東方暇神録   作:大神 龍

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 今回も前回に引き続き永遠亭!

 今回からですが、登場の順番は、

コメント順→場所の一致

 で作っていきます。

 なんか、このまま行くと年末までに全員出る気がしないんですよね…なので、こういう風にさせていただきました。ご理解よろしくお願いしますm(__)m


第十四話

「はぁ……師匠はなんで私にこんな重役を……」

 

 いつもは永遠亭まで来た人は師匠が相手をするのに。と愚痴りながら歩く。

 

「むぅ……それにしても、龍が人を来るなんて…しかも女の子。何があったのかしら」

 

「何悩んでるウサ?」

 

 ひょっこりと現れる、ニンジンの形をしたペンダントを首から下げてるウサミミ少女。

 

「てゐ…あなたは何してるのよ」

 

「単に鈴仙を見に来ただけウサ」

 

「本当に?何か企んでない?」

 

「さすがに患者がいるときにそれはしないよ。私はそこまでひどいやつじゃないウサ」

 

「てゐの発言とは思えないわ。さては偽者…?」

 

「やられたいウサか?」

 

「ごめんごめん。別にそういう意味はないのよ。ただ単に不思議に思っただけで」

 

「帰る途中の龍にイタズラしようとしたら逆に仕掛けられたんだよ。それで今は意気消沈してるだけウサ」

 

「その『ウサ』ってやつはずせば良いのに。面倒でしょ?」

 

「私のチャームポイントを取る気ウサか?」

 

「それ、チャームポイントだったのね…キャラ付けがあざとくない?」

 

「この身長と見た目ならまだ大丈夫ウサ。どこにも怒られないウサ」

 

「報復が怖いだけのような……?」

 

 ため息を吐き、鈴仙は病室を開ける。

 

 行き倒れなのだから、別にそこまで道具は必要ないだろうと考え、一応、布団に寝かせているだけだった。

 

「あら、やっと起きた?」

 

 布団から起き上がってる少女を見て、鈴仙はそう声をかけた。

 

「うぅ……えっと、ここは?」

 

「ここは永遠亭。まぁ、病院と考えてくれて構わないわ」

 

「そうですか…」

 

「さて。じゃあ、名前を聞いても良いかしら?」

 

 鈴仙は少女の隣に座り、聞く。

 

「佐藤 (しずく)です」

 

「雫ちゃんね。私は鈴仙・優曇華院・イナバよ。鈴仙って呼んでね」

 

 すると、隣からてゐが、

 

「うどんげでも良いウサよ?」

 

「てゐ!」

 

 きゃー!鈴仙が怒ったー!と言って逃げていくてゐ。

 

「はぁ…まぁ、うどんげでも良いんだけどね。好きな方で呼んでちょうだい」

 

「はい。分かりました」

 

「うん。良い返事ね。それで、雫ちゃん。一応聞いておくけど、自分の帰る道とか思い出せる?無理はしなくて良いからね」

 

「うぅんと……ダメです。分かりません」

 

「そう……ん~…どうしようか。たぶん師匠の言い方からすると、住まわせる気だったし…後は本人の意思ね」

 

 もう家事をする準備はできてる。なので、後は雫がどうするかだけだ。

 

「ねぇ雫。もし良かったら、ここに住む?」

 

「良いんですか?」

 

「えぇ。たぶん許可は貰えるから、代わりに貴方には私の仕事を少し手伝ってもらいたいの。良いかしら?」

 

「大丈夫です!それくらいなら問題ないです!」

 

「そう。なら、今から聞いてくるね。待ってて」

 

「はい!」

 

 鈴仙はそう言うと、永林の元へと向かう。

 

 

 * * *

 

 

「じゃ、追加でこの子もお願い」

 

「へ…?」

 

 鈴仙を待っていたのは、拒否ではなく、むしろ追加だった。

 

「師匠……その子は?」

 

 永林のそばにいるのは、茶髪にピンクのヘアバンド。空色のワンピースを着ていた。ネックレスも付けているようだが、全体像はわからなかった。

 

「さっき姫様に負けた妹紅が帰る途中に見つけて連れてきたの。鈴仙なら任せられると思ってるんだけど……無理かしら?」

 

「全然無理じゃないです!任せてください!」

 

「そう。ありがとう鈴仙。助かるわ」

 

 頼られるのが嬉しくて反射的に言ってしまったが、よくよく考えると押し付けられたのではないだろうか?

 

「えっと、名前は?」

 

光音(ひかりね) レイラです!よろしくお願いします!」

 

「鈴仙・優曇華院・イナバよ。よろしくね」

 

 挨拶をし、永林の方を向くと、

 

「里に買い出しに行こうかと思ってるんですが、良いですか?人数が増えたので今の備蓄じゃ足りないんですよ」

 

「そうねぇ…まぁ、仕方ないわ。必要な分だけ出して、余ったらちゃんと戻すのよ?」

 

「大丈夫ですよ。くすねたりしませんって。使い道無いですもん」

 

「面白くないわね…そこはやりなさいよ」

 

「師匠は私をどうしたいんですか…」

 

「しっかりとした人間の反面教師?」

 

「姫様はその一例ですか?」

 

「そうなるわね。鈴仙もアレを目指すのよ」

 

「姫様をアレ扱いするのなんて、師匠と清花達くらいですよ」

 

 はぁ。とため息を吐いて、鈴仙は改めて言う。

 

「買い出し行ってきます。なにか欲しいものとかありますか?」

 

「そうねぇ……帰りに夜雀のところのうなぎ買ってきてちょうだい。姫様も気に入ってたし、夕食はそれで良いでしょう」

 

「そうですか…じゃあ私は作らなくても良いかな?」

 

「白米は欲しいわ」

 

 バンッ!と扉が開き、十二単(じゅうにひとえ)を着た美しい少女が入ってくる。

 

 蓬莱山(ほうらいさん) 輝夜(かぐや)。ここ、永遠亭の主であり、かぐや姫と呼ばれる少女である。

 

「あら、お客さん?」

 

「住人になりました。後一人いるので、夕食の時に顔を会わせるかと」

 

「そう。じゃあ夕食を待たず探して一緒に遊んでもらいましょうか」

 

「遊ぶの!?何するか分からないけど行こう!」

 

「え、ちょ、キャーー!」

 

 レイラに引っ張られ、輝夜は行ってしまった。

 

「……今のうちに行ってきます」

 

「えぇ、行ってらっしゃい」

 

 鈴仙はそう言って、金庫からいくらかのお金を取り出して買い出しに行った。




 レイラさん……完全にキャラ崩壊のような…(´・ω・`)





 この作品が終わらない限り募集は続く!暇神録の諸々で、キャラ、コラボ、武器募集中!
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 来年の夏休み企画のネタを募集!一日一話以上投稿するという無謀な企画!夏の季節ネタ!季節が関係ないネタでも大丈夫です!!詳しくは清花の夏休み計画(仮)まで!
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