それにこの2人
凛ちゃんと真姫くんみたい…
「どうしよ真姫ちゃん!かよちんが凛達の事忘れてるし」
「学校の事まで」
「落ち着きなさい!これは本格的な記憶喪失ね」
えっ?
オレンジ髪の女の子の口から聞こえたのは
凛、真姫ちゃん…
なんでその名前が
もしかして、この2人
「とりあえず、花陽を部室に連れていくしかないわね」
「みんなにも見てもらわないと……」
花陽は再び
2人に両手を掴まれて
引きづられたまま、学校の中に入り
ある場所に向かいました
それは花陽にも馴染みの場所でした