ISでアーマードライダーになるんだ 作:Professor灰猫
「プロフェッサー涼真……本当に此処で合っているのか……?」
『そうさ織斑くん。そこが君が今日から働く沢芽中学校だ』
千冬はサクラハリケーンに乗り、沢芽島で唯一の中学校────沢芽中学校に来ていた。彼女はバイクの免許を持っている……問題無い。しっかりヘルメットもかぶって来た……ノーヘルの凌太朗とは違う。今立ち向かう問題とは程遠い────
「何故、私が急に教師の仕事をするのですか……?」
千冬は今日突然、ユグドラシルコーポレーションに出勤した途端……教師をすると聞かされたのだった。
千冬と話しているプロフェッサー涼真とは、ユグドラシルコーポレーションの研究部門の主任である
涼真は気さくで優しい人だったため、千冬は嫌っている訳でも無かった。が、彼の子供の様な趣味にはついていけていない。天才で子供っぽいとなると何処かの兎と似ているが……。それは涼真の親友で、研究部門のプロジェクトリーダーの
『君の弟さんがアーマードライダーみたいだからねぇ……。私としては何故彼が戦極ドライバーを持っているのか知りたいんだ。それなら君が教師として見ていた方がいいと思ってね!』
「それを呉島主任は承諾したのか?」
『何か浮かない顔していたけど承諾してたよ?湊くんやシドくんは何だか溜息をついていたようだけど……何でだろうね……?』
「プロフェッサー涼真、自重しろ……」
とまぁこんな感じで涼真は自由気ままな人なので、それに振り回されるのだ。こんな人が上に居られるのも、その頭脳が素晴らしいからだろう。
そして戦極ドライバーは、元々涼真が開発したものだったらしいが、何故一夏が持っているのかは分からないらしい。凌太朗が持ってるのは、恐らく研究者繋がりで貰ったものではないかと勝手に解釈している。苗字も同じなので、もしかしたら身内なのかもしれない。
一夏にも聞いてみたが、誰から貰ったとかは教えてくれなかった。千冬はそこまで詮索する気は無かった。凌太朗にも一夏がアーマードライダー鎧武なのは隠している。
『んじゃ頑張ってくれたまえ。後それから────』
「はぁ……」
千冬はまた面倒な事を言われるのではないかと思い、勝手に電話を切った。そして溜息をつく。
「……行くか」
そしてサクラハリケーンをしまうと、校舎で一夏と合うと思い少し顔を赤らめながら、学校の玄関をくぐった。
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「えっ……千冬先輩!?どうしてここに……?」
「それはこっちの台詞だ、真耶……」
早速、校舎に入ってみれば千冬のユグドラシルコーポレーションでの後輩、
「まぁプロフェッサー涼真さんなら仕方ありませんよね……」
「あぁ……それよりも何故……」
「このクラスか……ですよね?確か千冬先輩の弟さんも通ってるんですよね?もしかして……」
「2年1組……確かに、このクラスだ……」
2年1組と振られた札。そして目の前の扉。千冬と真耶はその前に立っている。
2年1組といえば一夏がいるクラスだったのだ。まさかの……だ。新任式など無かったので、ここで初めての御対面となる。
「えっと……今日から急遽副担任となった山田真耶です」
取り敢えず先に副担任となってしまった真耶が教室に入っていき、教卓の前に立って挨拶をする。急遽だったため、クラスの中はざわめきに溢れている。そして御丁寧な事に、千冬がいるにも関わらず扉を閉めていた。
教室に入ろうと、扉の取手に手を掛ける。緊張からか手が震えている。
そして扉を開けた、が────勢いが良過ぎて扉が外れてしまっていた。外れていると言うよりも……扉が粉々に粉砕していた。器物破損である。そしてクラス全員の視線が集まる。
「げげっ……関羽!?」
「誰が三国志の関羽だぁぁぁぁぁ!」
突然、一夏が目の前に居て恥ずかしくなった事と、一夏が放った言葉にさらに恥ずかしさが増し、手元にあった出席簿をぶん投げた。
その出席簿は音速を超え、一夏の頭に直撃した。
「ぐはっ……」
「い、一夏!痛かったな……ごめんな……姉さんが悪かった」
(((何だこれ……)))
仰向けで倒れる一夏と、出席簿を当てた犯人────千冬が土下座で謝る。そのギャグパートを見ていた全員が不思議に思ってしまい、微妙な雰囲気になった。
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俺はなんとか目が覚めたようだな。てか何で千冬姉が教師になってんの……?
朝っから大変なんだよな……急に皆にアーマードライダーの事について聞かれたり、セシリアが急に謝ってきたり……それは勿論、許したよ?
