第三話 遊城十代とE・HERO
その後なんとか自分たちの寮の歓迎会に間に合って今は、自室で一休み中。
自室のベットの上でデッキの調整を行っていた。
さすがにシンクロやエクシーズは使えないがそれでもこの世界に通用するデッキを作る事は、簡単だった。
今現在、俺が持っているカード群はこの世界にないカードも多く効果も強力なものが多い。恐らく何の問題もなくデュエルできるだろう。
そんな事を考えながらデッキ調整を行っていた時、不意にPDAから受信音がする。
それは、さっきの万丈目からであった。
<やぁ、中途半端なイエロー君。今夜互いのエースカードをかけてデュエルをしよう。無論、勇気がないなら無理強いはしない。午前0時さっきのデュエル場で待つ>
何とも安い挑発だ。そもそも未来の決闘王がアンティールールで勝負を挑むとは、明日香の言う通り本当に碌でもない奴らだ。
こんな挑発で誰が行くのかバカバカしい。
そう思った瞬間
バン!!
「遊!!今からブルーのへっぽこ三人衆を始末しに行くから一緒に行こ!!」
「はぁあ!?」
突然扉を勢いよく開け放ち中に入ってきた玲治。どうやら彼の元にも万丈目からの有難くない招待状が届いた様だが、その様子は非常にご立腹だ。
「どうしたんだよ。そんなに怒って?」
「どうしたも、こうしたもないよ!あの野郎僕に対して『臆病者は、来なくてもいいが』なんて言いやがったんだ!!許せるかいこんな暴言を!!いや許せない!腹立たしい!!!遊もそう思うだろ!!!」
「はぁあ。」
どうやら臆病者呼ばわりされた事が気に喰わなかったらしい。しかしそんな安い挑発にどうしてそんなに怒りを表すのか。
「臆病者を馬鹿にする奴は許せない!!」
そっちか怒ってる理由は!?
臆病者呼ばわりされた事を怒ってる訳ではないのか。でもやはりどうしてそこまで怒っているのか分からない。
「どうしてそんなに怒ってるの?って顔してるね」
不意にそんな事を言われる。
図星であったため一瞬固まってしまう俺。そんな俺の様子を見て玲治は少し微笑み笑う。そんな分かりやすい顔をしていたのかと考えてしまう。
「僕が怒ってるのは、あいつらの臆病者を馬鹿にした言い方が腹立つんだよ。ましてや卑怯者風情が頭に乗っているのも気に入らん」
そう言うと彼は、俺の部屋からそそくさと出て行く。多分万丈目たちの所に行くのだろう。
「行かないの遊は?」
扉の向こうから顔だけ出して訊ねてくる玲治。その顔は、早く来いと言わんばかり顔だ。
仕方ない。自分の所にも招待状は来ているのだから玲治の連れとして行ってもいいか。そう思い俺は、玲治の後を追って自分の部屋を後にした。
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俺たちがさっきのデュエル場に付いた時には、すでに万丈目たちがおり他にも十代と翔が来ていた。
「遊!玲治!お前らの所にも万丈目から来たのか?」
「万丈目さん・だ!!このドロップアウトが」
十代の言葉に噛み付く万丈目。正直どちらでもいいだろう『さん』なんてと思ってしまうが、万丈目には自分が格下だと思う相手に呼び捨てされるのは気に喰わないらしい。まぁそんな事はどうでもいいので無視して十代の問いに答える。
「あぁ。俺らの所にもこいつから欲しくもない招待状が届いてな。それで玲治がどうもその招待状が気に食わないからこいつら始末するって熱り立っちゃって・・・」
遊が万丈目たちを指差しながら玲治と十代たちを見る。
「ふっはははは、この俺を始末するだと。【ラーイエロー】如きがつけあがるな!!」
万丈目は語気を強めながらデュエル場からこちらを見下ろしてくる。
本当に救いようがない程、俺たちの事を見下し侮っている様だ。こいつらいると本当に苛々してくる。
「万丈目さん。こんな奴ら万丈目さんのお手を煩わせる程の事もありません。俺がやります!!」
「ふん!良かろう。やってやれ取巻!!」
「御任せください!こんな屑野郎ども俺一人で十分です!!どうせ持ってるカードも屑でしょーし!」
カチーン
言わせておけば俺らだけじゃなくデッキのカードの悪口まで言われるさすがに堪忍袋の緒は切れる。俺の中で沸々と込み上げてくる怒り。
そんな俺の様子の変化に最初に気付いたのは、玲治であった。玲治はそれを見るとなぜか楽しそうに微笑み万丈目たちの方を向き口を開ける。
「では、まず彼の相手からしてもらいましょうかね。万丈目の取り巻きさん?」
玲治は、俺のを見ながら取巻にそう告げる。取巻もそれでいいと承諾した。
