ハイスクールD×D Eternal story   作:銃剣

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皆さん遅れてすいません
何かと色々ありました
主にパソコン関連です


Sとの溝/龍の介入

仮面ライダーファングの登場により周りがファングに注目が集まる

そして近くに居た一誠が声を上げた

 

 

「大道克己と同じ仮面ライダー!?」

 

 

「まぁそんなとこだね。それより兵藤一誠、君に頼みたいことがある」

 

 

「…なんだよ」

 

 

「彼女は僕が相手をする。君は後ろのリアス・グレモリーと小猫ちゃんを頼めるかい?」

 

 

ファングは一度黒歌に視線を向けた後、リアスと小猫に顔を向けながら言う

 

 

「ちょっちょっと待て!なんでお前…」

 

 

「それじゃあ、よろしく」

 

 

「お、おい!?」

 

 

ファングは一誠の事は無視し黒歌の方に歩む

 

 

「作戦タイムは終わったの?」

 

 

「別に作戦という訳ではないさ。それに…対策なんか動いてから立てればいい」

 

 

「そうかにゃ!」

 

 

黒歌が話し終わると魔力を撃つ

ファングは素早くロストドライバーに装填されたファングメモリのレバーを一回弾く

 

 

《Arm Fang》

 

 

ガイアウィスパーが鳴ると右腕の突起が伸びて巨大な刃へと変化し、魔力を両断する

ファングと黒歌はすれ違い様に攻撃し合う。両者の攻防で身体には掠り程度のダメージが負う

しばらくしてファングはファングメモリのレバーを二回弾く

 

 

《Shoulder Fang》

 

 

右肩部分から白い刃が飛び出した。巨大なブーメラン『ショルダーセイバー』である

それを取り外し黒歌にめがけ投げつけた。ショルダーセイバーは黒歌周りに飛びながら攻撃する

黒歌は魔力で弾くも肩や腕などに切り付けられる。ショルダーセイバーはファングの手に戻り、黒歌に直接攻撃する。互いに接近し腕を押さえつける状態になった

 

 

「キミに聞きたいことがある」

 

 

「なん?」

 

 

「君はどうして偽り続ける。何故彼女の前で正直になれない」

 

 

「…何のことにゃ」

 

 

来人の問いに対し黒歌ははぐらかすように答える

互いにまだ動かない

 

 

「キミに関する事は全て閲覧した。黒歌…主を殺して逃亡。後にSSランクの「はぐれ悪魔」となっている。猫又の中でも強い力を持つ「猫魈(ねこしょう)」と呼ばれる妖怪であり、僧侶に属する転生悪魔」

 

 

「よく調べたにゃん」

 

 

「しかしこれは事実ではない」

 

 

ファングはそう言いながら一旦距離を置き構えを解く

 

 

「キミが主を殺した本当の目的があった」

 

 

「目的?そんなのある訳「妹である彼女の為と言っても?」…!?」

 

 

「キミはまだ幼かった妹を守る為に主を殺し罪を犯した。そして姿を消した」

 

 

ファングの言葉に黙る黒歌

それを見たファングは少しずつ黒歌に近づいた

 

 

「キミは罪を犯したという事もあり、側に入られないと思い立ち去った」

 

 

「………」

 

 

「それに小猫ちゃんのせいでキミが犯罪に手を染めたと知れば恐らくショックを受ける。それが嫌で逃げ出した」

 

 

「……ぇ」

 

 

「だが真実を伝えないというのは残酷以外に何がある。今も彼女は心の中で苦しい思いをし続けている」

 

 

「…黙れぇ」

 

 

「もう一度聞こう黒歌。君はどうして偽り続ける」

 

 

「黙れぇぇぇええええええええええええええええええええええええええ!!!」

 

 

黒歌は怒涛と共に体中から魔力が噴き出す

その風圧により草木が激しく揺れ、大地が悲鳴を上げる

 

 

「アンタなんかに何が分かる!?私がこれまでの事を知ったような口を聞くな!!」

 

 

「………」

 

 

「私の事なんて…拒絶された事の苦しみは…誰も分かってはくれない!!」

 

 

黒歌が無数の魔力を撃つ

迫りくる攻撃に対し来人は避けようとせず全て喰らい、体から火花が散る

攻撃を喰らいながらもファングは倒れなかった

 

 

「…どうして避けないの。アンタなら手に持ってる奴を投げれば全て弾けるのに!?」

 

 

「………」

 

 

来人は無言で黒歌に近づいていく

 

 

「何なのよ…アンタは!?」

 

 

黒歌は魔力を撃ちつづける

ファングは喰らいながら歩みを止めない。そしてしばらくして止まった

 

 

「一つ……僕はキミ達の、姉妹との深い溝を知らなかった」

 

 

突然来人は語りだす

 

 

「二つ……勝手に過去を知り、キミの心を傷つけた

 

 

三つ……そのせいで誰かが涙を流した」

 

 

「…何を言っている」

 

 

「僕は自分の罪を数えただけさ。黒歌…」

 

 

ファングは右手を揚げる

指を立て、スッと黒歌を指した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さぁ、お前の罪を数えろ!」

 

 

ファングはそう言って再びファングメモリのレバーを弾こうとした

 

 

その時だった

 

 

ドォオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!

