ハイスクールD×D~写輪眼の英雄~   作:幻龍

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更新です。カンピオーネの方は大苦戦中です。

戦闘が少ないとの指摘を受けたので一気に戦闘をする予定の京都編まで時間を進めます。ロキ編も暁は内部護衛だけなのでロキと戦闘する予定がないので……。

三成、兼続、幸村、元親は戦国無双シリーズの容姿です。お市は戦国BASARAです。


第十二話 戦闘準備

会談当日。

 駒王学園には三勢力の各スタッフが警護に周り暁から派遣された護衛兼監視スタッフはさらに外側で監視したいた。

 

「組織もなんでこの会談を監視するんだ?奴らのスタッフだけでも充分だと思うけど?」

「恐らく奴らが変なことやらかさないかどうかじゃねぇ?なんせ二天龍がいるからな」

 

 暁側のスタッフは何も起こらないので暇なので無駄口を叩いていた。何せ監視対象は遠くにあり監視できる距離でもないのに見張ってろと言われたのだ。命令だから仕事をしているが事が起こってもここからではすぐに駆けつけられないのでやることは結界の維持だけだ。

 しかし、この思いはすぐに打ち砕かれることになる。

 

『緊急事態発生!監視スタッフはそのまま結界維持!戦闘部隊はすぐに現場に直行せよ』

 

緊急連絡が入った。

 

「……暇じゃなくなったな」

「ああ……」

 

現場スタッフの苦労はここから始まった(本編とは関係ない)。

 

 

会談は禍の団の襲撃があったもののうまくいき駒王協定と名称された。

 

 

 

 この協定からテロリスト集団禍の団の活動が活発になり各地でテロ行為が頻発した。冥界はゲームのときに襲撃を受けたが神クラスがたくさんいるあそこに襲撃をかけるとはばかだと思う。しかも旧魔王派はそのの襲撃で中心人物を軒並み失い壊滅状態になったらしいがシャルバ・ベルゼブブは生きていたらしい。覇龍の攻撃を受けて生きているとはゴキブリ並みの生命力といえるな。

 さらに兵藤一誠が覇龍を発動したのに、生きていたので驚いた。普通は発動すれば己を滅ぼす覇龍を使い生きているとはな。

 今回の宿主はヴァーリーを含めてしぶといのが特徴らしい。

 

 

 暁は今非常に忙しかった。なぜなら北欧の主神オーディンが日本の神々と会談するために来日することになり、その準備に追われていた。

 禍の団の襲撃が冥界でもあり、この会談を襲撃してくる可能性も充分にありえる。幸い悪魔と堕天使が警備を引き受けてくれたので会談が行われる建物の中を警備すればいいだけなのだが客を迎える以上は組織としては万全を期して警備しなければいけない。

 

「オーディンが日程より早く来日しただと?」

「はい。そのことですぐにこちらに連絡がありました」

 

ティファは肯定する。

 

「何か問題が発生したとみるべきか……。もしものことがあったら俺が出れば解決できるから現状の警備で問題ないだろう」

「確かにまた、腕を上げられたみたいですがあなた様が出るのは時機は早尚なのでは?」

 

リーダーであるマダラは組織の切り札だ。迂闊に出陣して情報を漏らし対策が立てられるのは避けたい。

 

「最近、戦闘をしていないからな。もし、俺の力が必要なら遠慮なく言え」

「わかりました」

 

結局の所この会談はグレモリー眷属が健闘したおかげで何事もなく終わったので戦闘に参加できなかったメンバーは文句を垂れてきてそれを宥めるのに時間がかかったのは余談である。

 

 

 

駒王学園で修学旅行が行われる時機に事件が起こった。

 

「妖怪共が勝手に今年の許可証を出したというのか?」

 

威圧感たっぷりの声でマダラは尋ねる。いらだっているのがはたから見てもわかるぐらいに。

 

「はい……」

 

直接報告にきた恐怖で諜報員は震えていた。表情は無表情なのだが不機嫌さが空気を通して伝わってくるほど部屋が重たい空気に満ちていた。

 

「恐らく悪魔側と同盟を結ぶために向こうの心証をよくするために無理やり許可を出したようですね。裏京都には我らの人員もあまりいませんし、その気になれば誤魔化せると考えたのでしょう」

 

 ティファが自分の考えを述べる。

 傘下に入っているがそのかわり人員をなるべく配置しないである程度の自治は認めるというのが暁と妖怪の約定にある。あまり刺激をしたくなかったし、京都を焼野原にするわけにはいかなかったのでそれを吞む代わりにそれ以外の全ての最終決定は暁がするということを約束させたのだ。

