クズマとウィズがあの終わた世界から来るそうですよ? 作:そ?
~そして現在~
「よぉ、新しいリーダーさんよぉー」
「はじめましてリーダーさん」
「宜しく頼むリーダー殿」
その他にも歓迎してくれる人が多く
歓迎会となった。
このワイン美味だな。
そうな事を考えてるとギフトゲームが....
勿論参加したよ。結果は...
あっ、ノーネーム行かなきゃ
「俺はそろそろ戻るよ」
「えーえもう戻るの~」
「まぁ、まあ。新しい仲間も連れて来るから」
「えっ?本当?女性?女性だよね!」
「そうだよ。」
「やったー❗」
嬉しそうだな。
「それじゃ、また後でな。 転移」
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~ノーネームにて~
「ん~遅いですね。」
「何か合ったのかしら?」
「その可能性はありますね。」
「よっと。ただいま戻りました。」
「遅いですよ‼」
ウィズが頬を膨らませて言う。
「悪い悪い。歓迎会が合ってな。」
「まぁまぁ、カズマさんも来たことですしご飯にしましょうか。」
「其れでは今日を祝して「かんぱーい」み、皆さんまで黒うさぎの台詞を~」
涙目で言うが俺は知らない。この料理.... なかなか旨いな
食事を済ませた後
部屋に入ると俺と同じように頭にタオルを被ったウィズがいた。
洗面所から持ってきたドライヤーを片手に、ウィズを呼ぶ。
「ウィズ、おいで」
ウィズの隣に腰掛け、開いた足の間をポンポンと叩いく。
ウィズは俺の足の間にポンと収まった。
彼女が持つ女の子の特有の良い匂いとシャンプーの香りを嗅ぐ。
ウィズの首筋に顔を埋めて、その匂いを肺一杯に堪能し、
彼女の綺麗な茶髪をドライヤーで乾かしていく。
髪の毛を乾かし終えると、ウィズが後ろから完全に身体を預ける形でもたれかかってきた。
その顔はどこか眠たさげだ。
「眠い? もう寝るか?」
そう尋ねると、ウィズは首を縦に振った。
「んぅ~…」
可愛いな。
「膝を貸すから横になったほうがいいんじゃない?」
その提案にも、ウィズは赤く成りながらも首を横に振った。
「ん、そうか…だが最近構ってやれなくてごめんな。」
俺はウィズを抱きしめ頭を撫でた。
気持ち良さそうに目を細めるウィズ
俺の手を握り頭を胸板に預けてきた。
「ウィズ、そろそろ寝るぞ」
「もう少し…このままが良いです」
確実に俺の胸の鼓動は早鐘を打っていることだろう。
それはきっとウィズにも伝わっている。
……転生してこの世界に来て本当よかったなぁと。
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「くぁぁあー……眠ぃ……」
〝ノーネーム〟本拠、その玄関先。十六夜は半ば脱力して座り込みながら大きな欠伸を溢した。
そんな彼の周りには誰も居ない。ジンは横目に伺える別館――総勢百人以上は居るという子供達用の――に戻り、女性陣は本拠に辿り着くや早々湯浴びの為に大浴場を使用しているのだ。彼はその順番待ち中である。黒ウサギには本拠内の好きな部屋を自室として休んでいても良いと言われているのだが、それだと寝落ちしかねなかったので夜風にあったっているのだった。
「……、」
辛うじて保てていた意識で覚束無く立ち上がる。
「……チッ、面倒だな。」
っと通路に出た瞬間に
「ん?十六夜か?」
「カズマか。こんなところで奇遇だな」
「十六夜。お前変わったよな。昔はもっと楽しむ奴だったのにな」
「何を今更。あのクソババアが死んで俺のすることが無くなったからな。」
「懐かしいなーーーーさん。俺も昔は良くお世話になったものだよ.... っとのんびり話すのは後からだろ?」
「そうだな。まずはそとの奴らを使わないとな」
彼らは歩き出す。その足先が向くのは別館近くにある雑木林。枝葉が遮り月明かりもあまり差し込まない、ただ夜の闇が不気味に広がるだけのそこを、十六夜とカズマは静かに見据え近付いていく。
「おい、とっとと出てこいよ。下っ手糞に隠れやがって、鬱陶しい事この上ねぇ」
「其処に居るのは分かっている。」
別館の入り口と雑木林を挟む位置で足を止め、苛立ちを隠そうともせずに茂みへと呼び掛ける。
誰かの気配はない。何かしらの応答もない。このままでは彼が眠気に侵され独り言を吐き出しているに終わってしまう。だが鋭さを持った双眸には確信めいたものが宿っている。故に、彼の次にとった行動は
「二度目は言わねえぞ。面倒だしな、とッ!」
足下に転がる幾つかの小石を無造作に蹴りつけるものだった。
ほんの小突く程度の動作で蹴られた小石達は、その実視認するのもおこがましい速度で雑木林の一角を……幾つかの人影を、爆音と共に巻き上げた。
「ど、どうしたんですか!?」
「侵入者だ。大方例の〝フォレス・ガロ〟とかいう寄せ集めコミュニティの連中だろ」
「おいおい。また馬鹿げた力だな。」
「........... 」
別館の中から何事かと飛び出てきたジンに気怠そうに返す十六夜。
