アナザーワールド   作:クレシアン

5 / 6

fateのアプリに熱中しすぎていました。
だってイスカンダル10連で二体出たから頑張るしかないじゃないですか〜

はい、すみません。反省します……


イージスの盾 攻略推奨Lv.51

 

 

「やってやる、やっぱり見殺しにはできない……同じ人間だからか、いや能力を授かった者の使命だからかな」

 

 昨日の内に能力の確認をしていたがやはり何もつかめなかった。

 やはりゲームと同じシステムだ、能力の技巧は戦う事でしか上昇しない。

 

 危険だが実力をつけるにはちょうど良い出来事(イベント)だ。 ここでもし俺が死ぬなら俺はその程度の存在だと受け入れよう。

 

 

「良い表情だな、やる気があるのはいいがヤバイと思ったらすぐ逃げろよ」

 

「こちらは南側にてすぐに魔物を始末します、どうかお気をつけてくだされ」

 

 

 

「ああ、任せろ」

 

 

 俺達は反対方向に進んだ。

 

 

 ☆ ☆ ☆

 

 村 南部

 

 

『グングニル!』

 

 

 無慈悲な天罰がオーク達を吹き飛ばす。

 

「……どういう事だ?」

 

 男は煙草を踏みながらその槍を見送る。しかし表情はいつになく曇っている。

 

 

 それもその筈。

 

「そもそも包囲されるほどの数のオークがいるなんて聞いてねえぞ!」

 

「あの少年側にいるオークがきまぐれでこちらに来ているなら幸いですが……なさそうですな」

 

「くっ、グングニルの再装填までまだ30はあるか……」

 

 

 まるで2人の隙を狙うかの様にオーク達は突進して来る。

 

 

「仕方ねえ、遺産解放!」

 

 男は先頭のオークの頭を指で触れる。

 

 

 

 

 

 

「イージス」

 

 

 

 先頭のオークの他数体が衝撃により吹き飛ぶ。

 

 

「悪いな、この透明の盾はどんな攻撃をも跳ね返す鏡の様なもんだ。

 あのメデューサですら石化できなかった代物……あんたらなんかに超えられはしねえさ」

 

 

 まっ、聞こえる筈もないかと男は言う。

 

 オークにとって目の前のこの男は驚異である。ならば狙うとしたらグングニルの持ち主、そこまではオークだろうと理解している。

 

 

 理解しているが、何故か、何故か盾の男に視線を奪われてしまう。

 

 

 

「そしてもう一つ、俺は周囲の敵意を吸収する能力を持つ。まっ、あんたらは硬ってえ盾野郎しか狙う事ができねえのさ」

 

 

 

 

 為す術もなくオークの足は動き出す。

 

 

 

「だがもう遅いな」

「私の槍が復活してしまいましたから」

 

 

 

 

 その合図は敵の全滅を意味した。

 

 

 

 

 ☆ ☆ ☆

 

 

「やれやれ、まさかグングニル2発分も撃たせるとはな。消耗していないか?」

 

「問題ありません。あと5発は撃てるでしょう」

 

 

 2人は街へ向かう。

 その様子を1人の兵士が見ていた。

 

 

「……!!」

 

 

「お? 大丈夫かね君」

 

「あ、あ、あんたら何者なんだ!? 軍の人間とはいえあの数のオークをいとも容易く!」

 

 

 

「……俺達も急いでるから簡単に説明してやるよ、

 東部軍第3部隊隊長、秀吉と名乗ろうか」

 

「同じく第3部隊隊員、信長と申します」

 

 

 2人の戦士は村の反対側へと駆け出した。

 

 

 

 

 ☆ ☆ ☆

 

 

 同時刻 村 北部

 

 

「っ……おいおいまじかよ」

 

 

 あの2人は決して俺を黙してるとは思えない、しかし与えられた情報とコレ(・・)は明らかに違う。

 

 

「実際だとこんなにデケエのかよ……」

 

 

 オークキング。名の通りオークを従える長で度を超えた巨体とパワーを持つ。

 

(元々、村からやや離れた場所で退きながら戦うつもりだったから少しはマシかもしれないが)

 

 

 村と隣接して戦おうとしていたらその手に持つ数メートルはあろう刀で村はズタズタになっていただろう。

 

 

「やるしかねえ、いや、殺るんだ。俺はまず強くならなきゃならねえ!」

 

 

 

 

