ハイスクールD×D~写輪眼の英雄~   作:幻龍

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優柔不断な作者です。ゼノヴィアも暁に入れてほしいとの要望が多かったので決めたのですが優柔不断なために途中でまた考えてしまいました。なので一応今回ではどちらに本当に所属しているのかぼかしました。何とかゼノヴィアの所属を決めるために考え抜きます。

題名が思いつかないので思いついたら書きます。


第十一話 

この前勧誘したゼノヴィアから返事が来た。色々と話したいことがあるということなのでこちらから日時と場所を決めて送り、某ホテルで話会うことになった。

 

そして、ティファを伴い某ホテルに向かい、ホールで待っていたゼノヴィアに話しかけた。

 

「リーダーであるペインだ。こっちは秘書のティファだ」

「よろしくお願いします」

「丁寧にありがとうございます」

 

ティファはお辞儀をする。ゼノヴィアもそれに対して頭を下げる。

予約しておいたロイヤルスイートの部屋に移動してさっそく話し合いが行われた。

 

「こちらに入ってくれることを決断してくれたわけでは……ないから呼んだのであろう」

「ああ……」

 

ゼノヴィアは力なく返事をした。

 

「まず、聞きたいのは暁は何を目的にしているんだ?この国の裏事情を支配しているのはわかっているが……」

「……」

 

いきなり組織の目的を聞いてきたゼノヴィアに黙るマダラ。暁の目的はそう簡単に教えていいものではないからだ。組織としてまとまるための表向きの目的は組織の人間ならだれでも知っているが本当の目的を知る者は幹部クラスの一部の人数だけ。個人的な目的も教えるわけにはいかないのでどう説明すべきか迷っていたが

 

「(心配ありません。盗聴等はありませんのである程度のことなら話しても問題ないでしょう)」

 

とティファが多少は話しても問題ないとマダラに耳打ちする。

 

「……簡単にいえば世の変革を目的としている」

「変革……」

 

ゼノヴィアは呆然としていた。それを見たティファは抽象的すぎて混乱しているのだろうと察し心のなかで苦笑する。

 

「残念ながらこれ以上は暁に入らないとこれ以上のことを語るつもりはない。他に質問があれば答えられる範囲で答えてやる」

 

マダラはその質問を切り上げ他に質問がないか尋ねる。

 

「別に質問でなくても、何か気になっていることがあれば相談に乗りますよ。あなたは今人生を決める大事なことを決めようとしているのですから。幸い、私は悪魔ですから悪魔社会のことは多少詳しいですし」

 

ティファは穏やかな口調でゼノヴィアに語りかける。ゼノヴィアとしては人生の岐路に差し掛かっているのだ。答えを急かしてはいけないと判断したティファはゼノヴィアの悩みを聞いてあげることにした。進路相談の先生みたいだが。

 

「じゃ、じゃあ色々と悪魔社会について教えてほしいのだが……」

「ええ、構いませんよ」

 

口淀んだ声で質問してきたゼノヴィアに笑顔で答えるティファ。そこからティファの冥界や悪魔社会についての講義が始まった。マダラさんはその間部屋を出てバーに行き酒を飲んだり昼食を食べたりして暇をつぶしたのだった。戻ってきたときまだ、講義が続いていたが終わったあと、暁について教えられる範囲で教えたり、人生の先輩として色々とアドバイスをしてやった。それを聞いているうちにゼノヴィアの顔に元気が戻っていった。

 

「大事なことだから決してやけくそや勢いで選択するなよ。そうすればいずれ後悔することになるぞ。必ずいかなる時でも自分で考えて自分の意志で選択しろ。俺は仕事があるからこれで失礼するがお前は今日はこの部屋に泊まっていけ。金は払ってある」

「すまない。色々と話を聞いてもらって上にそこまでしてくれて感謝する……」

 

ゼノヴィアは頭を下げて礼をする。

 

「あなたが気にすることはありませんよ。私も今日は楽しかったです。自分の人生を決める選択になるかもしれないので決して焦って決断してはなりませんよ」

「はい!ありがとうございます」

 

ティファに対して元気に返事を返したゼノヴィア。マダラはゼノヴィアの精神が多少安定してきたことに内心ほっとしていた。流されるままの人物はいずれ周りによって破滅する可能性があるからだ。そうでなくとも適当な選択はいずれ後悔するだけの結果しか生まないことを経験でわかっているからだ。だから、いずれ敵になるかもしれない少女の話を聞いてやったのだ。人生の先輩として後悔をしてほしくないと思ったのだ。最もそれを考えたときらしくないと思ってしまったが。

