俺は今日一人で竹林に来ていた。
修行もない日なんで何処かへ行ってみようと思いここに来たんだが・・・・。
「迷った・・・」
竹林は迷いやすいとレミリアから聞いていたがまさかこれほどとは・・・・。
とりあえず歩いてみようと思った俺は竹林を彷徨った。
だが出口は一向に見つからず、ただ竹林を歩くだけだった。
「どうすればいいんだ・・・・・・」
その時、遠くから声が聞こえた。
その声はどんどん近くなっていく。
「誰だ?」
俺は声のある方へ言った、その時だ。
後ろから獣の声がした、俺は後ろを向いた・・・。
「ガウゥゥゥ!」
巨大な虎だった。
虎は俺に襲い掛かり右腕を噛んだ。
「痛っ?!」
俺は虎を振り払い戦闘態勢になった、その時だった。
「おいおい、駄目だろ虎助(とらすけ)、人間に襲いかかっちゃ」
子供が遠くから走ってき虎に叱った。
「ガウゥゥゥ・・・・・」
虎は落ち込み子供の後ろに下がった。
「すいません、僕の友達が・・・・」
「大丈夫だ、それよりお前は一体誰だ?」
「申し遅れました、僕は【虎島(とらしま】と言います」
「俺はブロリーだ、よろしく」
自己紹介を済ませた俺は虎島の家に案内された。
中は綺麗な部屋になっている。
「どうぞ座ってください」
虎島は椅子を出した。
「ありがとう、所でどうしてお前は此処に住んでいるんだ?」
「実は僕赤ん坊の頃捨てられまして、動物に拾われ此処に住んでいるんです」
「ああでも、元々は外の世界出身でして、二年くらい前に此処に来たんです」
「ほう、そういえばお前には能力とかはあるのか?」
「はい、僕は生き物を従わせる程度の能力です」
「じゃあ動物達と幻想入りしてきたのか?」
「はい、だから竹林には此処の人達では知らない動物が沢山います」
「ですが弾幕に当たったら大変なので、動物に弾幕が当たっても平気にしてほしいと、スキマ妖怪さんに頼んだんです、そしたらすんなり承認してもらえました」
「よかったじゃないか」
「はい、僕も安心して暮らせます」
俺はその後も少し居させてもらい、それから竹林の出口を案内してくれるそうだ。
虎島と仲良くなった俺はお茶を飲みながら会話をした。
こんな事は初めてだから少し嬉しい。
そして俺は虎島と一緒に竹林を歩いていた。
すると一人の女が現れた。
「あ、妹紅さん」
虎島が妹紅と言っていた、どうやら知り合いらしい。
「虎島じゃないか、それと隣の人は?」
「この人はブロリーさんです」
「ブロリーだ、よろしく」
「私は藤原妹紅よ、よろしくね」
俺は妹紅に事情を話し、妹紅も着いていくことになった。
妹紅も同行し10分後、俺は妹紅に言った。
「そういえば、お前は友達居るのか?」
「え?ああ居るよ、里に言ったら昔からの友達が一人、あと里の人達かな?」
「そうか、俺はいないなぁ・・・・」
「どうして?」
「星の破壊を繰り返していたから、そんな存在がいないんだ」
「星を?随分とスケールがでかいね貴方」
妹紅が笑っているが、信じてはもらえているようだ。
「そりゃ友達もいませんよ、あっ着きましたよ」
「ねえブロリー、今から人里に行くんだけど一緒にどう?」
「いいのか妹紅?」
「いいのよ、もう友達みたいなものじゃない」
「ありがとう、じゃあ行こう」
俺は虎島と別れ、妹紅と一緒に人里へ向かうことになった。
さて、やっと外に出られるのか。