そして俺と取巻は、デュエル場に登ってお互いに向かい合いデュエルディスクを構える。
「一瞬で終わらせてやるぜ。中途半端のイエローさんよ」
「その減らず口すぐに叩けなくしてやろう」
「はっ!調子に乗りやがって。エリートである俺との格の違いを教えてやるよ!」
「「デュエル」」
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遊 LP4000 手札5
取巻 LP4000 手札5 先攻
「先攻は貰う!ドロー」
取巻が先攻を取りデッキからカードをドローする。
「エリートの力存分に味わうがいい。俺は、[ゴブリン突撃部隊]を攻撃表示で召還」
ゴブリン突撃部隊 ☆4 A2300/D0
「カードを一枚セットしターンエンド」
取巻 LP4000 手札(t)4 フィールド(f)2
取巻がエンド宣言をし俺のターンが来た。
「せいぜい頑張るんだな」
いちいちうるさいヤローだ。これは早々に決着を着けたいな、十代のデュエルが後に控えているし。
「俺のターン。ドロー・・・!」
「どうした?さては引いたカードが良くなかったのか。まぁイエローのデッキだから仕方ないよな!」
そう言いながら俺の事を見下した眼でこちらを見る取巻に苛立ちを感じつつ自分の手札を見る。
この手札、かなりヤバい。
「ふっ」
「何がおかしい!1」
「いや。これは、このターンで終わりそうだと思ってな」
「あぁ?何言ってやがる。さっさとターンを進めろよ!屑が!!」
本当に腹立つコイツ。
「手札から[未来融合フューチャーフュージョン]を発動。デッキより[ストロング・ウィングドラゴン][ヘルドラゴン]×2[神竜ラグナロク][ボマードラゴン]の5体のドラゴンを墓地の送る。」
未来融合フューチャーフュージョン。元の世界では、禁止カードだったんだよな。まぁ此処では関係ないけどな。
「5体のドラゴン・・・まさか!!」
「ご名答。俺が呼び出すのは、デュエルモンスター史上最高の攻撃力を誇るドラゴン。[F・G・D]」
「なっ!!だが4ターンしない内に俺が終わらせてやるよ」
「大丈夫。お前が楽しみにしている[F・G・D]なら今すぐ見せてやる。魔法カード、[ドラゴンズミラー]を発動。墓地の融合素材をゲームから除外してドラゴン族融合モンスター一体を融合召還する。来い[F・G・D]!!」
F・G・D ファイブ・ゴット・ドラゴン ☆12 A5000/D5000
轟音と共に地面から出てくる巨大な5つの首を持つドラゴン。そのドラゴンは、眼前のブルーの制服を着た男子生徒を見下ろし睨みつけている。
睨まれている取巻は、あまりの迫力に尻餅をつき怯えた様子でF・G・Dを見上げて口を開く。
「な・・なんで・・・なんでお前みたいな奴がそんなカードを持ってんだ!!」
「すっげぇ!!」
「初めて見たっすF・G・D!!」
「F・G・D!!まさかイエロー風情がこんな」
「へぇ~やっぱり遊は、面白そうだ。」
「1ターン目からF・G・Dだなんて・・・すごい」
「あの坊や面白そうね」
上から取巻、十代、翔、万丈目、玲治、そしていつの間にかいた明日香ともう一人紫色の髪をしたブルーの女子生徒がこちらを見ていた。
そしていつの間にか仲良くなっている玲治と女子二人。
なにやってんだアイツ・・・
まぁいい、さっさとこいつ片付けて十代にバトンパスしよう
「よし続けるぞ!」
その声に反応にしてよろめきながら立ち上がる取巻。そしてどこか強がる様にこちらを見て話す。
「ふぁっ[F・G・D]。確かに強いカードだが、所詮一体だけだからな何の問題もない!!」
眼が完全に逝ってるぞお前・・・
一思いに終わらせてやろう。
「手札から速攻魔法サイクロン!その伏せカードを破壊」
「あっ!俺の[魔法の筒]が!!」
魔法の筒!!アッブねー攻撃してたら俺の負けだったな・・・ふぅ。
「魔法カード[攻撃封じ]を発動。相手モンスター一体を守備表示にする。さらに装備魔法[ビックバン・シュート]を[F・G・D]に装備」
F・G・D ☆12 A5400/D5000
「なに!!」
「言うまでもないだろうが、[ビックバン・シュート]を装備したモンスターが守備表示モンスターを攻撃した場合攻撃力が守備力を越えていればその数値の差だけ相手にダメージを与える。」
「この俺が!!エリートのこの俺が!!こんな奴に!!!」
「これで終だ・・・行け![F・G・D]!!!」