 ルノーはオークキングを睨む。

 オークキングは巨体故にその視線には気付かないが「なんとなく」嫌な気分でルノーに攻撃した。

 

「っ、デカさの割に速いな」

 

 ルノーは辛うじて降り下ろされた剣を避ける。

 

(オークキングの恐ろしさは何よりもこのような素早さだ、さらにデカさのおかげで弱点も狙い辛い。……どうするか)

 

 

 オークとの度々の戦闘によりある程度の防戦は可能になった。重力の操作もできる事から体が軽やかになったからであろうが。

 

 

「くっ……!!」

 

 

 しかし防戦一方では何も始まらない、どうしようもない。

 

(例え重力操作で頸に追いついても蝿の様に叩き落とされるのがオチだ。先ずはあの剣をなんとかしなきゃいけない訳だな)

 

 ルノーは自分の持ち物で作戦を考える。

 

(重力操作の能力とオークの剣と護身用のハンドガンか……このまま逃げようなら体力が保たない、あの2人を待つのも手だがこの場で最も危険な作戦かもしれない)

 

 思考を止めずオークの剣を避ける。

 

(飛び上がった瞬間眼球をハンドガンで潰すか? いや、そんな体勢じゃあできっこない)

 

 

 

「あれれれ……俺今わりとやばい状況?」

 

 

 みるみる薄れ行く希望に冷や汗がぽとりと地面に落ちた。敗北は死を意味するこの世界で、俺は死の危機に駆られていた。

 

 

 





僕の作品恒例のステータスコーナーです!

このコーナーは登場キャラクターがアナザーワールドにおいてどれくらい強いのか、また登場キャラクターのいらない情報をお伝えします。

名前:そのキャラクターの名前
性別:そのキャラクターの性別
享年:死んだ年齢、アナザーワールドの外見年齢
所属:地位、役割
実力:アナザーワールドでの強さ、詳細は後に本編にて
能力、遺産:そのキャラクターが持つ能力や遺産の性能

戦闘ステータスはE〜SSまで存在します。
E=苦手、D=やや苦手、C=一般的、B=やや得意、A=得意、S=優秀、SS=最強、そのステータス上1人しかいない

破壊力:単純な攻撃力から攻撃の範囲も含む評価
耐久力:防御力の他生命力を含む評価
技術能力:能力や遺産の使用技術の評価
射程:能力や遺産、扱う武器の射程距離の評価
機動力:攻撃や回避のスピードの評価
援護力:味方のサポート、敵の妨害を含む評価
頭脳戦:知恵、戦術などの評価
成長性:能力や遺産の後の成長性、期待値の評価

備考:キャラクターの詳細


以上です!


☆ ☆ ☆


名前:秀吉
性別:男
享年:20歳
所属:東部軍第3部隊隊長
実力:アナザーワールド総合12位
近距離戦9位
サポート性6位
能力、遺産:
・敵を引きつける能力『底無(ミスディ)しの蟻地獄(レクション)』…視界上の敵の意識を全て惹きつける。敵は自分を攻撃せざるを得ない。
・天の遺産『絶対の盾 イージス』…前方を大きく囲う盾。生身、能力による攻撃を全てその威力のまま跳ね返す。また、攻撃でない物体も可。透明だが重力はある。

破壊力:B
耐久力:S
技術能力:C
射程:D
機動力:D
援護力:S
頭脳戦:B
成長性:A
備考:突如現れた期待の新星、名前は不明でただ秀吉と名乗る。能力と遺産により無類の防御力を誇りあっという間に出世した。


名前:信長
性別:男
享年:20
所属:東部軍第3部隊 エース
実力:アナザーワールド総合13位
近距離戦7位
中距離戦15位
遠距離戦10位

能力、遺産:
・天の遺産 『絶対の槍 グングニル』…命中するまで障害物を粉砕する強力な槍。さらに発射後は持ち主の手へ戻る。攻撃力で言うならトップクラスだが持つ軍隊に勝利を呼び寄せる力は消滅している。連発は不可能。

破壊力:S
耐久力:C
技術能力:C
機動力:B
援護力:D
頭脳戦:A
射程:S
成長性:A
備考:秀吉と同じく瞬く間に軍の一部隊へと登り詰めた。冷静な判断力と丁寧な性格だが破壊力のある遺産を振るう。グングニルでイージスを攻撃したらどうなるのか?それは本人のみぞ知る秘密である。









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