ISでアーマードライダーになるんだ   作:Professor灰猫

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ISの世界が根本からおかしくなったのは……全部紘汰さんのせいだ!(※猫神と作者のせいです)ISの原作しっかり見てるんで……。


E.L.S-03 束 〜怪物の遊び〜

何ですの……?あいつは!

 

男のくせに突然ISを使って私達のISを破壊!?冗談じゃありませんわ!

 

 

『この謎のライダーを俺は……アーマードライダー鎧武と呼ぶぜぇ!』

 

 

アーマードライダー鎧武……かっこいい……はっ!?

 

違いますわ!絶対に認めませんわ!負けなんて……!

 

 

「おや……セシリア・オルコットさん?お困りのようですね」

「……っ!シドさん!貴方から貰ったISがあの鎧武者に破壊されてしまったのですけれどもっ!」

 

 

そこには……黒いハットを被った金髪の女……シドがいた。

 

 

「まぁまぁ落ち着いてください……実はあの鎧武者に対抗できる物があるのですよ」

 

 

するとシドは脇にあった黒いショーケースから、果実の形をした錠前を取り出す。それにはそれぞれ[L.S-05][L.S-06]とナンバーが振られてある。

 

これは、あの鎧武者……アーマードライダー鎧武が使っていた物と似ていますわ……。

 

 

「それは……何ですの?」

「これはロックシードと言って……解錠すると試合用のリングが出て、さらにその上にモンスターが出てくるんですよ」

「……危なくありません?」

「ふふふ……心配無用です。このロックシードを離さない限り(・・・・・・)モンスターはリングの上から出ることはありません。さらに試合に勝てば、自動的に戻っていきます」

 

 

そうなんですの……これで……あのアーマードライダー鎧武が倒せるなら……!

 

 

「……いくらですの?」

「今回はサービスでただで差し上げましょう……このパインロックシードとイチゴロックシードを……」

「……つくづく面白い方ですわ」

 

 

そして私はパインロックシードとイチゴロックシードを貰い、フルーツパーラーを出た。

 

……これであのアーマードライダー鎧武に一泡吹かせてやりましょう!

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

私は今りょーくんの家に向かって、街中を走っている……いや、だって朝のモーニングコールはこの天災束さんじゃないと駄目なんだよ!りょーくんは!

 

取り敢えず昨日の戦極ドライバーは、家で解析してみたんだけど……何あれ!原理が全然わかんなかったよ……。りょーくんなら知ってるのかなぁ……?

 

……あれ?何かあそこが騒がしいな……あーありゃ……。

 

確か……ビートライダーズだっけ……?束さんは全くとして興味がわかないんだけど……箒ちゃんが何かのチームに、いっくんと入っていた様な……。そういやちーちゃんもどっかのチームにダンス教えていた様な……まぁ黒歴史は置いといて。

 

そのビートライダーズはステージを巡って揉める事があるんだっけ……?何で仲良く出来ないのかなぁ……ってあれ……!

 

 

「チームインヴィットのリーダーの私に勝てると思うなよ!これがあるからな!今はISも無いんだろう!」

「ふん……それはどうでしょう……?」

 

 

あれ……持ってるのロックシードじゃん!?何で持ってるの……?りょーくんは出回ったりしないとか言ってたのに……何で……?

 

あわわ……解錠しちゃったよ……あれ?なんかプロレスのリングみたいなのが出てきて……あっ……あの怪物!あっちは……何か可愛い。もう一方は……シカ?

 

 

『Battle Start!』

 

 

何かホイッスル鳴ったよ!?何これ……ゲームなの……!?

 

 

『Hello!沢芽アイランドの皆!またまたビートライダーズで衝突が起こっているようだが……!それをスマートに解決してくれるのがこの……!ロックシードだぁー!』

 

 

あっ……ぐっさんだ。えっ……ロックシードって出回ってんの?

