ハイスクールD×D~写輪眼の英雄~   作:幻龍

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オリキャラ登場です。

前回と同じく新キャラの容姿は信長は戦極姫3、孫策と周瑜は三極姫2です。


第五話 英雄達

異世界にある機関暁の本拠地。

その一室に数十人の神器の使い手が待機していた。

理由は主君でもあり、リーダーでもあるマダラ(幹部クラスでない者は名前すら知らない)に禁手になりたいものはここに集合しろと通達されたからだ。そして、これからやることを説明されていた。

 

「今回何人が禁手になれるかな」

「研究者としては少なくとも三人はなってほしいな……。最近は結果が出てないからね」

 

曹操とゲオルグは部屋の隅でその様子を見たあと、部屋から出で階段を降りていた。

 

「我らのリーダー様は無理をするね。壊れたら元も子もないのにさ」

「無茶なのはわかるけどめずらしくリーダー直々に監視してくれるらしい。余程のことがない限り全員無事に戻ってくるから問題ないよ」

「確かにあの方の強さは常軌を逸しているからな」

 

階段を下りながら曹操は自分達をまとめるリーダーの強さを思い出して言った。ゲオルグはそれに対して苦笑している。

 

「ところで報告書は出してきたのか?出さないと元姫がうるさいぞ」

「出してきたさ。あいつが小言を言う前にな」

 

クールでまじめな王元姫を思いだしやれやれといった表情をする。

 

「あいつは生真面目だからな。そうえばあいつまだ告白してないわけ?いい加減告ればいいのに……。本当に素直じゃないよな……。それは他の連中もそうだけどな」

「確かにそうだけど本人の前では言わない方がいいよ。半殺しにされてもいいなら別だけど。それに機関内での私闘は禁止だから喧嘩を売らないでくれよ」

「俺も戦い以外で傷を負うのは勘弁したい。ゲオルグ、次の任務はあるのか?」

 

ゲオルグは組織内で表向きの仕事や任務の通達等の指示を出す立場にある。リーダーであるペイン(マダラ)がめったにメンバーの前に姿を見せないためである。最もマダラに直接会えるのは最高幹部だけであるが。

 

「今のところはないよ。君も明日は休みだってさ」

「なら、許可をもらって異世界にでも行ってみるかな?この前面白い世界見つけたし」

 

任務がないことがわかったので仕事の話をやめて休日を利用して異世界に観光に行くことを考える曹操。

 

「別にいいけど許可が出るかどうかはわからないよ。許可が出ても行くならもしものための準備をしてから行ってくれよ」

「わかってるって」

 

曹操とゲオルグは何気ない会話をしながら転送陣がある場所に向かった。

 

 

「退屈だな」

「暇であるぞ」

「孫策、信長そんなこと言うな。何も起こらないのが一番なんだぞ」

「その通りなんだが暇で仕方がない」

「最近主が仕事ばかりで構ってくれないからか?なら修行に付き合ってくれるように頼みに行ったらどうだ?普段は誰にでも傲岸不遜に物事を頼むくせに」

 

会社の中にある休憩室で談話をしている女性達、孫策、信長、周瑜。英雄の魂を宿していて、機関のメンバーでもある。

 

「それよりも報告書は出したのか?また、怒られても知らないぞ」

「今回は出したぞ。子供扱いするな」

「子供扱いって……、私たちはまだ15歳なんだが」

「世間ではガキだな」

「なぜ偉そうに言うんだお前は…」

 

なぜか、偉そうに言う信長に周瑜が突っ込む。

 

「本格的に動くのはいつになるんだろな」

 

孫策が外を見ながら呟く。

 

「どの陣営も小競り合いぐらいしかしていないからな。当分は大きな事件はないだろう」

「私の禁手をお披露目したかったのだがな……」

「孫策は最近禁手に至ったのだろう?ならやめておけ。調整も必要だろうからな」

「そうだぞ、孫策」

「わかっている」

「会議の時間が迫っているぞ。休憩は終わりだな。ゆくぞ」

 

信長がそう言った後、孫策と周瑜は席を立ち会議が行われる場所に三人は向かった。

 

 

 

 

「一週間後にある会議に出るのは現在任務及び仕事が終わっている幹部で曹操、ゲオルグ、信長、孫策、周瑜、景綱、元姫7人です。残りは仕事があったり、長期休暇中ですが呼び戻しますか?」

「いや、今回はいるメンバーだけでいい。参加できない他のメンバーは後日来たときに会議の結果を書類にして渡しておけ」

 

