ハイスクールD×D~写輪眼の英雄~   作:幻龍

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更新です。あと、活動報告にアンケートを記載しました。よければ答えてくださるとうれしいです。


第二話 北欧

家に帰って次の日から闘戦勝仏が仙術でマダラ以外に見えないようにして訪問してきた。

学校等もあるので修行その合間を利用してやることになった。

 

だがやりたいことがある自分には呑気に学校に通う気はないので親に飛び級をすると宣言して、影分身を利用して勉強を開始。ついでにあらゆる分野の専門知識もこの機会に勉強する。

 

そして、義務教育を11歳で完了。高校の勉強を1年で完了して、大学に飛び級を果たす。

大学に行ったことにより自由時間が増え、仙術修行を本格的に開始。大学も一年で卒業した。卒業したあと本格的に修行を開始。仙術の修行の合間を利用して魔術や、空間術、時間を操る術を習得することも始めた。影分身を利用することにより常人の1000倍以上のスピードで習得していった。

また、陰陽遁の術を使い大量の金や宝石等を売り、資金を作り総合商社を設立した。最も会社は自分に忠誠無比を誓う代理人に任せていて今や日本で最も勢いのある会社になっている(資源の複製や資金が世界のどの会社よりも豊富なので実験がしやすいので技術がすさまじいレベルに達している)。

 

 

 

 

「すさまじい小僧じゃな、わずか半年で仙術をほぼ極めるとは…」

 

仙術を教えて半年。闘戦勝仏(初代孫悟空)はマダラの成長スピードに少し恐怖を覚えていた。

長い年月を生き、今まで数多くの仙術を使うものを見てきたがここまで才能に溢れる人物は見たことがなかったからだ。

 

「才能に関してはあの大ばか者の美猴以上じゃな…」

 

自分の血を引く孫よりも仙術の才能が上だということを認めざる得ないほど現在のマダラの実力はすさまじいものだった。

 

「察知能力はその気になれば自分の周囲2万㎞感知でき、3000㎞なら種族すらわかる。その上一度気の質を覚えたものなら個人を判断できるほどになるとはな……」

 

仙術を使えば相手が遠くにいても感知することができるがこれだけの感知距離を得ることはたった半年で仙術を習ったものが到達するレベルではない。そして闘戦勝仏を悩ます問題がさらに起きた。

 

 

「今のあやつならこのまま修行すれば仙術を完璧に極めるのも時間の問題じゃな。望むなら教えてやると言った以上断ることもできん……」

 

しかも、戦闘能力では神器がなくても上級悪魔レベルに到達するのも時間の問題。今更ながらとんでもない子供を指導してしまったと思い溜息をついた。

 

「……過去のことを悔やんでも仕方がない。今はあやつが間違った道に行かぬように見守るしかないの……」

 

底の知れないマダラに若干不安になるものの、今の所問題を起こしてないので現状維持をすることにした。

 

 

 

 

「ここが北欧か…」

 

そのうちはマダラはというと、現在ヨーロッパの北欧にいた。理由は見聞を広めるためである。ここに来た目的はユグドラシルを見るためだ。

 

「それにしてもアースガルズに着いたはいいがここはどこだ?」

 

一応行く前に調べてきたが資料が少なかったのであまり参考にならなかった。

 

「仕方がない、今回は適当に散策して……!誰かいるな…」

 

探ってみると川の方からだった。

 

「動いている……。これは自らの意思で移動している動きではないな……、流されているのか?」

 

すると銀髪で鎧を着た少女が川上から流れてきた。

 

「あれか……」

 

川から流れてくるなんて何かあったのだと想像がつく。面倒事の可能性もあるが見捨てるのもなんか後味がわるいので助けることにした。

 

「こいつ誰だ?どう見ても表世界の住人には見えないな。っていうか少しやばいな」

 

少女の顔を見たが容姿は整ってる方で年齢は12歳ぐらいか。溺れて少し衰弱していた。おまけに意識がないのですぐに応急処置を始めた。

 

「体内にある水はほぼ出せたが生命力が弱っている。このままではまずいな……」

 

このままではまずいと思ったので仙術による治療を施すことにした。

 

「……意識がないのは正直助かった。これで見られなくて済む」

 

少女を仰向けに寝かせ人口呼吸をすると同時に少女にチャクラを流し込んで生命力を活性化させる。

すると呼吸が安定して、生命力も通常に回復した。

 