 

 

『このロックシードで召喚されるインベスを戦わせて勝敗を決める……何ともクールな戦い方だろぅ!それがインベスゲーム!それじゃーチームバロンとチームインヴィットのインベスゲームを見てみよう!』

 

 

インベス……それがあの怪物の名前なんだ……これってゲーム……?本当にゲームなの……?

 

あ……シカインベスが倒しちゃった……。しっかり帰るみたい……。んで……負けた方のロックシードは勝った方に行くと……ふむふむ。

 

 

「んー……取り敢えずりょーくんに聞けばいいよね?」

 

 

そして私はまた走り出した。

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

『これは戦極ドライバーとロックシードだにゃ!君がどう使うかは君次第!じゃ……頑張ってね』

 

「はぁ……これ、どうしようか……」

 

 

俺……織斑(おりむら)一夏(いちか)は川辺の草むらに寝転がり、溜め息をついて悩んでいた。それはこの戦極ドライバーとロックシードと言う物だ。

 

昨日ステージを奪われた後……自称神のオレンジ色の髪をした猫みたいな女の子(と言っても多分年上)に突然貰ったものだ。

 

俺はこれで昨日、偶然チーム鎧武のステージを襲って来た……チームバロンのISを破壊した。正直こんなヒーローみたいになれて……嬉しかった。

 

だけどこの力は……どう使えばいいか分からない。本当にこのままでいいのか……。

 

今日公開されたばかりのインベスゲーム……その力を同じような物だ。俺は直感でだが、あれは危ない物だと思っている。どうすればいいものか……っておい!?真剣!?

 

 

「一夏……何をここでゴロゴロしている」

「何だ箒か……って危ないだろ!」

 

 

突然真剣を、俺の顔の真横に突き刺してきた奴は……俺のファースト幼馴染の篠ノ之(しののの)(ほうき)である。うん……毎日の事だが、危ないこいつ。

 

箒はあのISを開発した篠ノ之束さんの妹である。ちゃんと自分の姉の事は慕っているようで何よりだ……だがあのお姉さんは重度のシスコンにしか見えない。何でだろう。

 

 

「それは確か……あの猫娘に貰った戦極ドライバーとやらか?」

「あぁ、今こいつの使い道を考えている所だ……てかこれ誰が何の目的で作ったんだろう……?」

「どうせ束姉さんだろう……こんなとんでもない兵器を作り出すのは」

 

 

うん……そうとしか俺らには考えられない。あのジッパーのようなところから出てきた果実……そしてあのロックシードで出てくる怪物、現代科学では考え……いや箒のお姉さんなら科学の力で何とか出来そうだ……。

 

 

「なぁ一夏……チーム鎧武に戻って来てくれないか……?また一緒に踊ろう。一夏」

「と言われましてもねぇ……」

 

 

俺はチーム鎧武を抜けて一ヶ月……俺は家の事が忙しかったからチームを抜けたのだ……。だって千冬姉さん家事出来ないんだもん。料理作ると暗黒物質(ダークマター)になるし、洗濯機使えば洗濯機が火花散らすし、掃除すれば逆に汚くなってるし……俺がやるしかないのだ。

 

だが俺もチーム鎧武を続けれるなら続けたい。俺だって箒や鈴と一緒に楽しく踊っていたい。あのチームネオバロンとも仲良くしたい。その気持ちが今……交差しているのだ。

 

 

「……一夏。電話鳴ってるぞ」

「あ、ほんとだ……鈴?」

 

 

俺の携帯を開き画面を見ると……俺のセカンド幼馴染の凰鈴音(ふぁんりんいん)の名前があった。取り敢えず電話に出てみる。

 

 

「あーもしもし……」

「いい、一夏!チームバロンが……」

「────っ!今すぐ行く!」

 

 

俺は良く用件を聞かなかったが、どうせチームバロンがカチコミに来たとかそんなのだろうな。あのイギリス金髪まだ諦めてないのかよ……てか何で俺に連絡したんだよ。箒とかいただろ。

 

 

「行くぞ箒!」

「お、おい!一夏!」

 

 

まぁ多分俺にしか出来ない事……もしかしてインベスゲーム……?

