はやてちゃんのお言葉に甘えて、料理が完成するまで、ゆっくり寛ぐこと40分。
すずかちゃんと「楽しみだね~」とか雑談していたら、台所からはやてちゃんの「完成したで!!温いうちに食べたってな」って声が聞こえたよ。
「さてさて、どんな感じかなぁ」ってワクワクしながら見に行ってみると、美味しそうなスペアリブが出来上がっていたよ。
小学生でこの料理の完成度!流石はやてちゃんだね。
見ていたらお腹がすいてきたから、早速実食!!
はやてちゃんの料理は予想通り・・・、予想以上に美味しかったよ。
すずかちゃんも「はやてちゃん!凄く美味しいよ!!料理上手なんだね!!!」って驚いていたし。
何より、前世でご馳走してもらった時と、同じ味がするんだよね。
小学生で既にこの域に達しているとは・・・。はやてちゃん恐るべし!!
同い年の子に、ここまで料理の腕を見せつけられたら、私の料理魂も刺激されちゃうよ。
しかもはやてちゃん「今日の出来はまずまずやね。次回はもっと美味しいものを食べさしたるわ」って言って来たし。
ここまで言われたら、私の鍛え上げられた女子力を見せないとだね!今は男の子だけど・・・。
ということで、はやてちゃんに今度は私の料理をご馳走することにしたよ。
「はやてちゃん、今日は美味しい料理をありがとう。今度は僕がご馳走するから食べに来てね」って言ったら、「友達の家で手料理をご馳走になるなんて初体験やで!!しかも男の子の家!初めてだから菜之君、優しくしてな」って言われたの。
ご馳走するのに「優しく」とか意味が分からないけれど、はやてちゃんお得意のボケだね。
前世では、幾度となくはやてちゃんにボケを振られたから、もう慣れているの!!
フェイトちゃんは素直だから、毎回真に受けていたけれど、経験豊富(前世)な菜之葉さんには、通じないの!!
「初めてだと色々と不安だよね。僕が優しくリードするから安心してね」って笑顔で答えてあげたよ。
菜之葉さんのアダルティな回答に、流石のはやてちゃんもビックリしているみたいだね。
はやてちゃんは、ちょっと顔を赤くしながら「よ、よろしく頼むわ~。菜之君」って恥ずかしそうなの。
ん?何か回答間違えた??
私としては、アダルティな完璧なノリ突っ込みだと思ったんだけど。
それはそうと、はやてちゃんが恥ずかしがっている横で、すずかちゃんから黒いオーラが出ている気がするの・・・。
「菜之君、私も勿論行って良いよね??」って笑顔で訊かれたから、「も、勿論、すずかちゃんだったらいつでも歓迎だよ」って答えておいたよ。そう答えないと危険な気がしたから・・・。
回答を聞いたすずかちゃんは、満足そうな笑顔で「ありがとう。楽しみにしているね♪」だって。
今の笑顔は優しい感じがするけれど、すずかちゃんの笑顔ってたまに目が笑ってないんだよね。
気のせいかな?
「気のせいならいいなぁ」と思いつつ、ご馳走する献立を考える鷹町菜之葉でした。