やがて、地面へと落ち苦悶の声を漏らす人影の内一人が、唖然とした表情で十六夜を瞠目した。
それに突っ込むカズマ。
「な、なんというデタラメな力……! 蛇神を倒したという噂は本当だったのか」
「あ、ああ……これならガルドの奴とのゲームに勝てるかもしれない……!」
こそこそと話し合う侵入者達だが、その内容は全て十六夜とカズマの耳に筒抜けであった。衝動的に手を出しそうになるが、敵意を感じられない手前寸の所で抑える。
やがて話し合いが終わったのか、二人の侵入者――他は先の衝撃で気絶している――が十六夜の前に出てくる。よく見れば彼らは人ではなくそれぞれ異なった生き物の特徴を持つ人型だったが、今それは別段気にする事でもない。
「は、恥を忍んで頼む! 我々の……いえ、魔王傘下であるコミュニティ〝フォレス・ガロ〟を完膚なきまでに叩き潰してはいただけないでしょうか!!」
「断る」
「十六夜に同意」
彼らが懇願してきたのは、要するにガルドの打倒。しかし十六夜とカズマはそれを即答で突っぱねた。思わぬ対応にジンですらも呆然とする。
「……〝フォレス・ガロ〟を潰す。要はガルドとかいう小物野郎を排除してお前らの人質を助けろって、そういう事だろ。そこに居るガキ共を攫いに来た魂胆でよくもまあ図々しく頼めるもんだ」
っとカズマ
「っ、は、はい。まさかそこまでお見通しだとは露知らず失礼な真似を――――」
「まぁそんな事はどうでもいい。テメェらの態度やら事情なんざ興味もない。……ってか、人質全員既に死んでんだ。端から無駄な願いだったな」
「――――……なっ」
「十六夜さん!!」
あっけらかんと侵入者……もとい〝フォレス・ガロ〟よ被害者達に真実を言い捨てる十六夜にジンも流石に黙ってはいられなかった。仮令、事実てあれどもう少し言い方を考えるべきだと、彼を叱咤する。
……そんな歳相応の甘い考え方に、十六夜は深く溜め息を吐く。
「ほ、本当に……人質は、既に……?」
「……はい。ガルドは人質を攫ったその日に殺していたそうです」
「そんな……!」
侵入者達の間に生まれる絶望感。それはそうだ。藁にも縋る思いで請うた願いは拒否され、挙げ句に助けたかった人質はもうこの世にいないと聞かされれば、当然の反応と言える。
「これで用は済んだだろ。いや、済んではいないか……まぁいい。さっさと.... 」
「十六夜、利用だ利用。」
小声で十六夜に伝える
口を閉じた十六夜は、何かを考え込むような仕草を見せる。視線を侵入者達。ジン。そして、本拠の方へ順に移していく。
十六夜に変化が生じるのに数秒と掛からなかった。その時彼は……今のところ滅多に見せない笑みを薄っらも浮かべていた。
「アンタら。さっきは断るつったが、それには事情があってなァ……実は先客が居んだよ。この――――〝魔王を倒す為のコミュニティノーネーム〟のリーダーこと、ジン=ラッセルがな」
「……は?」
「か、彼が……? ま、魔王を倒す為のコミュニティ……?」
唐突に十六夜の口から出た言葉、〝魔王を倒すコミュニティ〟にジンは思わず耳を疑い、被害者達は十六夜の言う事全てに困惑を示す。
「魔王を倒す程の力のないコミュニティに取って変わって、そいつらを魔王の脅威から守る。それが俺達の方針なんだよ。〝押し売り、勧誘、魔王関係お断り。先ずはジン=ラッセルの元に問い合わせてください〟っと、キャッチフレーズはこんなもんだ」
「じょ、じょうだムグゥ!?」
「はいはい。ジンは黙っててねぇー」
「そ、それはつまり……!」
「人質に関しては残念だった。だが安心しろ。明日、このジン=ラッセル率いるメンバーがお前らの仇を取ってくれる! 勿論その後も心配しなくていい! 俺達のジン=ラッセルが魔王を倒す為に立ち上がってんだからな!」
「お、おお……!」
大仰な台詞の数々に被害者達は希望を、口を塞がれたジンは逆に顔面を蒼白にさせていく。必死にカズマの手から抜け出そうとするが、体が動かない。
「さあコミュニティに帰るんだ! そんで仲間のコミュニティに言いふらせ! 俺達のジン=ラッセルが魔王を倒してくれると!」
「わ、分かった! 明日は頑張ってくれ、ジン坊っちゃん!」
「えっ?待っ、待ってください。」
被害者達が走り去っていくのを確認すると、カズマはジンを解放した。遠ざかっていく背にジンが静止の叫びを上げようとするも時既に遅し。闇夜に完全に紛れてしまった姿に彼の声が届くことはなかった。
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十六夜の部屋にて
「なぁーーーーさんは完全に死んだのか?」
「あぁ、この目で確かめた。そう言えばお前はその時.... 死んでたもんな。」
その一言によって辺りは静まり返る。
「まぁな。その度に転生だ。何故か俺は神に好かれるらしい。」
「人間には好かれ無いのにか?ヤハハ」
「ぐぬぬぬぬ。そう言うお前もあのうさぎが気にしてだぞw 」
「なっ、それは本当か?」
予想道理の反応。
「ああ、本当だとも。それじゃ..... 」
異性には死んでも言えない話を俺たちはした。