 

「俺は忙しいからいないときも多いが暇なときは遊びにくるといい。ティファもどうやらお前を放っておけないみたいだからな」

「ちょっ!?」

 

マダラにゼノヴィアに対する気持ちを言われたティファは顔を赤くする。

 

「ああ、また遊びにくる」

「(少し気持ちが楽になったようだな)そうか……。聖書の神がいなくても人は生きていける。人が生きることで大事なのは生きるという意志を持つことだということを忘れるな」

「……」

 

マダラはゼノヴィアには見えないように少し微笑み部屋から出ていた。ティファも礼をしたあと続いて出て行った。ゼノヴィアは二人が部屋を去ったあと窓から夕焼けを見て

 

「……生きる意志を持つことが大切か……」

 

そう呟いて自らの未来に思いを馳せた。

 

 

一方、会社に帰る道で二人は

 

「あなたにしてはお節介でしたね。まだ仲間になってない人にアドバイスをしてあげるなんて」

「……」

 

自分達のリーダーは他人対してとやかく言わないのに珍しく色々と話した事に対してティファは内心驚いていたのだ。なぜならマダラは不器用で他人にはわかりにくい優しさ表現をするので伝わりにくいのは知っているがどうやら彼女に少しは通じたようなので驚いたのだ。

 

「気分を害しないでください。あなた様の優しさを私はわかっています。だからどこまでもついていくと私は決めたのです」

 

ティファの心の底から出た気持ち。嘘偽りのない本心から出た言葉は凛々しく優しい声音をしていた。

マダラは心の中で感謝をしたが素直じゃないので無表情のままなにも言わなかった。

 

そのあと、彼らは機関の拠点があるオフィスビルに戻ってきて事務作業に追われた。

 

 

 

 

数日後ゼノヴィアから彼女はリアス・グレモリーの眷属に入ったとの情報が入った。

 

「悪魔の中で眷属になるのならグレモリーが一番だからな。リアス・グレモリー本人は甘いし、他の所はまともに扱ってくれる保証はないから運がいい方だな」

「そうですね。彼女が悩んだ末に決断した結果なら彼女も後悔しないでしょう」

 

マダラもティファもあまり気にしていなかった。ゼノヴィアがグレモリー眷属に入ってもあまり驚きはしなかった。

 

「最も彼女が本当に敵対したときは容赦しないがな」

 

マダラは不敵に笑う。例えグレモリーの眷属が強くても容易く屠れる力を持つ故の自信。サーゼクスが出てくるならともかく未熟なリアス・グレモリーとその眷属に負ける等あり得ない。それだけの力をつけてきたし人員も財力も用意したのだ。戦争経験が少ない小娘に負ける道理などない。

 

「近日中に会合を開く。最高幹部及び一定以上の地位の者に召集をかけろ。六道衆及び守護者も無論全員参加だ。欠席は許さないと伝えて置け」

 

トップとして威厳ある声で命令する。

 

「わかりました!!」

 

マダラは異世界で動き出す。己が道を歩むために。

 

 

 

 

そのあと、駒王で天使、堕天使、悪魔が会談することが決まったので来日日時と来る人数の詳細が送られてきた。遂に聖書の神がいなくなって以来敵対してきて者同士が同じテーブルに着くことなった。歴史が動き出す瞬間がまじかに迫っていた。

 




木の葉創設時代の話は色々事実がわかりファンとしてはうれしかったぜ。マダラさん、木の葉に対して憎しみを向けていたわけではなかったんですね。出ていく前に石碑前で柱間さんと話してるし。
柱間さんとマダラさんいいコンビだったんですね。互いによく相手のことを一番理解していたみたいだし。
なので道が違えたのが余計に悲しかった。もうちょっと、マダラさんに気持ちの余裕があり、扉間さんがうちは一族のことを悪く言わなかったら運命は変わったのかもしれないなと。
前に漂流記かこっちの感想で扉間さんのことを悪く言ってしまったことには少し反省した。扉間さんの考えも納得できる部分もありましたし。最も自分の部下のカガミさんを理解した気持ちを少しマダラさんに向けてほしかったところもありますが……。
創設時代を見て自分が書く作品では少しでもマダラさんの優しさを書けたらいいなと思ってしまいました。

(この後書きは注意等をされたら削除します。)
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