では本編どうぞ
【第1話】
村が襲撃されてから10年という長い月日が経った…。
こんなに経っているのに、いまだに忘れられない出来事だった。俺が衛兵に連れてかれて
安全な場所まで行った。
そして、あの後俺は村を襲撃した奴らを調べようと思った。
俺はその王国に向かい、村の人達、そして…奴らの爆撃を受けた家に
潰され、亡くなってしまったたった2人の親の仇。
…仇なんて馬鹿馬鹿しいと思うけど、わかってる。わかってるけど、それをする以外
に俺は生きる意味がない、それ以外見つけられないんだ。
調べた結果、一つだけわかった事がある、
それはジャステン王国の騎士達によってのものだった。ただ、ジャステン王国を聞いた事がなかったため
場所の特定はできていない。
そして、今はこの世界で最大の王国、『ブリテン王国』へ向かっている。
そこへ行けば、何か情報を得られるかもしれない。
だが、ブリテン王国までまだ距離があるため、結構時はかかる。
地図から見て、ざっと3日くらいかかると予想できる。
"グァぁぁぁぁぁ!"
「…またか。」
"ズシャ"
と、襲ってくるもの斬り落とす。
この世界では『
さまざまな生き物をまとめたのがそれだ。
今斬り落としたのは、ゴブリン、下級の幻影、一般人でも十分に倒せるくらいだ。
◆
歩き続け、暗くなってしまったため、近くの村で一晩を過ごすことにした。
「夜なのに賑やかだな。」
独り言を言う。それに村の人が返した。
「そりゃそうさ!今日は祭りだー!」
「へー、通りで。」
村は魔術を使った、燈火に囲まれて祭りで騒いでいる。楽しそうな村だ…。
昔もこんな風に………
「そこの兄ちゃん!焼き鳥いるかい?」
「お、いただくよ。」
焼き鳥を食べて、村を歩き回る。
「やめなさい!」
なんだ?女性が誰かと言い争いをしている。急いで見に行ってみると、
そこで男が店を荒らし、それを止めている女性を見かけた。
「やめなさい、店の人が困ってる。」
「やかましい女だなぁ!だぁってろ!」
女性は水色の肩くらいの髪の長さで、身を隠すようにコートを着ている。
だが、軽装の鎧を纏って剣を腰にさしていることがわかった。
「やめなさい!」
「いい加減にしねぇと、ぶっ殺すゾォ!!」
男が殴る体制をする。さすがにやりすぎだと思い、止めに行こうとする。
「おい、そこまでに………」
と、その時、女性は左から向かう男の右手を受け止め、腰にさしている剣の持ち手で
男の腹を殴った。
バタッと、男は腹を抱え、倒れていった。
「おお…」
思わず声が出た。
彼女の技術は相当なものだった。軽々しく受け止めていた、彼女は、強い。」
彼女は男が倒れた後、荒らされた店の所へ行った。
「大丈夫ですか?」
「ええ、おかげさまで、ありがとうございます。」
「いえ。」
世の中は広いと思った瞬間であった。きっと彼女より上の者が
いるだろう。そうに違いない。
解決したという事で、止まる宿を探しているが見つからない、
村の人に聞いてみる。
「んー。あ、すいません。いいですか?」
「なにかな?少年。」
ヒゲが濃いおじさんに尋ねてみた。
「この村に宿はあるでしょうか、旅をしているものなんですが暗くなってしまったため、
この村で一晩を過ごしたいんです。」
「なるほど、あそこに4階建ての宿がある。あそこは部屋数が多いし
すべて揃っているからおすすめだよ。」
「そうですか、ご丁寧にありがとうございます。」
というわけで、そこに決定だ。近くだし、すぐに着くだろう。
◆
「ここか。」
宿に着き、ドアを開けると"チャリーン"という鈴の音が鳴る。
俺は受付に行って、管理人に話しかける。
「はいはーい」
「部屋を一つ、一泊で」
「了解でーす。」
ものすごく元気な管理人さんだ。俺より背が小さく髪型はツインテールの子だ。
俺は部屋鍵を渡され、番号の部屋に向かう。
階段を、タン、タン、タン、と上がっていく。俺の部屋3階の奥の部屋。
「305、305っと、ここだね。」
俺は部屋鍵をドアにさしてガチャって音が鳴ると同時に、ちょうど隣の部屋のドアが開いた。
出てきたのは、さっき店を荒らしていた男をとめた女の子だ。
「こんばんは。」
一声かけてみたが、返ってきたのは、無視だった…。
…えー、ムシですか、シカトですか。ヒドイですヨー、一言くらい返してくれったって
いいじゃないですかー。
彼女は下へ降りて行った。
「はぁ。」
ため息をひとつ吐く。
俺は部屋に入り、すぐさまベッドに飛びついた。疲れたの一言を無意識に
吐き、眠りにつきそうなくらいの心地よさだった…。
◆
………………翌朝。
「ふあぁぁ、寝ちゃったか。」
寝起きで欠伸をする。布団を片付け、部屋を出た後、下へ行った。
色々と荷物を整え、宿代を払い外へでる。
そろそろこの街を出ようと、門まで向かおうと思う。
◆
門を出て、再びブリテン王国への道のりを辿る。
途中で遭遇する幻影を倒し、度々泊まる街の人々との会話が、俺の旅を明るくしてくれている。
退屈しなくて済む。
◆
………数日が経った
幻影を倒しながら進んでいった。
ようやくブリテン王国が視界に入った。やっとだという思いで興奮した俺は
王国まで突っ走った。
ついに来た、俺が復讐のため向かった王国、憧れの王国に着いた。
そして、門を通る。
…はずだった。
「おい!貴様!」
「…え、はい」
「その後ろの剣はなんだ!」
「…。」
やばい、これもしかして剣持ってちゃダメな奴?
したらやばくない?俺もしかして結構ピンチ?
「こいつ怪しいぞ、捕まえろ!」
周りにいた兵たちが襲いかかる。
「え、ちょ、待って!」
「何事です!」
現れたのは1人の少女だった。兵たちは止まり、少女の方へ向く。
その少女に見覚えがあった。
「あなたは、あの村にいた…
この方がどうしたんですか?」
「はっ!腰に剣を指していたもので、怪しいと思い、捕らえようと」
「そうですか、一旦彼を離してください。」
「てっ、はぁ、君は…」
「私についてきてください。」
よくわからんが、ここは言うこと聞くことにした。
………………………To be Continued
変なとこで終わりましたが、1話は終わりです。