F・G・Dは、5つの口から地・水・火・風・闇の攻撃を繰り出しその攻撃は取巻の守備表示の[ゴブリン突撃部隊]に命中し大きな爆発が起きる。
煙がはれるとそこには、ぐったりと倒れている取巻とデュエル場から降りようとしている遊の姿が見える。
取巻 LP4000 →0
全員が唖然とした様子で遊と取巻を見ていた。
そんな中最初に口を開いたのは十代だった。
「すっげぇ!すげぇよ遊!!」
「本当にすごいっす!遊君!!」
「えぇ。本当にすごいわ」
「面白いわ、坊や んふふふ」
「・・・」
その後万丈目のもう一人の取り巻きが取巻を抱えて後ろに下がり万丈目と十代がデュエル場に向かい合って立った。
「さっきのイエローは、なかなかだったが、ドロップアウトには期待できんな。さっさと終わらせるぞ」
「勝つのは俺だぜ!万丈目!」
「さん・だ!!ふっ。全く口の聞き方と言うのを教えてやろう」
「「デュエル」」
十代 LP4000 手札5
万丈目 LP4000 手札5 先攻
「俺の先攻ドロー!俺は、[ヘルソルジャー]を攻撃表示で召還。カードを一枚伏せてターンエンド。」
万丈目 LP4000 手札4 場2
「俺のターンドロー!俺は手札から魔法カード[融合]を発動。[E・HEROフェザーマン]と[E・HEROバーストレディー]を手札融合。現れろマイフェイバリットヒーロー[E・HEROフレイムウィングマン]。」
「出たな。フレイムウィングマン!ならば罠発動!![ヘルポリマー]!!」
「なっ!!」
「[ヘルポリマー]ってなんっすか?」
「・・・翔。」
「はぁ。」
驚く十代。
一方、翔の思わぬ質問に黙り込んでしまう俺。呆れるブルー女子。
「・・・[ヘルポリマー]は、対融合モンスターカードだよ」
そんな翔に説明をしてあげる玲治。明日香もそれに続く。
「そうよ。融合召還された際に自分のモンスター一体を生け贄にする事でその融合モンスターのコントロール得る事が出来るの」
「へぇ」
「感心してるんじゃねーよ」
「別に関心なんか!」
「坊や、勉強不足よ。」
「うっ・・・」
最後に紫の髪色をしたブルー女子に指摘され黙ってしまった翔。というか
「どちら様?」
俺がその女性を見て訊く。
「あら。坊やには、まだ自己紹介していなかったわね。私は、【オベリスクブルー】の”藤原雪乃”。よろしくね坊や」
「坊やって・・・俺は”桐谷遊”。よろしく」
「遊ね。んふふふ」
なんかこの人怖いんですけど。なんか獲物を見る様な眼で見てくるんですけどなにこの人。
「俺は、[ヘルソルジャー]を生け贄に[フレイムウィングマン]のコントロールを得る。どうだ自慢のモンスターを取られた気分は」
「くっそ~。だが俺にはまだ通常召還権が残っている。[E・HEROクレイマン]を守備表示で召還。ターンエンド」
十代 LP4000 手札2 場1
「ふん!俺のターン、ドロー!俺は、[二重召還]を発動!手札より[リボーンゾンビ]を召還。さらに[リボーンゾンビ]を生け贄に[地獄将軍・メフィスト]を召還。行くぞ!フレイムウィングマンでクレイマンを攻撃!!」
フレイムウィングマン A2100
クレイマン D2000 破壊
フレイムウィングマンの攻撃によりクレマンは、為す術無く破壊される。
「さらにフレイムウィングマンの効果!戦闘破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを与える!!」
「くっ」
十代 LP4000 →3200
「まだだ!!メフィストでダイレクトアタック!!」
地獄将軍・メフィスト A1800
「ぐぁあああ」
十代 LP3200 →1400
「ふん。この程度か。やはり貴様が”クロノス”教諭に勝ったのはなグレだった様だな。さっさとサレンダーしたらどうだ」
「冗談。こんな面白いデュエル途中でほっぽり出せるかよ!俺のターンドロー」
<<クリクリ~>>
「相棒!ナイスタイミングだぜ。俺は[ハネクリボー]を守備表示で召還。ターンエンド」
十代 LP1400 手札2 場2
「ふん、所詮落ち零れは落ち零れ。そんな雑魚モンスターで何になる」
「俺の相棒を雑魚呼ばわりは許さねー!!」
「雑魚に雑魚と言って何が悪い。俺のターン。俺はメフィストでその雑魚を粉砕する!!メフィストが守備表示モンスターを破壊した場合攻撃力が守備力を越えていた場合その差の分だけダメージを与える!!」
万丈目がそう言うとメフィストの大きな武器がハネクリボーに直撃しハネクリボーは、跡形もなく消滅する。