 

そんな事はどうでもいい!取り敢えず今はあいつら……チーム鎧武の事だけを考えろ……うん。そして走らなければ……!

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

「おーい。りょーくん!束さんだよー!」

 

 

返事が無い……ただの居留守のようだ。

 

まぁいいよー。どうせ束さんにはこの[りょーくんの家に侵入の剣(ただの合鍵)]があるからねぇー!これだから幼馴染っていうのは最高なんだよ!

 

……えーゴホン。さてさて早速りょーくん家におじゃましないと……ってあれ?

 

 

「鍵開いてんじゃん……束さん何か損した気分だよ」

 

 

あれ……これ鍵開いてるというより……壊れてる……?まさか強盗!?

 

 

「大丈夫!?りょーくん……」

「ん?束か……どうした?」

 

 

何かちーちゃんが裸エプロンしながら立ってるんだけど……

 

 

「ちーちゃん……その格好は……?」

「あぁ、これか。一夏が読んでいた本と同じ格好をしてみたのだ。似合うか?」

 

 

あの子何読んでんの……。確かに私が遊びに行った時に偶にそんなの読んでるけどさぁ……それを真似るちーちゃんもちーちゃんだよね。

 

 

「てか何でここにいるの?」

「凌太朗に朝ご飯を作ってやろうと思ってな。……だが合鍵を家に忘れて来たから強引に入らせてもらった」

 

 

いやちーちゃんの料理食べたらりょーくん死んじゃうよ……?私も1回だけ食べさせてもらったけど……刺激が強過ぎて気絶しちゃったもん。

 

てかちーちゃんここの鍵壊しちゃったんだ……どんな馬鹿力なの……?人間辞めちゃってない……?

 

 

「それで、りょーくんは?」

「何か用事があるようで、私が来た頃にはもういなかったぞ」

 

 

ちーちゃんが見せた紙には、『ちょっと用事があるので家を空ける。ちなみにコーヒーは飲んでくれて構わない』と書いてあった。……どこ行っちゃったんだろ。

 

 

「だから帰ってくるまで待つとしよう……ブフッ」

「うぉ……!?ちーちゃんどうしたの!?」

「このコーヒー……塩っぱい……」

 

 

ほらね……ちーちゃん砂糖と塩を間違えたんだ……。料理なんて出来る筈ないよ……まぁ何であんな未知の物質作れるかは別だけど……。

 

 

「まぁいい……取り敢えずテレビでも見ていよう」

「そうだね……あ、ビートライダーズホットラインか」

 

 

『Hello!沢芽アイランドの皆!何とチーム鎧武とチームネオバロンがまたまた戦うようだぜぇー!これを見てくれ!』

 

 

テレビをかけるとビートライダーズホットラインがかかり、DJぐっさんが映し出されている。そして……私達は驚きのものを見た。

 

 

「いっくん……!?」

「何で一夏が……戦極ドライバーを……!」

 

 

『変身!』

 

 

画面に映し出されてたいっくんの姿。そして何故か腰につけてあった戦極ドライバーに、オレンジのロックシードをつけて、青い鎧武者に変身してしまった。

 

 

「と、取り敢えず見に行こう!ちーちゃん!」

「そ、そうだな……」

 

 

そして私達は急いでりょーくんの家を飛び出しいっくんがいる広場に走って行った。




主人公どこ行った。3話なのに出て来ないのは作者のせいだ。

前回の質問の件ですが、猫神が渡しました。全部あいつのせいだ。

別に猫神が全員に渡すとかは言って無いです……。全員……?何の事かな。

ちなみにチームネオバロンは最終的にチームネオバロンにしました。すいません。
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