ドラえもん のび太のがっこうハザード   作:味噌神のスペリア

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かこのはなし

夜 22時に生活部の部室から

ロウソクの火がついていた

部室にはのび太と慈の姿があった

 

「このルートを通れば、最短で行けると思うわ。」

 

慈が提案したルートは最短距離で

数時間かかるがリバーシティ・トロン・ショッピングモールに着く予定であった。

 

「そうですね…ただ今は、こんな状況なので

他にもルートを考えた方がいいかと…予想なんですが

車のせいで通れない場所があるかも知れません…

その時の為に ルートを四つか五つぐらいは用意した方がいいと思います」

 

「そうね…だったら、ここの場所なら裏道もあって

ワゴン車でも通れるわ」

 

「…なるほど…いいかも知れませんね」

 

のび太と慈はお互いに意見を出し合って

いくつかのルートを考えて居た

 

「のび太君が居ると助かります。

こうして意見を出し合って決めるなんて

あんまり無いことですね」

 

「慈先生は教師ですからね…普通なら…

今はこんな状況なんで、お互いに意見を出し合って

生き延びるのは、素晴らしいことだと

僕は思っています…これで、完成ですね」

 

地図にはルートの線が書かれ

いくつかのルートまでも細かく書かれていた。

 

慈はのび太に質問をした。

 

「のび太君…何故、貴方は慣れているんですか?」

すると、のび太の動きが止まったが

すぐに口を動かした

 

「…あんまり話したくないことなんですが…

今、巡ヶ丘で起きてるこの事件が

昔に起きた事件と似ているんです」

 

「え?」

 

のび太の答えに慈は固まった

 

「僕が居た町…僕は親友たちと旅行に行って

自分たちの町に帰った時…事件が起きました。」

 

 

のび太は慈に

町で起きた事件の事を話した。

町で暴動事件が起きた事を

そして、暴動を起こした人たちが

ゾンビになったことを

その黒幕がアンブレラ社と繋がっていたことを

 

だけど、のび太は最後まで

話さなかったのは、未来の事だ

ドラえもんの存在 最後の黒幕が未来人だった事を

話さなかった。

 

「そんな事が…のび太君は、大丈夫だったんですか?…

お母さんの最後を見て…人を殺して…子供にはキツかったはずです…のび太君は無理をしているんじゃ…」

 

「大丈夫では無かったですよ…僕だって辛かったです…

でも、戦わないと僕は死ぬかも知れない…僕は今を全力で

戦い…そして、事件が終わったら…沢山 泣きました…

僕や親友たちは感染してないか病院に連れて行かれました

…検査だけでも、半年はそんな生活で退院したら、

事件の生き残りとして 取材記者に追いかけられました…

そして、町に帰って…あの事件は幻じゃないと知りました

そのせいか…寝れない日々や音に敏感になってしまい

まともな生活が出来なくなりました…だから、僕は

寝れない時は体を鍛えたり 勉強をしたりしました…

今は、その当時の事を思い出して 戦っているとしか言えません……もし慈先生以外にこれを知ったら僕はここから去るつもりです。」

 

「!…な、何故ですか?」

 

「…僕は人殺しだからですよ…例えゾンビであっても…

僕がやって来た事が正しくても…僕は僕自身が許せないからです…すいません…僕は寝ます」

 

のび太は立ち上がり

生活部の部室から退出した

 

 

「…のび太君…私は貴方の味方です…

例え貴方が人を殺しても…私は貴方の先生です…

だから、皆で生き残りましょう…」

慈は誰もいない部室で

一人で呟いていた。

 




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これからも、のび太とがっこうハザードをよろしくお願いします

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