あと……チーム鎧武のリーダーの
「えー……先程は失礼した。私は急遽このクラスの担任になった、織斑千冬だ」
千冬姉が顔を隠しながら言っている……てかあの出席簿が痛くておでこが多分腫れてる……。
「と言うより……何故千冬さんがここに……?」
「……まぁ大人の事情って奴だ」
「織斑……って事はおりむーのお姉さん?」
「まぁな。可愛い姉ちゃんだろ?」
「な……」
あれ……俺何かおかしな事言った……?まぁ家事出来ねぇけど。
千冬姉は顔赤くしてるし……ひぃぃぃぃ!?怖いよ……!何か箒からの視線が怖いよ……!オーラが黒ずんでるよ……。
「……何だか面白いムードになっているが……ちょっといいか?この扉の事も聞きたいしな……」
「くっ……呉島主任!?」
「呉島さん!?」
すると知らない先生が来た。千冬姉と箒は知り合いなのかなぁ……?
「私はこの学年の主任を受け持つ事となった、呉島貴光だ。気軽に接してくれて構わない。よろしく頼む」
その先生は呉島貴光と名乗った。目の下に少々クマがある。
中々なんと言うか……大人の雰囲気?と言うものを醸し出してる人だった。
「では私は他のクラスにも顔を出さなければならないので……これで失礼する」
そう言うと貴光主任は、教室から去っていった。
「え……えっとだな、皆自己紹介をしてくれないか……?」
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「はぁ……疲れた」
凄い……なんと言うかあのクラスに居ると疲れる。というか……あのクラス、個性的なキャラ多すぎだろ!
まずは外国人グループ。金髪のセルシア・オルコット、何処かの令嬢だなあれは……でもチョロそう。ナイスバディ。うん可愛い。確かイギリスだったか?
次に同じく金髪のシャルロット・デュノア、何か大人しそうな雰囲気だったな……そしてあれは隠れ巨乳だぞ。うん可愛い。あいつはフランスだったかな。
そして銀髪のラウラ・ボーデヴィッヒ、眼帯してて小柄で貧乳……強そうな気もするような守りたくなるような……うん可愛い。国籍はしらん。
そして私の知人達……何で私のクラスばかりなんだ……。あ、でも鈴はいなかったな……違うクラスなのか……?
あとなんかマスコットキャラクターみたいなのとかいた気がする……本音だったか……?
それに呉島主任にも聞きたい事がある……きっとプロフェッサー涼真の頼みとかで来たのだろうが。
アーマードライダー鎧武────一夏の事もあるし……あ、扉どうしようか……。
「……取り敢えず屋上とかで休もう」
そうそう……こんな時には風でも浴びよう……うん。
今、屋上の扉の前まで来ている。あぁ……休める。これで私は休めるぞぉぉぉぉぉ!
「い、嫌……やめて……」
「っ……!はぁぁぁぁぁ!」
扉を開けて待っていたのは……怯える女子生徒と数匹のインベス。
それを見た途端────私は走り出していた。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
私はただ────屋上で空を見上げていただけだった。
またあの白い鎧武者────あのメロンのヒーローに会いたいな……と。
そう思った時……突然、あの変な裂け目が開き、あの灰色の怪物が出てきた。
私は思わず腰を抜かしてしまった……もうダメかとも思った。
「い、嫌……やめて……」
けど……信じた────あのメロンのヒーローが私を助けに来てくれると。
「はぁぁぁぁぁ!」
次の瞬間────灰色の怪物は蹴り飛ばされていた……女の人に。
恐らく先生だろうか……?だがこのような人は見た事が無い。
「大丈夫か……?何故こうにも厄介事がまとわりつくのだろうな……。これを使うしか無いというのか……?」
その先生は私に話しかけた後────黒いベルト?のような物を取り出し、腰に装着する。ベルトは自動で巻かれていく……特撮ヒーローの様に。
「凌太朗……この力を使わせてもらうぞ。変身」
『メロン!』
先生はメロンの錠前を解錠すると、上にあの裂け目が現れて────メロンの鎧が出てきた。
『ロックオン!』
錠前をベルトに施錠すると、和風の音声が鳴り響く。そして……
『ソイヤッ!』『メロンアームズ!天・下・御・免!』
小刀を下ろすと、メロンの鎧が装着される。開く前に身体が白いスーツで覆われていく。きっとあの人だ……頭には月、そして前に見たあの太刀筋……左手にはメロンの盾だろうか……?前はあの様なものは持っていなかった……ベルトも違う気がする。
「斬月……」
「ほぅ……いい名だ。私はアーマードライダー斬月!この命……守ってみせる……」
メロンのヒーロー────アーマードライダー斬月が私の目の前に立っていた。
アーマードライダー斬月……登場。
千冬斬月とか勝てる気しない。チートや……チーターや!
そして襲われていた子……ISの原作見てる人は察して欲しい。
やっぱり地の文がグダグダになってしまう感。悲しい。
あと呉島主任とプロフェッサー涼真は出す予定はありました。デュークと斬月はもういる?どうでしょうねぇ……