Fate/Infinite Stratos   作:ぬっく~

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第14話

「シャルル・デュノアです。みなさんよろしくお願いします」

 

金髪の子は綺麗なお辞儀をする。

それより一番に驚いていることがあった。

それは……

 

「男の子……?」

 

シャルルが着ているのはズボン……つまり

 

『きゃああああああ!!!』

 

時々思う。このクラスの女子は騒ぐことが好きだと……

まあ、いつも通り。織斑先生によって鎮静されるけど。

 

「ラウラ。挨拶しろ」

 

「は!」

 

そう、実はもう一人いたのだ。

その子から放たれる空気というのか、雰囲気は一般的な女子とは違っていた。

 

「ラウラ・ボーデヴィッヒだ」

 

それをだけを言って、教室は静まり返ってしまった。

 

「あ~の……それだけですか?」

 

「それだけだ」

 

山田先生は名前だけしか言わなかったラウラに聞くも彼女から放たれる目線で一瞬、泣きそうになる。

そして、ラウラは一夏の前に立つと。

 

「貴様が織斑一夏だな」

 

「そうだが……」

 

パシン……。

教室に気持ちよく鳴り響く。

ラウラの平打ちが一夏に当たったのだ。

 

「何しやがる!!」

 

「私は認めない。貴様が教官の弟など……絶対に認めない」

 

そう言い残して、ラウラは指定された席に着く。

その後もラウラに睨まれながらの授業になった。

 

 

 

 

一限目は外で初歩中の初歩であるISを着けての歩く授業だった。その前にセシリアと鈴が織斑先生に呼ばれ、模擬戦をやることになった。

相手は空から降って来た山田先生。

急のことだった為、助けることが出来ず、下敷きになった。

一夏もギリギリで白式を展開したので、助かったのだが……

 

「おほほほ……外してしまいましたわ」

 

「いちかぁぁぁ!!!」

 

山田先生のメロンを揉んでしまった為、セシリアと鈴が切れてしまった。

しかし、山田先生は鈴の主力武器である双天牙月を弾き飛ばす。

織斑先生が山田先生が元代表候補生だと説明した。あのおどおどしている性格で元代表候補生だとは誰も思っていなかったため、女子たちは驚いていた。

そんな事を考えている間に山田先生とセシリア、鈴の模擬戦が始まる。

 

「……では、デュノア」

 

「はい」

 

「今、山田先生が使っているISを説明してみろ」

 

シャルルがラファールの説明している中、一夏は山田先生の試合を眺めていた。

 

「(マスターも良く見とくといいですよ)」

 

アーチャーの声が頭の中に聞こえ、一夏はすぐに周りを確認するが、アーチャーの姿は何処にもいなかった。

 

「(これは念話ですよ。説明していなかったでしたっけ?)」

 

そう言って、アーチャーは念話の説明に入る。

アーチャーの言った通りにやるとアーチャーとの念話が成立した。

アーチャーの説明の下、山田先生の模擬戦の解説が行われる。

数分したところで、山田先生の勝利で終わった。

 

「では、これより装着と歩行を各班やってもう」

 

織斑先生の指示の元、授業が始まった。

まあ、この授業では特に気になることはなく、普通に終わる。

 

 

 

 

「こちらが例の資料です」

 

「ありがとう、虚ちゃん」

 

楯無は虚からある資料を受け取る。

そこには織斑一夏に関する資料だった。

 

「……!? ビンゴね……」

 

楯無は一夏の診察資料に目を止めたのだ。

右手に付けられた手袋の理由がそこには書かれていた。

それと一枚の写真が付属されていたのだ。

 

「令呪……」

 

楯無はニヤリと笑う。

 

「虚ちゃん。あの子を呼んでちょうだい」

 

「よろしいのですか?」

 

「別にマスターを殺す必要はないんだし……それにこれは戦争よ?」

 

楯無は扇子で口元を隠すが……。

 

「サーヴァント、もしくはマスターを見つけたら見敵必殺(サーチ&デストロイ)よ」

 

明らかに生徒会長が言う台詞ではなかった。

 

「さあ、初戦の白星を頂くわよ」

 

楯無は扇子を閉じ、行ってしまった。

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