 悪魔等の他神話勢力の京都見学は自治レベルを遥かに超えるレベルであり、暁がこの国の裏事情を仕切り始めてからは一切許可を出したことはない。去年もリアス・グレモリーとソーナ・シトリー等が申請を出してきて妖怪と陰陽師側が発行していいかと聞いてきたので却下したのだ。

 

「どうやら昨年行けなかったリアス・グレモリー達まで許可証を出したようだな。三勢力側に余程好条件を出したのか我らのへの反逆かわからんが、我々に露見するリスクを覚悟してでも賭けに出れるほど価値があったのだろう」

 

裏切りが露見すればどうなるかわかっているはずなのに敢えて行動に出た。それが意味することは

 

「恐らく向こうは万が一ばれたとき臨戦態勢を取れるように準備をしている可能性があるな」

「「……」」

 

マダラがそう言った瞬間沈黙が部屋を支配する。暁にとって最悪の展開が予想されたが都合がいいこともある。

 

「我が組織は三勢力と同盟を結んでいるわけではない。つまり、奴らが万が一妖怪側に協力した場合容赦なく攻撃しても問題はない。つまり……」

「いざ事が起こっても戦闘行為には何の問題もない。例え向こうに死人が出ようともでしょう」

 

ゲオルグがそう言ってマダラの言いたいことを捕捉しながら変わりに言った。

 

「そこまでわかっているのならゲオルグ、お前と曹操を中心に部隊を組んで、帝釈天の使いと会合をする予定の八坂姫を帰りに襲撃して捕えろ。戦闘になるから部下の生死は問わないが八坂姫だけは生かして捕えろ。八坂姫が行方不明になったら、十中八九禍の団の仕業と奴らは思うだろうからな。油断を誘える上時間を稼げる。それと例の物はすでに完成して京都に配置できるようにしておいた。後はわかっているな?」

「わかりました。すぐに準備します」

 

 テロリストはこういう時に便利だ。自分達ではやってないことを証明できないから、今回の様なことに利用できる。

 俺の命令を受けたゲオルグは転移魔法で部屋から出て行った。

 

「ティファ、孫策と信長に連絡を取って連中が万が一京都から逃げられない様に京都を包囲するように部隊を展開しろと命じろ。そのあと、曹操達と合流するように命じて置け。万が一部隊を動かすことになったら部隊の指揮は周瑜に任す」

「わかった」

 

周瑜は命令を受けてすぐに部屋を出ていく。

 

「三勢力が万が一軍勢を差し向けてきたらどうしますか?」

「平和を表向きに謳っている以上、大規模な軍勢を差し向けてくるとは思えないが、そのときはレオナルドにアンチモンスターを作らせて応戦させる。神器使いと連携させてな。寧ろ、奴らが表向き他勢力と協定を結んでいる以上禍の団の仕業と思えば援軍を要請する可能性もなくはない。念のためそちらの対応策を用意しておかねばならないな。そして万が一劣勢になったら八坂姫には裏切った罰として俺に協力してもらう予定だ」

 

三勢力が軍勢を差し向けてくることは多いにあるので、それの備えもしておく。最も戦場では何が起こるかわからないので臨機応変に対応する必要はあるが。

 

「傀儡兵の準備だ。こんな時のために高い開発費や維持費を費やしているのだからな。実戦データを取るにはいい機会だ。試作の新兵器も導入しろ」

「わかりました。すぐに準備をさせます」

 

久しぶりの戦いにマダラは楽しそうな顔をしていた。

 

 

 

 

 

「暇だな。何か面白いことでも起きないだろうか?」

 

黒と水色の髪で蛇皮線を持った青年が茶色の髪をした青年に呟いた。

 

「何言っている。起こらない方がいいに決まっているだろうが」

「そうだぞ!! 元親平和が一番だ」

「しかし、前の護衛任務といい私たちは最近いい経験積める任務をあまりしてないから腕が鈍ってしまいますね」

「幸村……命令がないから仕方がないよ」

 

幸村が元親に少し同意する黒色で長髪の美しい容姿をした少し暗い美女が幸村に突っ込む。

 

「お市はリーダーの寵愛さえあればいいからな……」

「そうだな」

「うん」

 

お市は黙って頷いた。このまま今日も普通に終わると思ったが

 

「緊急招集だ。戦闘要員は30分後、作戦室に集合だ」

 

周瑜が現れて全員に宣言した。平穏は緩やかに終わっていった。

 

このあと、今回の任務の詳細、部隊の配置、役目等が決められ、今夜の内に京都周辺に潜伏する部隊は真夜中に出発した。

京都で動乱が幕を開ける。

 




幸村と兼続の神器が思いつかない……。三成とお市、元親、孫策は決まっているのですが……。出るまでに何とか考えます。
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