目が覚めたらSS501   作:にわかミリヲタ三等兵

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スマホ機種変したばかりで変換がうまくいかない
なんだよパートダーウィンって
ダーウィン区画ってなんだよ


それぞれの戦い2.5〜ポートダーウィン強襲作戦!〜

ー長門ー

「ふむ、欠員は無いようだな。調子はどうだ?」

「いや、無いです」

「そうか、護衛は頼んだぞ」

「おう!対空攻撃は任せと...いて下さい!」

「ああ、別に敬語は要らんぞ?いつも通りにしてていい」

「...そうかぁ?いや呉と勝手が違うからどうかと思って」

「どこもそうは変わらんさ」

「ん、じゃ、改めて...摩耶以下呉鎮所属の艦隊はこれより貴艦隊に合流してその指揮下に入るぜ。よろしくな!」

「ああ、期待している」

だいぶ作戦海域が近くなったある日の午後、私達は発見される事なく無事に呉鎮守府の艦隊に合流することができていた。

摩耶との挨拶、鳥海との作戦の擦り合わせが終わる。すると早速赤城以下空母四人を中心となり、前方に摩耶と鳥海、中衛に私と陸奥、大井に北上、後衛に白露と時雨という対空輪形陣が形成された。

大井と北上の二人に関しては対空能力は心許ないが空母の直庵機がなんとかしてくれるだろう。

何せ今回赤城達が積んできた艦上戦闘機は...

 

 

隊形を維持しながら夜を徹して航行すること十数時間。

とうとう敵航空基地の哨戒圏ギリギリの距離まで到達することに成功した。

舞鶴鎮守府のおかげで敵の哨戒隊がいつどこを通るかまで全て把握済みであり、ここは哨戒の空白地点である事も確認済みだ。

敵がこちらを発見するのが遅れれば遅れるほど強襲作戦の成功率は上がる。

「今の時刻は...だいたい午前三時半頃か」

「作戦決行は〇五〇〇ですよね、どうしますか?」

私の呟きが聞こえたのか、前で周囲を警戒していた鳥海が話を合わせてきた。

確かにまだ動くには早いが...

「そうだな...爆撃隊の速力、到達時刻と相談して...」

「えっと...〇五〇〇に到達させるならあと一時間ぐらいがちょうどいいかと思います。」

流石は鳥海。計算が速い。

「赤城はどうだ?」

「そうですね...隊形編成の時間考えてもだいたいそのぐらいですね」

なるほど、大まかな予定は決まったな。

「よし、三十分後に敵航空基地爆撃隊発艦開始。その後の予定だが...」

.........

......

...

ー赤城ー

「改めて確認だが、〇四三〇に爆撃隊を発艦、優先攻撃目標は...」

「滑走路に、要塞砲ですね」

何度も擦り合わせた作戦内容の確認に淀みなく答えます。

今回の作戦に使用する航空隊は戦闘機の数を多めにしてあります。

いくら『新型機』と言えど敵の航空戦力は強力ですからね。

その代償に攻撃機と爆撃機の数が減って全体的な攻撃力は低下しており、攻撃目標を限定する事となりました。

「そうだ、最後の詰めは私と陸奥が行う。攻撃隊から成功の報が入り次第全員で前進、戦艦の砲撃でカタをつける」

 

不足分を戦艦の御二方が担当...と長門さんが冷静を装った声音で言っていますが、表情こそ暗さで分かりづらいものの、やる気に満ち溢れる様子が伝わってきます。

自分の主砲が存分に使えるのがよほど嬉しいのでしょうか。流石は戦艦ですね...思わず苦笑をもらしてしまいました。

私達も頑張らないといけないですね...失敗すれば全て台無しですから。

最終確認を終えて数分。いよいよ攻撃隊の発艦です。

 

「第一次攻撃隊、発艦!」

弓を引き絞って...放つ!