「さてと、これからどうするべきか…。連れて行くわけにもいかないしな……。かといってほっておくわけにもいかないし」

 

あれこれ考えていると複数の気配を察知した。しかもその気の一つ一つが普通の人間とは異なっていたので少し警戒レベルを上げる。

 

「めんどくさいことになりそうだ」

 

 

そのあと、やってきた女性たちに事情を銀髪の女性を拾った経緯を説明した。そして、彼女を治療するためすぐにアースガルズにある校舎に向かった。そこには戦乙女(ヴァルキリー)と呼ばれる戦士を育成する機関が存在する。本来は男性禁止だが俺が連れて行く方が速いので許可をもらいすばやく医務室に連れて行った。なんで川で流されていたのか聞くとサバイバル演習をしていたらしくその時に誤って川に落ちて溺れてしまったらしい。

ここの理事長がお礼を申し上げたいと言うのでマダラは理事長室に向かった。

 

 

 

 

そして、理事長室で少年ともう一人の理事長と名乗る初老の厳格そうなおばあさんが部屋の中心のソファーでテーブルを挟むように向かい合っていた。

 

「外がうるさいな……。まあ、それも仕方がないか」

「すみません、このヴァルキリー育成学校には基本的に女子のみですから、男子はめずらしいですからね」

「そうか。学び舎か…」

「ところでお聞きしてもいいでしょうか?……なぜ、あそこにいたのですか?」

「見聞を広めるために旅をしていたのでたまたまいただけだ。あと、ユグドラシルというのを見に来た。見してくれないか?」

「それは無理ですよ。ユグドラシルはオーディンさまの許可がなければ他者は見ることはできません」

 

マダラの要望に対して理事長ははっきりと無理だと言った。

 

「やはり無理か。 ならそのオーディンさまに会えるか?」

「いえ、いきなりそんなことを言われても無理ですよ。……いや、たしか3日後にこの学校の視察に来るからそのときお話になってはどうですか?最も会ってくれるとは限りませんが……」

「なるほど、会うのが無理ならそのときは素直にあきらめるか。さすがにアポなしだからな」

 

心の中でここから去ることも検討し始める。少し本題とずれかけていたので理事長が話を持ち直す。

そして、頭を下げて言った。

 

「我が生徒を助けていただき、誠に感謝しております。学園の理事長である私が礼を申し上げます」

「偶然見つけただけだから気にするな」

 

頭を下げる理事長の話を遮って、この世界で覚えた謙遜の態度で流す。

 

「今日は疲れたから寝床貸してもらえないか?それと、ヴァルキリーの戦闘というのも後学に見ておきたいのだがだめか?」

 

「……それぐらいなら恩に報いるという形にして何とかしますが…」

 

「それでいい。さっそく案内してくれないか?」

 

「少し待ってもらえませんか?空いている場所を確認しますので」

 

「わかった。その間は学び舎を見学してていいか?監視をつけてもかまわない」

 

「ええ、わかりました」

 

 

マダラは同意した。そう言って理事長は部屋を出ていった。しばらくして戻り案内役を紹介されたのでヴァルキリーの実力がどんなものか見学することにしたが今日は授業等は終わってしまったらしく明日以降になった。

 

 

 

 

「あれが戦乙女ヴァルキリーか」

 

次の日借りた訓練等を観察するマダラ。なぜ、見学がしたいと言ったのはヴァルキリーがどんなものか見るためと、北欧の魔法術式を見ておきたかったからだ。しかし、近くで見学したら周りがうるさかったので少し離れたところから見ている。

 

「なかなか訓練されている……。ところでお前は誰だ?」

 

「覚えてないのですか?あなたに助けてもらったものなのですが……」

 

「あの時は細かいところまで見る余裕がなかったからな。それもお前以外にもここには銀髪の女性はいるからな」

 

「…そうですか。では自己紹介させてもらいます。ロスヴァイセといいます。昨日は危ないところを助けていただいてありがとうございました。それでその…あの時…」

 

ロスヴァイセがマダラに礼を言う。

 

「気にするな。助けたのは偶然だしな」

 

「……そうです…か…。もういいです…」

 

それに対してマダラは軽く返すがその返答に少しがっかりしたのか肩を落とした。

 

「次は図書館を見学させてもらいたいのだが案内してくれないか?」

 

「…わかりました。こちらです」

 

気を取り直してロスヴァイセは案内を再開し、マダラはついて行った。

 

 

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