あの日以来
矢澤先輩、いやにこ先輩が花陽達とよく話すようになりました
花陽はアイドル研究部に入って
凛ちゃんは陸上部
真姫くんは何も入らないみたい
にこ先輩とは凄く良くしてもらっていて
ライブを見に行ったり、雑談したり、グッズを買ったり
楽しい事尽くしです!
でも
一つだけ、気になる事があります
それは……
「にこ先輩は……スクールアイドルやらないんですか?」
「っ……や、やらねぇよ?」
にこ先輩は何かを隠してる
そんな気がした
にこ先輩…スクールアイドルで何かあったのかな
「そ~んな顔して、ボケっとしてたらワシワシするで~!」
「っ!??」
「きゃぁぁぁあ!」
「一年生でその感じ将来有望やね♪」
な、ななな
なんですか!?花陽が屋上で考え事していたら
む、胸を両手で掴まれました
びっくりして後ろの人を見たら
にこ先輩とたまに居る副生徒会長でした
「えっと……」
「あっ、ウチ東條希って名前なんよ?小泉花陽さん♪」
「そんな、顔で人を見やんといや~もうなんもせぇへんから」
うぅ、信用出来ないです
東條先輩か……覚えました
「あっ、あと希先輩で良いからね!」
「えっ、は…はい希先輩」
「花陽ちゃんが今、何を気にしてるか当ててあげようか?」
えっ?花陽が気にしている事
「ウチが来たのは、その気になる事を解消させてあげようと思って…まぁウチが話したってバレたら怒られるやろうけど」
「えっと……にこ先輩の事ですか?」
「ご名答!気になるんやろう?なんでにこっちがスクールアイドルの事で何か隠してる感じでいるのか」
花陽はゆっくり頷いて
希先輩からにこ先輩の過去を聞きました
「にこ先輩っ!??」
「うわっ、なんだよ花陽…いきなり部室に入ってきて」
「花陽…にこ先輩とスクールアイドルやりたいです!!」
「希先輩から聞きました…にこ先輩がスクールアイドルをやっていたって」
「あいつ、話したのかよ……」
「良いのかな?希から聞いたなら、俺は相当厳しいぞ?」
「大丈夫ですっ!花陽、にこ先輩とならなんでも頑張られる気がします」
花陽はにこ先輩の手を握って
にこ先輩顔を真っ直ぐ見つめました
にこ先輩はやっぱりちょっと迷っているように見えました
けど、花陽を信じて下さい
花陽、案外頑張られるんですよ?
「はぁ……仕方ねぇな、お前とならやれる気がするしな」
「よろしくな花陽」
「はい!!」
にこ先輩は花陽の気持ちがわかったのか
最後は優しく頭を撫でて
スクールアイドルを始める事になりました
「良かったな、にこっち♪」
「君も、はよしないと花陽ちゃん、にこっちに取られちゃうで?」
「真姫くん…♪」
「っ………うるさいな」
「恋の四角関係か…」