「……大丈夫?ことりちゃん」
「う、うん…」
学校の体育倉庫の中で
ことりと穂乃果君は閉じ込められている
お互いに背中合わせに体育座りで座っている
なんでこんな事になっているのかと言うと
それは今日の今朝から始まる
~数時間前~
「おはよ~!2人とも」
「おはようございます、ことり」
「おっはよ~ことりちゃん!」
いつもの朝
ことりは海未くん、穂乃果くんと一緒に学校に向かう
今日も楽しい事があるかなとことりはワクワクしながら
学校に向かいました
「ところで穂乃果…今日の宿題ちゃんとやったのですか?」
「へっ?宿題……げっ」
国語の宿題があるので
海未くんが穂乃果くんに聞いてました
この反応はいつも通りやっていないみたいです(笑)
「どうしよことりちゃん!!宿題やってない!お願い見せて」
「えっ!?ことりの!?」
「ダメに決まっているではないですか!!すぐにことりを頼るのは!国語の授業までに僕が宿題を教えますから自力で宿題をやりなさい!」
「そんな~!!」
穂乃果くんがことりを子犬のような目で見てきて
見せちゃおうかなと考えていたら
ことりが穂乃果くんに甘いのを知っている
海未くんがすぐに止めてきて
結局、海未くんが穂乃果くんのを見る事になりました
学校に着いて
すぐに海未くんが穂乃果くんの宿題を見ていました
それからは、国語もなんとか間に合って
穂乃果くんは怒られずに済みました
放課後に体育の先生は
ことりと穂乃果が体育館倉庫に物を出してほしいと頼まれて
2人で出す事になりました
海未くんは先に部活に行っていて
久しぶりに2人で行きます
「あの先生、人使い荒いんだよな~早く終わらせて帰ろうかことりちゃん」
「へへ、そうだね」
体育館倉庫前に来て
穂乃果ちゃんが愚痴りながら中に入って
作業を始めました
ことりも手伝わなきゃ!
「ことりちゃん、これ重いから気を付けてね」
「うん!」
しばらくして
作業もかなり進んで
もう少ししたら終わる感じになってます
「あっ、穂乃果くんこれも見ないとダメだよね?」
「ん?そうだね…ことりちゃんお願い」
ことりは残っている物に気付いて
それを取り出したら
物が崩れ落ちてきました
「ことりちゃん!??」
「んん……穂乃果くん!?」
「へへ、良かった…無事で良かったよ」
ことりは気を失っていたようで
気が付いたら、穂乃果くんが居て
どうやら落ちてきた物が唯一出入口に落ちてしまい
外に出れなくなってしまいました
穂乃果と2人っきり
ど、どうしよ
ことりのせいで
出れなくなっちゃった