今日は、高町家に晩御飯をご馳走になるつもりで来たんだけど、何故か道場にいるよ。
高町家に着いたときは、こっちの世界の”私”が出迎えてくれて、「こっちで待っててほしいの。今日はカレーを作っているから、楽しみにしていてね」って言われたから、楽しみに居間で待っていたんだよね。
そうしたら、狙っていたかの如く、お父さん(士郎)とお兄ちゃんがやってきて、道場に連行されたの・・・。
「着替えもないし、今日は遠慮しておきます」って言ったんだけど、「大丈夫、大丈夫!着替えは恭也のを貸してあげるし、運動してからの方が、もっとご飯を美味しく食べられるから」って、お父さん(士郎)が凄い笑顔で説得してきたの。
「恭弥さんの服じゃ、サイズ」って言い掛けたところで、「今日は久しぶりに組み手でもするか」ってお兄ちゃんが会話に被せてきたし。
う~ん、良く分からないけど、拒否権は疎か発言権もないみたいだね。
話しかけてくる二人は、物凄い笑顔なんだけど、何か黒いものが蠢いている感じがするし。
こういう時は、大人しく素直に従っておくのが吉だよね。
・・・大人しく従ったんだけど、案の定、今日は普段以上にしごかれたよ。
流石に小学生相手だから、危険な事とかは無いんだけど、厳しい事、厳しい事・・・。
でも、お蔭で凄くお腹が空いたから、ご飯をいつも以上に美味しく食べられそうだよ。
今の私なら、カレー2杯はいける!!
って感じで、カレーを食べる気満々になって、お腹が空いたのは良いんだけど、それ以上に汗臭くなったんだよね。
だから、お父さんの勧めで、お風呂に入ってからご飯を頂くことにしたよ。
お風呂に浸かって、ビシバシしごかれた体を癒していたら、何故かこっちの世界の”私”がお風呂に乱入。
お母さん(桃子)に、「料理をして汚れちゃったから、菜之君と一緒に入ってきなさい」って言われたんだって。
確かに1年生なら、異性と一緒にお風呂に入っても、気にするような年齢でもないか。
こっちの世界の”私”は、「一緒にお風呂♪お風呂♪」とか、何か嬉しそうだし、まぁ良いか。
折角だから、一緒に背中を流し合いっこして、お風呂から上がったよ。
脱衣所で着替えていると、廊下でお父さん(士郎)とお兄ちゃんが話していて、「作戦が裏目に出た・・・」とか何やら言ってたんだけど、作戦って何だろうね??
汗も綺麗サッパリ流したし、お腹もこれ以上ないくらい空いたので、カレーを予告通り2杯お替り!男の子だと、たくさん食べられるよね。
こっちの世界の”私”も、私が沢山食べている様子を見て、凄く嬉しそうにしていたよ。
カレーを食べた後、こっちの世界の”私”の部屋で、色々と話し込んでいたら、あっという間に時間が過ぎて、21時近くになっちゃったの。
帰ろうとしたら、お母さん(桃子)に「今日はもう遅いし、泊まって行ったらどう?ご両親にはもう話してあるから」って言われたから、お言葉に甘えることにしたよ。
既に両親に話してあるって、用意周到すぎるよね・・・。流石お母さん(桃子)と言うべきか。
泊まることが決まった瞬間、こっちの世界の”私”から「一緒のベットで寝るの!」って言われたから、「流石に」って言おうとしたら、「今日はなのはの部屋で一緒に寝てね」ってお母さんが会話を被せてきたの。
今日の高町家では、やっぱり拒否権は疎か発言権もないみたいだね。
教訓に基づき、素直に従うのが吉なので、今日は大人しく一緒のベットで寝ることにした鷹町菜之葉でした。