「・・・なぜ貴様のライフが減っていない!!」
「[ハネクリボー]が破壊されたターン俺が受けるダメージはゼロ」
「何!!」
その様子を見ていた俺としては、本来OCGでは不可能だがこの世界では可能なんだよなと思っていた。入試の時もそうだったらしいし。
どうもこの世界では、OCG効果ではなくアニメ効果の様だ。禁止カードや制限カードもOCGとは、異なっていた。
ていうか入試で使ってたなら分かるだろ万丈目。
何驚いているんだか
「くっ小癪な。ターンエンド」
万丈目 LP4000 手札3 場2
「俺のターンドロー!魔法カード[融合回収]を発動。墓地から[クレイマン]と[融合]を手札に加える。そして手札の[クレイマン]と[E・HEROスパークマン]を手札融合、現れろ![E・HEROサンダージャイアント]」
「くっ!!」
「サンダージャイアントの効果発動!相手フィールド上の元々の攻撃力がこのカードより低いモンスターを一体破壊する。」
「何!!」
「フレイムウィングマンを破壊。ヴェイパー・スパーク!!」
「くそ!!」
「そして俺は魔法カード[死者蘇生]を発動!蘇れフレイムウィングマン!!」
「何だと!!此処で[死者蘇生]だと!!」
万丈目が驚愕していた時、それを見ていた俺たちは、そんな万丈目の姿を悠々とした気持ちで見ていた。
先ほどまで、押していたのは間違いなく万丈目だ。しかし此処でしっかりと死者蘇生を引いたあたり十代のドロー力?・・・が優れているのが分かる。
もしこのターンを耐えられれば万丈目は再びこの状況を立て直し攻勢に転じるだろう。ここで仕留めないとまた十代が窮地に立たされる事になる。
「詰んだな万丈目」
「そうだね。【オベリスクブルー】のエリートを気取っていた割には、大した事なかったね。僕ガッカリだ」
俺と玲治は、デュエルの状況をみて十代が勝つ事を確信した。
「行くぜ!万丈目!!」
「万丈目さん・だ!!」
「フレイムウィングマンで[地獄将軍・メフィスト]を攻撃!フレイムシュート!!」
フレイムウィングマン A2100
メフィスト A1800 破壊
「くっ!!」
万丈目 LP4000 →3700
「フレイムウィングマンの効果、戦闘破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える!」
「ぐっ!!」
万丈目 LP3700 →1900
「これで決まりだ!!サンダージャイアントでダイレクトアタック!!ボルテック・サンダー!!!」
「ぐぁあああ!!」
サンダージャイアントの激しい雷撃が万丈目に直撃し万丈目が膝をつく。そんな万丈目に近づいて行く十代。
「この俺が【オシリスレッド】の落ちこぼれに負けるだと!なぜ」
「ガッチャ!楽しいデュエルだったぜ万丈目!!」
「くっ!万丈目さん・だ!!・・・えーいルールはルールだ。好きなカードを持って行け!!」
そう言っている万丈目は、本当に悔しそうで悲痛な顔をしていた。
まぁ今までの発言があるから同情はしないが。
「いらねぇよ。そんなもん。カード、大事にしろよな万丈目」
「さん・だ!くっこの俺に情けをかけるつもりか」
「そんなんじゃねぇって!」
そう言ったやり取りがしばらく続いた後不意に明日香が何かに気付いた様に声を上げる。
「ガードマンよ!此処にいる事がバレたら最悪退学かもしれないわ!!」
「えっ!そんな校則あんのかよ!?」
「あなた生徒手帳読まないの」
「読んでたら知ってると思うよ」
「確かに」
「アニキ・・・」
「なんだよ!お前ら!その眼!」
「ってそんな事言っている場合じゃない」
「くっ!十代!この借りは必ず返す。首を洗って待ってろ!!」
そう言いながら万丈目は取巻を連れてデュエル場を後にした。
「ほら、俺たちもさっさと帰るぞ」
俺たちも急ぎその場を後にした。
校舎前でそれぞれの寮へと分かれて帰る。
今日は十代の実力の一端を見れたから良しとしよう。
そう言えば十代のデッキはE・HEROだから俺の持ってるカードをあげてもいいかもな。今度あった時にでも渡しておくか。
ん?今日玲治デュエルしてないよな・・・変わりに俺がデュエルしてたし。
まぁいいか。
女神です
本小説を読んでくださった方、又コメントくださった方ありがとうございます。
処女作ですので誤字脱、間違った事を書いている可能性もあります。ご了承ください
そう言えば、主人公の遊と仲間の玲治は完全オリキャラですのでキャラクター紹介しておきたいと思います
次話「簡単なキャラクター紹介」