 

 

ファングと黒歌の間から何かが飛んできた

砂埃が舞う中、一つの影が起き上がった

 

 

「美猴!?」

 

 

その正体は美猴だった。体はボロボロになり出血もしていた

如意棒を杖にして体を支えている

 

 

「っく…正直強すぎだろう」

 

 

「美猴。まさか魔龍聖(ブレイズ・ミーティア・ドラゴン)に」

 

 

「いや違う。それよりもっと強いぜ。アイツ」

 

 

美猴がそう呟いくと離れたところからタンニーンが降りてきた

同じようにボロボロになりながら

 

 

「おっさん!大丈夫か!?」

 

 

『あぁなんとかな。それよりも……アレは何だ?』

 

 

タンニーンがジッと空を見上げ、それに反応し全員が同じように見上げる

そこにいたのは緑の風を纏う怪人が一人

旋風を思わせる体に複眼状の右目

その怪人は徐々に地上に降り立った

 

 

「…これは予想外だ。まさかだとは思ったが」

 

 

ファングは顎に手をやり考える仕草を見せる

怪人が完全に地面に降り立つと項の部分に手をやる

するとそこからメモリが排出され、怪人の周りから風が吹き荒れた

風が止むとそこには紅い長髪で『NEVER』のジャケットと紅いコートを着た男が立っていた

 

 

「ふぅ…さすがタンニーンだ。一筋縄じゃ行かないか」

 

 

「お前か…おっさんをこんなにしたのは!?」

 

 

「…あぁ。それよりもお前ら。分かんねーのか?」

 

 

一誠が男を睨みながら怒号を上げると男は顔を顰めながら聞いてきた

 

 

『…まさか、いやそんな筈はない!?』

 

 

「オイどうしたんだドライグ?」

 

 

「どうやら気づいたようだな。やっぱり()だからか」

 

 

「俺だからかって…!!」

 

 

一誠は男の言葉に疑問を抱いたと同時に理解し驚愕した

 

 

「お前は、まさか…!?」

 

 

「そうだ。俺だ………ドライグだ」

 

 

紅い男…メモリドライグが赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)を発動しながら言う

 

 

『話には聞いたがお前がもう一人のドライグか。随分と違うな』

 

 

「タンニーン。俺はいつまでも神器(セイクリッド・ギア)で居るオリジナルと一緒にするな。俺は克己のお陰でこうして肉体を手に入れ、自由ってやつを手に入れた」

 

 

『自由だと?…テロリストの力を借りてまでもか。同じ龍でも堕ちたものだな』

 

 

「昇り詰めたって事だ。それにこの体もただの体じゃない…元は禍の団(カオス・ブリゲード)の旧魔王派、カテレア・レヴィアタンの死体の遺伝子と細胞を組み換え改造された肉体だぜ」

 

 

『!?』

 

 

「あの急襲から撤退の際、スミロドンが密かに死体を運び出した。そして俺は克己から離れメモリの状態になった。そこからウチの闇医者の技術でメモリから俺の記憶とデータを死体に移植し、そしてメモリを体内に挿入した。あとはメモリと細胞を活性させて俺を目覚めさせるだけ…これが人間…いや悪魔となった俺の誕生秘話って事だ」

 

 

メモリドライグの話を聞いたものは呆けるのも居れば驚愕するものも居た

 

 

「さて、話も終わったしウォーミングアップの続きだ」

 

 

《Boost》 《Cyclone》

 

 

メモリドライグが赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)を発動しながら、サイクロンメモリのスイッチを押す

タンニーンをはじめ、ファング以外の者が構えると空間に裂け目が生じる

その裂け目から背広を着たメガネの若い男が現れる

彼の手には極大なまでに強い聖なるオーラを放つ剣が握られている

 

 

『全員そいつに近づくな!手に持っている物が厄介だぞ!』

 

 

剣を見たタンニーンが叫ぶ

 

 

「聖王剣コールブランド。またの名をカリバーン。地上最強の聖剣と呼ばれるコールブランドが白龍皇のもとに…」

 

 

メガネの若い男が握っているのは地上最強の聖剣

さらには腰にも一本の剣が存在している

 

 

「そこまでです、美猴、黒歌。厄介な連中に会ってしまったみたいですからね。引きますよ」

 

 

「…解ったにゃん」

 

 

黒歌は美猴と聖剣士の所へ向かう。その際ファングを見ながら

 

 

「二刀か、鞘に収めている方も聖剣だな?」

 

 

タンニーンの問いに男は腰の帯剣を指差した

 

 

「こっちは最近発見された最後のエクスカリバーにして、八本中最強のエクスカリバー。『支配の聖剣(エクスカリバー・ルーラー)』ですよ」

 

 

行方不明になっていた最後のエクスカリバーだった

それにいち早く反応したのはファングだった

 

 

「『支配の聖剣(エクスカリバー・ルーラー)』だって?…伝説の魔物から魔法まで、いかなる存在をも操ることができる。破片から錬金術によって作られた聖剣の中でも最強の聖剣。実に興味深い!!」

 

 

「…ま、まさかここまで食いついてくるとは」

 

 

「そんな事を話して平気なの?」

 

 

「え…ええ。実は私もそちらのお仲間さんに大変興味がありましてね。赤龍帝殿。聖魔剣の使い手さんと聖剣デュランダルの使い手さんによろしく言っておいてくださいますか?いつかお互い、いち剣士として相まみえたい、と…それから」

 

 

男はファングとメモリドライグを見る

 

 

「そちらに居るもう一人の聖剣使いにもよろしく言っておいてくださいますか?」

 

 

「聖剣使い?…あぁ克己の事なら別に構わないさ」

 

 

「それは良かった」

 

 

男は満足するとコールブランドを抜き、空間を斬ろうとするが黒歌が止められる

 

 

「ちょっと待つにゃん……ねぇ、貴方はどこまで知ってるの?」

 

 

「全て…というのが僕の答えだ」

 

 

黒歌はそれだけ聞き美猴と聖王剣使いと共に空間へと消え去った

その後騒ぎを聞き付けた悪魔達が集まり、それを見計らいファングはバイクに乗り立ち去り、メモリドライグもサイクロンドーパントに変身し、立ち去った

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