矢は途中で分かれて飛行機...今回初めて実戦で使用する新型機...烈風の姿になりました。

隊列を組むために一旦こちらへと戻ってきます。

発動機の音が以前まで使っていた零戦五二型とは全く違いますね。

続けて急降下爆撃機の彗星。

艦上攻撃機の流星...今回は全機水平爆撃用に爆装...を空へと放ちます。

両方とも新型です。

今回の大規模作戦に伴って我が鎮守府に優先的に配備されました。

慣熟訓練もばっちりです。

隣の加賀さん、後ろの飛龍蒼龍からも

次々と発艦していきます。

重低音を響かせながら持ち前の練度で一糸乱れぬ隊形を組んでいきます。

朝焼けの空に多数の機影が行き来します。久しぶりの早朝出撃...真珠湾を思い出します。

あの時とは速力も武装も...何もかもが違いますけどね。いい提督を持ったものです。

.........

......

...

ー『烈風』ー

朝焼けの空を飛んでゆく攻撃隊

雄々しく、猛々しく...しかし拡大すればかわいくデフォルメされたお世辞にもかっこいいとは言えない搭乗員がちらほらと確認され、不本意にもほんわかとしてしまう...そんな光景...

 

魚雷の代わりに八〇〇キロ陸用爆弾を抱え込む艦攻隊は低めに

 

陸用の五〇〇キロ爆弾をぶら下げる艦爆隊は高めに

 

そして高度優位を稼ぐために更に上。

 

そこに今回初デビューの戦闘機

『烈風』が居る。その数百十三機。

速度は低速の艦攻『流星』に合わせて二九二ノット(五四二km/h)

低速と言えど前々作の九七艦攻に比べて時速一六四km/hほど速くなっている事を考えると技術の進歩を感じる。

本来なら戦闘巡航速度で燃料をケチりながら飛ぶのでもう少し遅くなるが、今回は距離が離れていない事、また強襲のためになるべく速く現地に到達する必要がある事等の事情を鑑みた結果、最大速度にて行動する事となった。

早朝の空を飛ぶ濃緑色の僚機...戦闘機隊を見ながら、数ヶ月前にこの最新鋭機を受領した己を振り返る妖精さんが一人。

九六艦戦、零戦二一型、零戦五二型と王道の搭乗員道を辿り、初期の頃からずっと零戦に慣れ親しみ、零戦と苦楽を共にしてきた古株の身。今までとは飛行特性が違うと聞き、当初は烈風への乗り換えに反対していたが、実際に操縦してみると今までの考えがガラリと変わった。

空戦フラップによる零戦を凌ぐ旋回力、そして発動機に物を言わせた速力、上昇、急降下能力。

感動を覚えた。

いつの間にか頭が凝り固まっていたようだと、古い考えを改めて慣熟訓練に集中した。

せっかくの新型機、赤城殿にいいとこ見せてやろう。

そう決意して頰をピシャリと叩き、周囲の警戒を再開する。

しばらく飛べば南の空にゴマ粒よりも小さな黒い点々が見えた。

それに気づいたのか周辺の僚機が増槽を投下する。

ダダダ、ドドドという機銃の試射音が発動機の奏でる轟音に混じって響く。

敵機だ。

編隊長機が敵機来襲を意味するヒ連送を打電して、全機が一気に散開する。

発見するのが遅れたのか相手はまだ上昇途中、隊形も整っていない。

高度の優位をとった烈風に敵う者は少ない。

抑えていたスロットルを全開にして、混合気を最濃にすると、エンジンが唸りを上げて機体が一気に加速していく。

あっという間に六〇〇km/hを超える速度計。

ググと体にのしかかる重みを受け止めながら操縦桿をいっぱいに押し込み、艦爆、艦攻隊へと迫る敵機へと突入する。

 

目にもの見せてくれるぜ深海さんよ!

 

妖精さんはこれから対峙する事になるであろう相手を睨みつけ、ニヤリと笑みを浮かべた。

.........

