やはり俺が光の勇者と出会うのは間違っていない。   作:あっき1995

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ゆゆゆいついに中学生そのっち参戦おめでとう!(本編とは全く関係ありません)


第4話 集結!ウルティメイトフォースゼロ

「へぇ~。じゃあ宇宙の平和を守るのがウルトラマンの仕事なのか」

 

目的地への移動中、ゼロはいろいろな話を二人に教えていた。ウルトラマンのこと、光の国のこと。そのどれもが壮大で二人はワクワクしながら聞いていた。

 

「あの、一ついいですかゼロさん」

「ゼロでいいぜ。敬語とか堅苦しいのは苦手なんでな」

「じゃあ、お言葉に甘えて。なんか、ゼロって俺の知ってるウルトラマンと全然しゃべり方が違うんだけど……」

「俺たちウルトラマンだって人間と同じく生き物だからな。そりゃいろんな奴がいるさ」

「そういうもの……なのか?」

「そういうもんだ」

 

どうやらウルトラマンも人間のように個性があるようだがゼロはその中でも飛びぬけて個性が強そうだと八幡は思った。

 

「ここってM78星雲のある宇宙なのか?」

「いいや、ここはアナザースペース。M78星雲のある宇宙とはまた別の宇宙だ」

「? じゃあなんでゼロはこの宇宙に来たんだ?」

「それはだな……おっと、着いたぜ」

 

一瞬言い淀んだように感じた質問の答えは目的地への到着によって聞きそびれてしまった。

目の前に巨大な宝石のような建造物が見える。

 

「すごい、キレイ……」

「ここは?」

「ここはマイティベース。俺たちの秘密基地だ」

「俺たち?」

「ああ、俺と共に戦う頼もしい仲間たちのことさ。って、誰もいねぇ……全員どっか行ってんのか?」

 

八幡たちを降ろすとゼロは基地の奥へと探しに行ってしまった。置いてけぼりをくらった二人が茫然としていると急に後ろから声を掛けられた。

 

「未確認の有機生命体を確認。君たちは何者だ?」

 

振り向いて上を見上げると巨大な黒鉄色の鉄人が立っていた。

 

「「うわああぁぁぁぁ!!」」

 

驚きのあまり叫び声をあげてしまい、その声を聞きつけてゼロが急いで戻ってきた。

 

「おい、何があった?! ってジャンナインじゃねぇか。脅かすなよ……」

「脅かしてなどいない。彼らが勝手に驚いただけだ」

 

そう言って二人を指さす。驚きのあまり固まってしまった二人はゼロに目線で助けを求めた。

 

「ああ、紹介がまだだったな。こいつは俺の仲間だ」

 

そう言って鉄人の胸辺りをゼロは軽く叩いた。ゼロの仲間だということが分かりホッとする。

 

「すいません急に驚いて」

「気にするな。こちらこそすまない」

 

お互いに謝っていると基地の中に三つの光が入ってきた。

光はそれぞれ赤い巨人と緑の巨人と赤と白の鉄人になると賑やかに会話を始めた。

 

「フゥ、俺様今日も大活躍だったぜ!」

「その割には随分苦戦していたようですがね」

「なっ?! それを言ったら焼き鳥なんて敵に追いかけられてただけだぜ!」

「無礼な! 私は焼き鳥ではない、ジャンボットだ! それに私は逃げ遅れた人たちを避難させていたのだ!」

「ということで本日のMVPはジャンボットで決定ですね」

「えぇ~、ミラちゃんそりゃないぜ~」

 

三人の話が一段落したところでゼロが声を掛ける。

 

「ようお前ら、丁度いいところに帰ってきたな。こいつらに自己紹介してくれ」

「んん? 見ない顔だな。こいつ等誰だ?」

「ああ、彼らですか。ゼロが助けたという子たちは」

「そのようだな。ではまず君たちの名前を教えてくれ」

 

赤と白の色をした鉄人に促されて二人は自己紹介をした。

 

「比企谷八幡です」

「あたしは希望だ」

 

二人の自己紹介を聞き向こうも順番に自己紹介を始めた。

 

「俺様は炎の戦士、グレンファイヤーだ!」

「鏡の騎士、ミラーナイトです。どうぞお見知りおきを」

「そしてこの見た目からして固そうなのが焼き鳥だ」

「焼き鳥ではない! 私の名はジャンボットだ!!」

「僕はジャンナイン。ジャンボットの弟だ」

 

燃えるように赤い体のグレンファイヤー。エメラルド色の体に騎士の風格をしたミラーナイト。鋼鉄の武人ジャンボットと弟のジャンナイン。全員個性豊かなゼロの仲間である。

賑やかな自己紹介が済んだと思ったらジャンナインの後ろから小さな影が飛び出してきた。

 

「怪獣?!」

 

二人と同じくらいの背丈で赤い体の怪獣は八幡たちの周りを飛び跳ねながら鳴き声を出していた。

突然のことで警戒する希望とは別の意味で驚いた八幡はゼロにこの怪獣について尋ねる。

 

「もしかして……ピグモン?」

「ああ、よく知ってるな。こいつは俺たちの大事な仲間のピグモンだ」

 

大事な仲間と言われて喜ぶピグモンに八幡は恐る恐る手を伸ばす。

 

「ピグ? ピグ~!」

 

ピグモンもその細い手で八幡との握手に応じる。

 

「あったかい……よろしくなピグモン」

「ピグ! ピグピグ~!!」

「ピグモンもよろしくだってさ」

 

ゼロがピグモンの気持ちを翻訳してくれた。その様子を見て希望も恐る恐る手を握ってみる。

 

「ホントだ、あったかい……さっきは警戒して悪かったな」

「ピグピグ。ピグ~!」

「へへっ、気にするなってさ」

「そっか、ありがとな」

 

ピグモンの紹介も終わり、最後にゼロが自分たちの組織名を名乗る。

 

「俺たちは、ウルティメイトフォースゼロ! 宇宙のワルは全部ぶっ倒すぜ!」

 

そう言って掲げた左腕のゼロのブレスレットは曇りなき輝きを放っていた。

 

 




勇者の章がとてつもなく不穏な空気を感じさせる。
全宇宙の勇者部の皆さん、辛くても一緒に乗り越えようぜ!
なるべく諦めないだよ!

というわけで次回
帰れる場所があるが帰りたくない者。
帰りたくても帰る世界が無い者。
すれ違い、悩む心を勇者の光が照らす。
次回、過去があるから現在がある
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