「かよちゃんって物知りなんだね!ことりびっくりしちゃったよ」
「へへ、こんな事しか知らないんですけどね」
イベント終わりのことり先輩と一緒に
スクールアイドルショップに来ています
そーいや、凛ちゃん以外と来るの初めてだな
「たくさん、可愛い服とかあってことりもあんな服作ってみたいな~とか思っちゃうな」
「えっ、ことり先輩服作れるんですか」
「はは、まだ作った事ないけど作ってみたいなってね」
うわ~流石ことり先輩
花陽は…そんな凄い所ないや
花陽はそんな事考えながら
ショップから出て、すぐに男の人とぶつかってしまいました
「す、すいません」
「いってーな!」
「気を付けやがれ!!」
うぅ、やっぱり花陽はドジばっか
「かよちゃん大丈夫?」
「う、うん大丈夫です…」
「ん?お前、さっきメイド喫茶に居たよな?」
「あ、はい」
男の人はことり先輩を見て
ミナリンスキーさんだと気付いて
ゆっくり近付いてきました
「へへ、せっかく会ったんだ今から遊ぼうよ」
「いや、私…この子と遊んでいるので」
「だったら、その子も連れて遊ぼうよ」
こ、怖い
凛ちゃんや真姫くん居ないし
どうしよ……
「おい……」
「ん?」
その時、男の人が頬を殴られて
吹っ飛んでいきました
男の人を殴った、人を見たら
ピンクのセーターを着た男の子が立ってました
「嫌がってるのがわかんねぇのか、タコが」
男の子はゆっくりと花陽達に近付いて
手を差し出してくれました
「立てるか?」
「あ、ありがとう…えっと、僕強いね」
「うん!お姉ちゃんびっくりしちゃったよ」
「っ……」
あれ?男の子がなんか傷ついてるように見えるような
「お、俺…一応、高校生なんだけど」
体をぴくぴくさせながら
音ノ木の生徒手帳を見せてくれました
えっと…矢澤にこ
高校……三年生!?
「えっ!?三年生!??先輩なんですか」
「ご、ごめんなさい、まさか先輩だったなんて」
「べ、別に構わねぇよ…慣れてるし」
「それより、さっきみたいな事にならねぇように気を付けろよ?特に眼鏡のお前」
「うぅ、はい……」
矢澤先輩は花陽を指差して
気を付けろよと言われました
反省しないと
「お前、名前なんて言うんだ?」
「えっ…小泉花陽です」
「なるほどな……実はあそこのショップで花陽の熱いアイドルへの想いをたまたま聞いてな、花陽をウチの部活に招待したいなと思って」
「部活?」
「あぁ!この矢澤にこ様がやっているアイドル研究部を小泉花陽!!君を招待してやる」
え?えぇぇぇぇぇぇ!!
アイドル研究部!?なんて素敵な部活
そんな部活があったなんて話が知りませんでした
ぜひ入ってみたいです
「い、良いんですか!?」
「あぁ!もちろんだ」
「良かったね!かよちゃん」
「はい!ありがとうございます」
その日は
あのあとは矢澤先輩とことり先輩の連絡先を聞いて
お別れをしました
そーいや、矢澤先輩と一緒に居た
女の人、副生徒会長だったよね
仲良いのかな
そんな事より!
月曜日から矢澤先輩のアイドル研究部にお邪魔するんだ!
今から楽しみで仕方ありません