遊戯王GXR   作:女神

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第1章
第一話 入学試験


第一話 入学試験

 

神様と会ったのが昨日。

昨夜は、神様が取ってくれたホテルで夜は過ごした。

神様がホテルを取ってくれるなんて事おそらく一生涯でもそうそうない事だと思う。というよりも何で神様が人間のホテルを予約しているのか疑問だ。

ホテルでは、今日の試験のために自分が持っているデッキを調整していた。

調整自体は、早く終わったがいかんせん自身に起きた事は、衝撃的で今も夢ではないかと思ってしまう。

そして気がついたらすでに朝になっていた。

 

「さてと、行きますか」

俺は、自分の荷物を持って部屋を後にした。

 

ーーーーーーーーーー

ーーーーーーーー

ーーーーーー

 

あれよあれよとしているうちに目的地の海馬ランドに到着した。

受験会場は、すでに受験生でごった返しの状態になっていた。この中に今から自分も入らなければならないと思うと僅かに憂鬱になる。

 

「俺の受験番号は・・・4番か」

憂鬱に感じながらも会場に入り自分の受験番号を確認した。

4番。

何とも言えぬ番号だ。一度死んでいるからもう関係ないか。そう思う事にしよう。

 

ドォォォン

 

大きな音が響く

客席から下を見るとそこには、白い制服を着た学生が試験官相手に見事勝利した様だ。

 

「さすが受験番号1番。デュエルの腕も優秀らしいな」

 

「あぁ。1番って事は、筆記試験首席ってことだろ」

 

「そうだぜ。すごいよな」

 

近くの受験生らしき人たちの会話を耳にして受験番号が筆記試験の結果だと知り神様がしっかり受験していた事に驚きを隠せない俺。

そして今の白い制服の学生が筆記一番だと言う。いずれデュエルしてみたいなぁと思いながら自分の受験番号を呼ばれたので急いでその場所に向かう。

 

ーーーデュエル上ーーーー

 

「君が試験番号4番か」

 

サングラスをかけた試験官が訊ねてきたのでハイと答える。

サングラスのせいか少し怖く見えるので内心で結構焦ってしまう。

 

「では実技試験を行う。リラックスしていつもの様にデュエルしなさい」

 

「では」

 

「「デュエル」」

 

「私から行かせてもらう。先攻ドロー」

試験官がそう言いデッキからカードをドローする。

 

試験官:4000 手札6

桐谷遊:4000 手札5

 

「私は、[ブラットヴォルス]を攻撃表示で召還」

 

ブラットヴォルス ☆4/闇属性/獣戦士族 攻/守 1900/1200

 

「さらに装備魔法[デーモンの斧]を[ブラッドヴォルス]に装備」

 

デーモンの斧 装備モンスター一体の攻撃力を1000アップさせる

 

ブラッドヴォルス 攻/守 2900/1200

 

「リバースカードを一枚セットしてターンエンド」

 

試験官:4000 手札3 モンスター(m)1/魔法罠(s)2

桐谷遊:4000 手札5

 

「俺のターン、ドロー」

なんか行けそうな気がする。・・・気がする。

 

試験官:4000 手札3 モンスター(m)1/魔法罠(s)2

桐谷遊:4000 手札6

 

「俺は、手札より[愚かな埋葬]を発動。その効果でデッキからモンスター一体を墓地に送る」

 

おろかな埋葬 魔法 デッキからモンスター一体を墓地に送る

 

「俺が墓地に送るのは[クィーンズ・ナイト]」

 

「[クィーンズ・ナイト]だと!!あの絵札の三銃士の一枚か」

試験官が驚いた様に声を上げ、試験会場がざわめき始める。

それもそうだ。絵札の三銃士は、伝説の決闘王が使用していたカードで非常に高価なもでありなかなか手に入らない代物なのだ。

 

「だがそれを墓地に送ってどうするつもりだ」

試験官が冷静さを取り戻しながらそう問いかけてきた

 