......

...

オーストラリアのダーウィン。

その市街地の跡地に造られた深海棲艦の航空基地。

滑走路脇に建てられた管制塔の中にある、照明の落とされた暗い指令室の中。

部屋の一角、対空用レーダーのスコープ画面一杯に広がる輝点...敵機を呆然と見ている人影があった。

部屋の主である港湾棲姫である。

 

管制塔の頂部に据え付けたレーダーの最大索敵距離は280kmだ。

足りない索敵距離の分は各地に満遍なく配置された警戒艦が補っており、大抵の敵機はレーダーに映る前に発見が可能である。

しかし今回に限って警戒艦からの通報が入る前にレーダーが機影を捉えた。

なぜ見逃したのか疑問に思いつつも邀撃機に迎撃指示を出した。

いささか対応が遅いような気もするが、哨戒網を潜り抜けられるようなら、脅威に値しない小編成の編隊であろうと考えていた。

 

しかし予想は最悪の方向に外れ、間を置かずに大量の輝点が画面を埋め尽くし始め...今に至る。

 

何だこれは?

ピケット艦は何をしていた?

この大編隊はどこから来た?

 

様々な疑問が港湾棲姫の脳内を埋め尽くした。

しかし固まっている暇は無かった。

慌てて基地内の戦闘機全機にスクランブルをかけさせ、無数の光点で覆われ、故障だと信じたくなるような光景を映し出す画面へと向きなおる。

「テ、敵速ハ...」

光点の移動の様子から、速度を計算する。

そして弾き出された数字は...

「...302ノット?」

今まで度重なる襲撃をかけてきたTYPE97艦上攻撃機より八十ノットほど速くなっている。

レーダーに映り始めたのは一分程前。

基地へと到達するまでの余裕は三十分未満である。

「ナンテコト...」

邀撃機を全機上げるには残された時間はあまりにも少な過ぎた。

すぐさま空襲警報を発令し、敵機が押し寄せてくるであろう方角へ基地中の対空砲の砲門を向けた。

やる事はやった。

後は既に上げていた数機の迎撃機が少しでも数を減らしてくれれば...

居ても立っても居られなくなり、指令室のドアを開けて外に出て、空の彼方を睨みつけるように見上げた。

程なくして現れた敵機の編隊を見て、彼女は崩れ落ちそうになるのを何とか堪えた。

時間は無かった。

それでも何とか戦闘機を二十は上げた。

だが、視界に映った敵機は隊形を全く崩していない。

味方機はどこだと探してみれば、水平線ギリギリの所で敵機に翻弄されつつ一機、また一機と落とされていくのが見えた。

やがて基地のあちこちに据え付けられた対空砲が火を噴き始め、朝の空に黒いシミを描き出す。

しかし的速が速過ぎて砲火は虚しく敵機の後方に抜けていくばかりである。

ふらふらとよろけながら指令室に戻り、通信機を起動した。

飛行場は潰れる。

しかしのちに来るであろう敵の水上艦だけは何とかしたかった。

藁にもすがる思いでインドネシア各方面に散りばめられた前線基地に救援を要請する。

しかし程なくして返ってきた返事に今度こそ港湾棲姫は絶望した。

『我敵艦隊ト交戦中、救援ハ不可能』

全ての基地から彼女を突き放すような電文が送られてきた。

しかも中には攻撃を受けているとして逆に救援を要請する電文もある。

彼女はこの時初めて、周囲一帯の基地が同時多発的に攻撃を受けた事を知った。

「ア...アア...」

万策尽きた。

もはや何も考えられず、港湾棲姫は地べたにへたり込む。

ちょうど空に上がり損ねた戦闘機の並ぶ滑走路へと800kg爆弾の第一陣が降り注いだ瞬間の事であった。




なんだったっけ...(この後どう作戦を進めるか)思い出せねぇなぁ...
三年も放置しとくもんじゃないね
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