2回目のリリカル   作:にく丸

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道場

高町家への接近を試みた結果、何故か道場にいるよ。

我ながら、展開が早すぎてビックリしてるの。

 

この道場は、前世では、お兄ちゃん(恭也)とかの特訓を見ていただけだけど、やっぱり懐かしいの。

今からお兄ちゃんに腕試しをされるから、懐かしがっている場合じゃないかもだけど。

 

何でこうなったんだろう・・・??

 

思い返せば、土曜日になったから、宣言通りこっちの世界の”私”と会うために公園にお出掛け。

 

「前に翠屋に行ったときは、銀髪少年に邪魔されたから遊びに行っていい??」

って聞いたら、「早速行くの!!」って言われて来ちゃったよ。

 

早速行動に移すとは、なかなかアグレッシブだね、こっちの世界の”私”!

 

10分後に翠屋に到着!!

 

今日は、高町家のフルメンバーが揃っているみたい。

銀髪少年は・・・今日はいないの!!良かった~。

 

前に来たときは、銀髪少年が迷惑を掛けていて、会話どころじゃ無かったからね。

今日は、こっちの世界の”私”の「お友達」として来ているから、色々とお話しできたの。

 

お兄ちゃんの目線が痛い気がしたけど、男の子に対する厳しさは相変わらずなんだね。

銀髪少年の影響が、明らかに出ているの・・・。

 

今、私が4才だからお兄ちゃんは14歳かな?

お姉ちゃん(美由希)がその2歳下だから、小学6年生だね。

 

この前、チラッと見た時も思ったけど、二人とも若いなぁ。

前世での記憶だと、二人とも「いい年」だし。

 

幼児の私が、小中学生に「若い!」なんて言ったら、思いっきり変な目で見られそうだけど。

 

色々話している中で、「少しずつだけど鍛えてるんです」って言ったら、お兄ちゃんが早速道場に連れて行ってくれたよ。

どういう言う意図があるかは、追及しなかったけど。

 

凄く厳しくされそうな予感・・・。

まぁ横にお父さん(士郎)が付いているから、大丈夫かな?大丈夫だよね?

 

魔力は使えるようになったけど、身体能力は普通の4歳児。

一応、魔力を使って防御力を高めておこう・・・。

 

不安そうな顔をしていたら、お父さんからの意見で、お兄ちゃんは攻撃しないことで決定!!良かった!!

 

安心して模擬戦をやってみたけれど、お兄ちゃんの動きが目で追える!!

でも、やっぱり体が付いていかないの。全く攻撃が当たらない。

 

まぁ、元々接近戦はあまり得意じゃないし、剣も得意じゃないから仕方ないの。

 

お父さんもお兄ちゃんも、私が目で追えているのは判っていたみたいで、模擬戦終了後に素質があるかもって言われたよ。

前世で頑張った賜物だね!!運動音痴だった私が、ここまで言われるんだから。

 

こっちの世界の”私”は、ずっと唖然としていたけど。

私だったらそうだよね~。昔の私、そのままである意味安心。

 

お父さん(士郎)から「もし剣術に興味があるんだったら、道場に通ってみないか?」って誘われたから、家に帰って相談してみようかな?

 

男の子なんだし、反対はされないよね?

取りあえず、高町家のファーストコンタクトに成功した鷹町菜之葉です。

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