会社でマダラに機関についての報告をしているのは長い銀髪をまっすぐに伸ばし、スーツを着た女性、ティファ・ルキフグス。彼女はサーゼクスの女王グレイフィア・ルキフグスにそっくりであるがなにをかくそうグレイフィアの妹である。マダラの直属の部下であり、秘書をしている。なぜ、悪魔である彼女が人間中心の組織、機関暁にいるかというと旅の中で偶然出会い勧誘したのだ。悪魔の内乱のあと、ルキフグス家は中立の立場を取り現在は政治から遠ざかり、姉であるグレイフィアはグレモリー家のサーゼクスと結婚して自由に生きていることを理由に実家を出て人間界に移り住んだらしい。最もティファはグレモリーの従属になった姉を快く思っていない。訊いた所によると弟のユーグリット・ルキフグスも姉に反発していたらしい。ちなみにグレイフィアは知らないがユーグリット・ルキフグスは生きているらしい。何年か前に一度だけ再開したそうだ。なんでも実家から離れて隠遁している姉に会いに来たらしい。それで姉達が自由に生きるなら自分もそうすると言って、姿を消したらしい。組織に所属した後探したらしいが行方は掴めなかったらしい。

 

「わかりました。メンバーに召集をかけておきます。次に軍備についてですが予定通りに進んでいます」

「スパイ衛星及び人工衛星についてはどうだ?」

「はい。両方打ち上げに成功しました。これで人間界においては情報戦で遅れを取ることはありません」

「これで組織拡大のは半分程進んだといえる。まだ完全ではないが何か起こっても対応できるまでになった」

 

マダラは順調に計画が進んでいることに少し安堵した。

 

「不安があるとすればグリゴリがロンギヌス所有者を手に入れていたことか……」

「確か黒刃の狗神(ケイネス・リュカオン)の使い手でしたか…」

 

ティファはグリゴリの神器所有者リストを思い出して呟いた。

 

「そうだ、こちらには上位ロンギヌス使い手が三人いるがそのうちの一人はまだ未熟だ。それにそれを活かすには経験とデータが足りない」

 

最近組織に入った使い手を思いだし難しい顔をするマダラ。

 

「俺が独自に入手した情報は会議のときに伝える。早急に資料の整理に取り掛かれ」

「はっ」

 

ティファは返事をしたあと、会議に使うための資料等の作成をすべく部屋を出て行った。

 

 

 

 

 

 

一週間後機関暁本拠地某所

そこにはすでに今回参加する幹部クラスが集まっていた。

そして、数十分後、自分達のリーダーであるマダラが姿を現したのでさっそく会議が始まった。

 

「定例会議を始めます」

 

ティファがそう宣言し、会議が始まった。

 

「大体のことはお配りした資料を見ていただければよろしいかと思いますが何か質問がある方はいませんか?」

 

ティファがそう言ったが特にないようなので会議は普通に進行した。

 

「お前たちに言っておくことがある」

 

リーダーであるマダラがそう言うと全員がそちらに目を向けた。

 

「グリゴリにロンギヌス所有者がまだいることが判明した」

「!?」

 

ティファ以外の幹部が驚愕する。

 

「そのロンギヌスは二天龍の片割れ白龍皇の魂を宿した神器、白龍皇の光翼(ディバイン・ディバイディングだ」

 

「あの二天龍を宿した神器がグリゴリに……」

 

ゲオルグが考えこむような手を組む。

 

「みなも知っての通り我々はグリゴリとは仲がいいとはいえない。むしろ、神器の使い手を取り合ってる仲で敵対しているともいえる。いつ、グリゴリと衝突してその使い手が出てくるかわからない。その持ち主は強いうえに戦闘狂らしいからな。もし、出会ったらなるべく相手をしないようにしておけ」

 

マダラがそう言った瞬間何人かが異論を上げる。

 

「神器を使いこなす前に始末するべきではないか?こちらには上位ロンギヌスが三つもあるのだからな」

「孫策……そう簡単なことではないのだぞ」

「その通りです。絶霧は攻撃には向きませんし、曹操も調整中です。魔獣創造の使い手はまだまだ未熟で戦闘をさせるわけにはいきません。ここは慎重に行くべきです」

 

孫策の発言に周瑜とゲオルグが反論する。

 

「じゃあ、こちらに勧誘してみてはどうだ?条件しだいではこちらに付きそうな気がするが…」

 

信長がこちらに取り込む策を提案した。

 

「それは難しい。その使い手はなんでもアザゼルに拾われたらしいからな。こちらの勧誘に乗る可能性は低い。現実的とは言えない」

「そうですか……。じゃあ、無理だな」

 

リーダーであるマダラがそう言うと信長は自分の策が無理だと判断し却下する。

 

「話は以上だ。白龍皇の光翼の使い手についても詳しいことがわかりしだい資料を各自に送る。何か大きな動きがあればまた召集をかける」

 

そう言ったあと、マダラの姿が席から消える。

 

「では、会議を終了します」

 

ティファがそう宣言し、会議は終了した。

 




原作が始まっても主人公が戦う場面あるかな…
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