「こうします。速攻魔法カード[サイクロン]を発動。フィールドのカード一枚を破壊。その伏せカードを破壊する」

青黒い竜巻が試験官の場の伏せカード吹き飛ばす

伏せカードは[奈落の落とし穴]であった。

 

内心では危ねーと思いながらプレイを続ける

「さらに魔法カード[死者蘇生]を発動!墓地の[クィーンズ・ナイト]を特殊召還する」

 

クィーンズ・ナイト ☆4/光族性/戦士族/攻/守 1500/1600

 

死者蘇生 魔法 墓地のモンスター一体を自分フィールド上に特殊召還する

 

「そして手札から[キングス・ナイト]を召還。このカードの召還に成功した時デッキかた[ジャックス・ナイト]一体を特殊召還できる。来い[ジャックス・ナイト]」

遊がそう叫ぶと遊の場に絵札の三銃士が並び立った。

 

「「「「おぉぉぉ!!」」」」

会場が沸き立つ

試験官までも絵札の三銃士の姿に感銘を受けていた。しかしそれも一瞬ですぐに前を見て状況精査していた

 

「すばらしい。だが絵札の三銃士では、私の[ブラッドヴォルス]に勝てない」

試験官がこちらを見据えながらそう言う。

 

「確かに今の状態では、攻撃力2900の[ブラッドヴォルス]には、勝てませんがこうすれば勝てます。魔法カード[融合]を発動!絵札の三銃士を一つに!!」

 

「[融合]だと!!」

 

「絵札の三銃士よ 今ひとつとなりて 眼敵を切り裂け 融合召還!!現れろ[アルカナ ナイト ジョーカー]!!!」

 

アルカナ ナイト ジョーカー ☆9/光属性/戦士族/攻/守 3800/2500

効果モンスター

一ターンに一度フィールドのこのカードを対象とする、モンスター効果、魔法・罠カードが発動した時、そのカードと同じ種類の手札一枚を捨てて発動出来る。その効果を無効にする。

 

「なっ![アルカナ ナイト ジョーカー]!!」

試験官は驚愕の顔をしてアルカナ ナイト ジョーカーを見ている

 

「バトル!![アルカナ ナイト ジョーカー]で[ブラッドヴォルス]を攻撃!」

 

「ぐぁああ!!」

 

アルカナ ナイト ジョーカーの斬撃でブラッドヴォルスは真っ二つにされる

 

試験官:3100 手札3 

桐谷遊:4000 手札1 m/1

 

「くっ」

 

「まだだ!魔法カード[融合解除]!!我が元に戻ってこい絵札の三銃士!!」

 

クィーンズ・ナイト ☆4/光属性/戦士族/攻/守 1500/1600

キングス・ナイト  ☆4/光属性/戦士族/攻/守 1600/1400

ジャックス・ナイト ☆5/光属性/戦士族/攻/守 1900/1000

 

再び遊のフィールド上に絵札の三銃士が並び立つ

「バトルフェイズ中の特殊召還により攻撃権がこの三体には、ある」

 

「あぁ、その通りだ」

試験官は自らの負けを悟りそう答える

 

「行け!絵札の三銃士!!」

 

試験官に向かって絵札の三銃士が斬撃を繰り出す。その斬撃を受け試験官のライフが0になった。

 

「おめでとうデュエルは、君の勝ちだ。合否は追っ手連絡する。まぁ心配ないだろう」

試験官はそう言いながらデュエル上を後にする。

 

「ありがとうございました」

遊は、丁寧にお礼を言うと再び観覧席に戻った。

 

 

ーーーーその後ーーーー

受験番号110番の学生が試験官の[古代の機械巨人]を倒しているのを観覧席で眺めていた。

その試験官は、何やら憤慨している様だが他の試験官に引きずられながらデュエル場を後にした。

 

これから面白くなりそうだ。

内心でそう思いながら口元が緩んでいるのが自分でも分かる。

 

そう思っているのは、遊以外にも幾人か会場内にいた事を遊は知る由もない。

 

 

 

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