今回も最後までよろしくお願いします
ボスに連れられて、ビルの地下に遣って来た。目の前にはスカリエッティがいる。アニメと同じように白衣姿だ。
「やぁ、君かい?ボクと会いたいという子供は?」
「始めましてスカリエッティさん。レインといいます。本日はお会いできて光栄です」
「ほぉ、礼儀正しいね。今日はどういったご用件かな?」
「いや~その前に、人払いを。すみませんボス、3人でお話したいのですが
よろしいでしょうか?」
「3人?」
「自分と、スカリエッティさん、秘書の女性で」
「分かった」
少し怒っていたが、ボスは部屋から出て行った。
「どうして人払いを?」
「今からする話を他人に聞かれるのはどうかと思い、人払いをさせてもらいました。」
後ろの女性が少し警戒しているな。ここは少し遊んでみるか。
「大丈夫ですよ。警戒しないでください。今日はビジネスの話をしにきました。聞くだけ聞いてみませんか?」
「話してみたまえ」
「その前に後ろの女性の警戒を解いてくれませんか?これじゃあ話したくても話す事が出来ません」
少し驚いたようだが、スカリエッティが女性に
「大丈夫だよ。」
そう、話しかけた。警戒が緩んだが、まだ警戒しているな。今なら殺されないだろ。
「警戒を解いていただき、ありがとうございます。ウーノさん」
その瞬間、ウーノが俺の背後に回りこんで、
「ストップ!」
ナイフで殺そうとした瞬間、スカリエッティが止めた。俺は冷静を装っていたが、内心死ぬほどビビッタ。
「何故殺さない?俺はウーノさんの名前を知っていた。危険人物は消さないと、あなたの今後の計画の障害になるんじゃないのか?」
「いやね。君の表情が、入ってきたときから、ウーノに殺されそうになった瞬間まで殆ど変わってなかった。それどころか、ウーノの動きを目で追っていた。多分だけど、君は最初からこうなるように仕向けていたんじゃないのか?でなきゃ、警戒を解いた瞬間に「ウーノ」なんて言わないよね」
さすがだ。さっきのやり取りでここまで読んでいたとは。舐めてたよ。
「さすが、スカリエッティさん。いや「アンリミテッド・デザイア」と呼んだほうが良いですか?」
「ん~、スカリエッティでいいよ。さてそろそろ本題と行こうか?」
「自分を貴方の手足にして欲しい。」
「そこは仲間とか、部下じゃあないのかい?」
「仲間?傷の舐め合いは趣味じゃない。部下?命令されるのは好きじゃあない。」
「それで手足かい?」
「そうだ、いつでも切れる♪」
「それでボクを何処に運んでくれるんだい?」
「あなたが望んでいる「理想の世界」へ」
「理想の世界とは?」
俺は笑って答えた。
「自らの科学力こそが中心たりえる新たな世界の構築」
スカリエッティも笑顔で答えた
「なら最初は、革新的な科学の進歩を悪とする時空管理局の転覆かい?」
「YES!!」
「分かった。今日から君はボクを新世界に運ぶ手足だ。よろしく」
二人は笑顔で握手を交わした。
「ありがとうございます。申し訳ありませんが、自分の力を見ていただきたいので、少し資金を用意立ててもらえませんか?」
「分かったよ。」
「1週間後、第40世界が面白い事になると思います。そこで今回お借りした資金を5~10倍でお返しできると思います」
「資金は気にしなくていいよ。それで何がみれるの?」
「無能な管理局の姿ですよ」
「それは面白そうだ。」
「そろそろボスが痺れを切らしそうなので」
「ああ、もうこんな時間かぁ、楽しいかったよ。」
「では、また」
「ああ」
俺とスカリエッティとの会談は終了した。帰りにボスがスカリエッティによばれていた。多分今日の事を俺に聞くなとでも釘をさしたか?帰りにボスから何も聞かれなかったからな。ありがたい。
1週間後
第40世界に、ある感染症が発生した。空気感染、血液感染を起こし、潜伏期間は1週間程度。潜伏期間中にも感染力がある。症状は初期が、発熱、悪寒、頭痛、筋肉痛、脱力感、食欲不振、喉の痛み。その症状が酷くなると、嘔吐、下痢、腹痛、発疹、肝機能障害などを引き起こす。最後は多臓器不全となり死亡する。
管理局は新種の伝染病と判断、伝染病のワクチンの開発を急いだが、DNA配列等が複雑であり、ワクチンの作成が困難を極めた。そして、3ヵ月後、管理局は第40世界への行き来を禁止した。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
誤字脱字等あると思いますが、そこは見逃してください。
また少し無理がある箇所(話の流れ)等あれば、ご指導お願いします