一輝をリリカルなのはの世界に入れたかっただけ
練習を兼ねてシグナムと戦うだけです
時空管理局 古代遺物管理部 機動六課の保有する訓練所の一角で二人の少年と女性が向き合っていた
少年の方は黒鉄一輝は黒髪の女性のようにも見える顔が一見気弱な印象を受けるがそに目は力強い覚悟のある目をしており服で見えにくいながらも鍛えあげられた体に全くのブレのない姿勢はその気弱な印象を受け付けず見る者が見ればかなりの強者だとわかるだろう
一方それに向かい合う女性はシグナム
長い綺麗な赤髪を後ろで一本にまとめたポニーテールで凛々しい風貌に引き締まった体、自分の力に絶対の自身を持つ目その姿勢は女武将を連想させる
二人が向き合っている理由それは二人が模擬戦をするからだ
事の発端は任務中ガジェットに妨害を受けたが突如現れた一輝がガジェット達を一掃したからだ
その戦いぶりを見てバトルジャーキーシグナムが一輝に模擬戦を希望し一輝が心よく受けてくれたために成り立った模擬戦だ
「模擬戦を受けてくれたこと感謝する黒鉄一輝」
先に声を出したのはシグナムだったその手に相剣レヴァンティンを携え一輝を見据える
「いえ、僕も騎士の端くれです貴方のような強者と戦いたいと思っていました」
一輝も一輝でシグナムと戦うのが楽しみだったのか落ち着いているながらも体はアドレナリンをだし戦闘のコンディションを最高にしている
今正に戦闘が始まろうとしている瞬間を見守る者達がいた
「はぁー、またシグナムが無茶言うてきたとおもたら彼もバトルジャーキーなんかいな」
一人は機動六課総部隊長、及び「ロングアーチ」の指揮官八神はやては身内の戦闘狂に加えて対戦相手である一輝までもが戦闘狂だったことに頭を抱えた
「にゃははははー、でも彼の実力が気になるのは別にシグナムさんだけじゃないんだしいいと思うよ」
「ふふふ、あんなにイキイキしてるシグナムさん久しぶりに見たなー」
それに続いたのが機動六課『スターズ部隊』隊長兼機動六課戦闘教官高町なのはと機動六課『ライトニング部隊』隊長フェイトTハラウンである
三人共一輝の実力が見たいがためにシグナムと一輝との模擬戦を認めた者達だ
その隣にはスターズ部隊所属スバル・ナカジマにティアナ・ランスター ライトニング部隊所属エリオ・モンディアルそしてキャロ・ル・ルシエ
皆一様に一輝とシグナムの模擬戦が始まるのを待っていた
しかし皆知らない黒鉄一輝という男を
強くなるために自分の体を苛めぬいた男を
その刃が世界最強に届いたことを
最愛の人の一番であるために自分の最果てすら超えた
黒鉄一輝という男のことを
『それではこれより黒鉄一輝君対シグナム副隊長の模擬戦を始めたいと思います』
そしてシャリオ・フィニーノのアナウンスが訓練所全体に響き渡る
そして考え改めるだろう最弱にして
最強のランクF《無冠の剣王(アナザーワン)》黒鉄一輝がどう仕様もなく英雄であることを
そのアナウンスと共に一輝は自身の【固有霊装(デバイス)】を虚空から呼び出す
何千回何万回呼び続けた相棒の名を
共に戦い続けた戦友の名を
「来てくれ!陰鉄!!!」
今ベルカ式シグナムVS無冠の剣王黒鉄一輝の決闘という名の模擬戦が始まった
いい感じに〆れたんじゃないかと