ハイスクールD×D Eternal story   作:銃剣

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最後の方は無理やりです


E対S/蛇と絶対零度

「行けライン!」

 

 

「遅ぇ!」

 

 

数十分間、匙とWDの戦いが繰り広げていた

しかし、WDの方が優勢だった。匙の服はボロボロで至るところに出血の後がある

黒い龍脈(アブソーブション・ライン)で捕らえようとするが、WDの速度では捕らえることが出来ない

 

 

「これ以上の長引くと面倒だ」

 

 

《BoostBoost!!》

 

 

「足枷をはめさせてもらう」

 

 

《Transfer!!》

 

 

WDの籠手から魔力の閃光が飛び匙に当たるが何も衝撃が起きなかった

 

 

「何も起こらッ!?」

 

 

その時だった

匙の体が傾き、片膝をつく状態になる。立とうと試みるが出来なかった

 

 

「くぅ!…俺に何をしやがった!?」

 

 

「譲渡だ…赤龍帝からの贈り物(ブーステッド・ギア・ギフト)は、増加させた力を他者に譲渡する能力だが、使い方を変えれば攻撃にもなる。俺は自身に掛かる重『力』を増加し、それをお前に譲渡した。それによりお前は増加した重『力』に耐え切れず片膝を着いた事になる」

 

 

それを聞いた匙は絶句した

本来サポートの役割を持つ力を攻撃に変えるという方法をWDはしたのだ

WDは匙に近づく時、透明のメモリを取り出す

 

 

「お前の記憶(ちから)は俺が活用してやる」

 

 

WDは匙の右腕目掛けメモリを投げる

メモリは右腕に刺さり、そこから膨大の記憶を取り込み始める

 

 

「ぐぅぅぅ!く、くそぉ!!」

 

 

匙は左手でメモリを無理やり引き抜き投げ捨てたが、メモリは意思を持っているかのようにWDの右手に収まる

メモリは十分な記憶を取り込み、透明だったメモリが徐々に黒くなる

メモリには龍が流路となっているようなAの文字が書かれている

 

 

「手に入れたぞ。ヴリトラ」

 

 

《Absorbtion Line》

 

 

WDはWドライバーを閉じ、左手でディバインメモリを引き抜き

黒のメモリを差し込み、開く

 

 

《Absorbtion》《Boosted》

 

 

WDの右半身が純白から漆黒へと変わった

右腕は複数の蛇の模様が刻まれている

 

 

「ッ!?俺の黒い龍脈(アブソーブション・ライン)を《Transfer!!》ぐぅ!?」

 

 

匙が体を起こそうとした時、WDはさらに譲渡して重力を増加し動けなくする

 

 

「五大龍王の一角の力、特と味わいな」

 

 

WDはブーステッドメモリを抜き、マキシマムスロットに装填する

 

 

《Boosted Gear Maximum Drive!!》

 

 

WDの背後から黒い蛇と赤い蛇が現れ、匙の体を絡ませる

そして両腕には数十の蛇が湧き出てくる

 

 

「ブーステッド・アンリミデット」

 

 

WDが両腕を前に出すと蛇達は一斉に匙に向かって放たれる

その数は数十に終わらず数百数千と湧き水のように出てくる。そしてマシンガンを思わせる速さで放たれる

その蛇達は、体に絡ました蛇が匙の魔力を吸い、WDの両腕で生成される

 

 

ズガガガガガガガガガガガガガガッ!!………

 

 

しばらくして攻撃は止んだ。背後の蛇を戻すWD

周りには砂埃が舞う。数秒後、砂埃が止むと倒れ伏せた匙の姿があった

そして体は光に包まれ消えていく

 

 

『ソーナ・シトリーさまの「兵士」1名ターゲット、リタイヤ。』

 

 

アナウンスが聞こえるとWDはメモリを抜きメモリドライグに戻る

 

 

「さて、俺の仕事はこれで終わりか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………」

 

 

「随分と冷静だな」

 

 

デパートの屋上にソーナが一人立っていた

そこへロストドライバーを装着した克己が現れる

 

 

「リアスにも同じことを言いましたが、最後まで『王』が生きる。それが『王』の役割。『王』が取られたら、ゲームは終わってしまうでしょう?」

 

 

「…そうか」

 

 

《Eternal》

 

 

「変身」

 

 

メモリのスイッチを入れ、スロットに装填し開く

 

 

《Eternal》

 

 

青い光と電気が溢れ、白い粒子が形成されエターナルとなる

エターナルエッジを取り出し、ソーナに向ける

 

 

「ヴリトラの記憶(ちから)も手に入った。他の連中は来させないように足止めしてる。残るはお前を倒すだけだ」

 

