夏と言えばカブトムシ!
という事で、今日はカブトムシを捕りに行くよ。
海鳴市は、海ばかりが注目されているけれど、ちゃんと緑もあるし、虫捕りも出来るんだよね。
という事で、鈴木君たちと虫捕り網を持って公園に集合!
夏祭りでは、アリサちゃん達の策略に嵌って、敢え無く解散してしまったけれど、男の子の友情はこの程度じゃビクともしないの!!
ちなみに、私がアリサちゃん達に連行された後、みんなそのまま家に帰ったみたい。
軍資金も底をつきたし、疲れちゃったからだって。
夏祭りでは、打ち上げ花火もあったんだけど、興味なかったみたい。
まぁ見るだけの花火より、男の子だったら屋台を楽しまないとだよね!
私自信、荒れ狂う金魚たちとの戦いとかで、半分燃え尽きていたし。
連行後の私たちはと言うと、4人で打ち上げ花火を見ていたよ。
3人とも「綺麗だね~」って、花火に見惚れていたんだけど、私は何故かあまり感動しないんだよね。
確かに、打ち上げ花火は綺麗なんだけど・・・。
前世では凄く感動していた気がするんだけど、感性が男の子っぽくなったのかな??
そんなこんなで色々あったけれど、夏祭りは無事終了。
そして今日、佐藤君から「自由研究のテーマを昆虫採集にしたから、捕まえるのを手伝ってくれ!」ってメールが来たから、午後一でみんなが集合したよ。
急な約束でも即座に集合できるあたり、流石男の子だよね。
取りあえず、今日の目標としては、私もカブトムシを1匹は捕まえたいな。
勿論、クワガタでもOKだよ。
佐藤君は、色々な昆虫を捕る気満々みたい。
確かに、1匹じゃ自由研究にならないしね。頑張れ佐藤君!!
昼間の時間帯だから、ターゲットを捕まえられる可能性は下がるけど、それでも捕まえるのが男の子だよね。
自由研究のテーマで、「防災マップ」を作るときに、捕れそうなスポットはリサーチ済み!
菜之葉さんに抜かりはないよ!!
いざ、出陣!!
っと思ったところで、すずかちゃんに出会ったよ。
これから図書館に行くんだって。
「菜之君たちは何処に行くの?」って訊かれたから、「僕たちは、これからカブトムシを捕りに行くんだよ」って答えたら、すずかちゃんが「私も一緒に行っていい??」って言われたよ。
断る理由もないし「良いよ~」って答えたら、何故か鈴木君たちが喜んでたよ。
まぁ皆で仲良くするのは良い事だよね。
私がリサーチしたスポットの1か所目で、早速カブトムシを発見!!
流石、私の自由研究の成果!!防災には全然関係ないけど。
でも、結構高い所にいるから、網が届かない・・・。
木を登るにも厳しそうだから、木を揺すって落とすしかないよね。
「月村さん、見ていてよ!」って言って、鈴木君が木を蹴ってみたんだけど、ビクともしない。
立派な木だし、小学1年生の力じゃ無理だよね。
鈴木君がショボーンとしている姿を尻目に、「私がやってみるね」ってすずかちゃんが木を蹴ったよ。
木を蹴った「バンッ!!」って音とともに、見事カブトムシが落ちてきたよ。
う~ん、流石。夜の一族さんの力は半端ないね。
鈴木君たちが呆気にとられているよ。
でも、次の瞬間、「月村さん、スゲェ~」って鈴木君たちから歓声が上がったよ。
小学生は素直だから、受け入れが早いなぁ。
むしろ、1年生だと女の子の方が成長が早いから、そんなに気にならないのかな??
そんな調子で、カブトムシやらクワガタを順調にゲット!
最後の方は、鈴木君たちのすずかちゃんを見る目が「尊敬の眼差し」になっていたよ。
でも、これで佐藤君の自由研究も安心だね。
虫捕りも無事に終わって、おやつの時間も近づいてきたから、現地で解散。
すずかちゃんは、予定通りこれから図書館に行くんだって。
「菜之君も一緒に来ない?」って誘われたから、リニス向けの本を借りる為に一緒に行くことにしたよ。
図書館に行く途中、すずかちゃんから「虫捕りって楽しいね~♪木を蹴ってストレス解消にもなるし♪」って笑顔で言われたよ。
ス、ストレス解消・・・。
「そ、そうだね。楽しいよね」と笑顔で返しながら、「すずかちゃんは怒らせないようにしよう」と思った鷹町菜之葉でした。