 

「えぇ。そのようね」

 

 

ソーナの周囲に水のオーラを集まり、次第に何かを形成させていく

その水の量は尋常ではなく、デパートのあらゆるところから水が集まっている

大量の水を魔力で変化させ、宙を飛ぶ鷹、地を這う大蛇、勇ましい獅子、群れをなす狼、そして巨大なドラゴンを幾重にも作りだしていた

 

 

「さて、私の水芸、とくと披露しましょうか」

 

 

「水芸か…ならば俺は」

 

 

克己はゾーンメモリを取り出し

 

 

「氷像彫刻だ」

 

 

マキシマムスロットに装填する

 

 

《Zone Maximum Drive!!》

 

 

エターナルの周りから2本のメモリが飛んでくる

その2本はそれぞれコンバットベルトのマキシマムスロットに装填される

 

 

《Iceage Maximum Drive!!》

 

 

《Leviathan Maximum Drive!!》

 

 

「うおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉ!!」

 

 

克己の周りから冷気が吹き出す

地面は凍結されていき、水が渦を巻くかのように集まり、巨大の水柱が建つと同時に凍る

その柱は削られ形となっていき、金属やジャンクなどで体を構成したティラノザウルス、泡を吹き出すアノマロカリス、体中に角があるトリケラトプス、その3体より巨大な翼竜のケツァルコアトルスを作りだしていた

 

 

「まさか氷とは。それにさっきのレヴィアタンというのは」

 

 

「そう、カテレア・レヴィアタンの記憶だ。例え旧魔王と言えどもレヴィアタンの血統を受け継いでいる」

 

 

克己はエターナルエッジを取り出し、上に上げると氷像達は一斉に構える

ソーナも水の動物達を構えさせる

 

 

「行け!」

 

 

「行きなさい!」

 

 

水と氷の大群が一斉に飛び出る

獅子はティラノザウルスに立ち向かい、鷹と大蛇はアノマロカリスの動きを封じ、トリケラトプスは群れの狼に苦戦し、巨大なドラゴンはケツァルコアトルスの体を少しずつ削り取る

激しい攻防が続き、ソーナが優勢だった

しかしソーナは少し違和感を感じた

 

 

「(可笑しい。こっちが優勢のはずなのに何かが…!?)」

 

 

その時だった

水の動物達の動きが鈍くなり、そして足から徐々に凍っていくのだった

氷像達は凍った動物達を捕食し、削られた体の一部とする

 

 

「アイスエイジメモリとレヴィアタンメモリ。冷気を操る氷結系と水を司る水系メモリが2つある俺に水で挑んだところで無意味だ」

 

 

克己はアイスエイジメモリを抜き、エターナルエッジのマキシマムスロットに装填する

 

 

《Iceage Maximum Drive!!》

 

 

マキシマムが発動した時、氷像達が一瞬で砕け散る

砕け散った氷はエターナルエッジの刃に集まり、氷の刃が出来る

 

 

「ブリザード・ウェーブ」

 

 

克己はエターナルエッジを大きく振り被り、地形に沿って進む氷の刃を放つ

放たれた氷の刃は水の動物達を斬ると瞬時に凍らせ粉砕する

迫り来る氷の刃はソーナに向かおうとするが、途中で軌道が変わり壁に接触した瞬間、一帯が氷と化す

克己はレヴィアタンメモリ抜き、ロストドライバーのマキシマムスロットに装填しようとする

 

 

「今すぐ投了(リザイン)しろ。次はレヴィアタンメモリで今度こそ氷漬けだ」

 

 

「……どうやら此処までのよね」

 

 

ソーナは目を瞑り、投了する

 

 

『投了を確認。NEVERの勝利です』

 

 

 

氷の世界となった場所にアナウンスが響いた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

「終わりましたか。意外と呆気ないものですね」

 

 

モニターでゲームを観戦していた井坂

その隣にはアンテナのような装置があり、その中には複数のガイアメモリが入っていた

 

 

「ですが、より強いメモリが手に入っただけでも良しとしますか」

 

 

井坂は中にある、鏡で出来たMの文字が書かれたガイアメモリの一本を手に取る

他にも複数の剣で出来たS、二つのエンゲージリングで出来たT、血・歯・毛髪・衣服で出来た刀剣を表したDなどがある

 

 

「あと一つ欲しかったところですが仕方ありません。また機会にしましょう」

 

 

井坂は装置を停止させ、克己達の所へ向かった

 

 




カテレアのメモリを取ったのは良いですけど
正直どういう能力にするか考えていませんでした

しばらく調べていたら旧約聖書に海の怪物というのがあったので
ねじれる。渦を巻くという能力にしようと思いますがどうですか?
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