遅くなった理由は後書きに
レーティングゲームに勝利したNEVER
すぐに拠点に戻ろうとしたが、サーゼクスに呼び出された
「今回は俺も一緒か」
「まぁ仕方ありません。呼び出された理由はドライバーでしょうね」
井坂がそう言っている間にNEVERは大広間にたどり着いた
そこにはサーゼクスとグレイフィアが居た
「すまないね。何度も」
「そういうなら用件を言え。俺達も早く休みたいんだ」
克己が変わらずそう言うとサーゼクスは苦笑いで返す
「まぁまぁ、こっちも雇ってるって言っても同じ目的を持つもの同士だし親睦でも深めようと考えてるだけだよ」
「…何?」
「これから食事でもどうかな。NEVERの皆」
サーゼクスの提案に全員驚愕した
克己も少ししたが元に戻る
「言っとくがそれで俺達が警戒が解かれると思っているのか?」
「別にそういう事じゃないんだ。単に食事の誘いをしているんだよ」
克己がNEVER全員の見た後、再び問いかける
「ちなみにそれは契約での命令か」
「まぁそうだね。もし破っても契約違反での願い事で一緒に来てもらうけどね」
「…随分と悪魔じみてるな」
「魔王だからね」
サーゼクスと克己はふっと笑う
その後、NEVERはグレモリー家に行くことになった
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グレモリー家ではリアス達のレーティングゲームでの勝利と反省会を含め祝杯が行われていた
途中NEVERの登場により騒がしくなったがサーゼクスの説得によりなんとか治まった
各自料理を食べ、酒を飲む者はベロベロに酔うまで飲む者も居た
克己は離れたところで酒を飲んでいる
「大道克己」
そこへアザゼルが声をかけてくる
「なんだ」
「お前等が使ってるドライバーについて聞きたいんだがよ」
「俺達のドライバーはガイアメモリと同じぐらい重要な物だ。ただガイアドライバー位ならドクターに聞け」
「あの黒っぽい奴か。ありがとよ……それと」
アザゼルは懐から何か箱のような物を取り出し克己に渡す
「何だコイツは」
「開けて見れば分かる」
克己はアザゼルの言うとおり、箱を開け中身を見る
その瞬間克己の顔が強張った
「……コレを一体何処で見つけた」
「少し前に『
「……一応礼は言っとく」
克己はそれを仕舞い、離れていく
「何故これが出回っている………ガイアメモリ」
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「………」
一人屋敷の外に居る来人
しばらくして、後ろから誰かがやってくるのを察知し振り返る
「僕に何か用かな?小猫ちゃん」
「……フィリップさん」
やってきたのは小猫
その顔は何か思いつめている物だった
「……フィリップさんは、NEVERの一人だったんですね」
「まぁね。僕はNEVERの中では戦闘ではなく情報を担当している」
《GAAAAYOOO!!》
肩に乗っているファングを撫でる来人
「それで僕に聞きたい事があるんじゃないのかい」
「……お姉さまの事、何か知っていますか?」
「さぁ…どうだろうね」
「惚けないでください!!」
小猫は声を荒げる
しかしフィリップの態度は変わらない
「お姉さまと会話をしていた時、様子が変わったのは知っています!貴方は何かを知って伝えようとした!それを教えてください!!」
「……キミにはまだ知るには値しない」
「ッ!?」
来人の返答に小猫は下唇を噛み、拳を握り締める
来人は肩に乗っているファングを手の平に乗せ、小猫の元に近づく
「…僕も初めはキミのように力を恐れた」
「……えぇ?」
「相棒であるファングは、凶暴な「牙の記憶」が内包されている。僕の守護者として使命を受け、一度戦えば過剰なまでに暴走し、一気に危険分子を排除しようという力が働く。変身した僕の意思を超えるほどにね」
「……暴走」
《GAAAAYOOO!!》
ファングが叫び、来人の手から離れ小猫の元に飛ぶ
慌てて子猫は受け止めると、ファングは頭を突き出す
「…驚いた。まさかファングが僕以外に心を開くなんて」
「……撫でて貰いたいの?」
《GAAAAYOOO!!♪》
ファングは尻尾を振りながら叫ぶ
小猫も頭を撫で始める
「どうやらファングはキミの事を気に入ったのかもね」
「……本当ですか?」
「あぁ……さて、僕は中に戻るよ」
来人の手を差し伸べるとファングは、手の上に乗り、そのまま肩まで飛び乗る
「またね。小猫ちゃん」
来人は小猫の横を通り、城の中に戻ろうとする
「……あ、あの!」
「うん?」
「……貴方の本当の名前を教えてくれませんか」
小猫の言葉に来人は笑顔で答えた
「僕は大道来人。克己の相棒さ」
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「どうだい、体の調子は?」
「チョーいい感じですなぁ!こんなに僕ちゃんを強くしてくれたのも、あんた等のお陰だぜぃ!」
誰も居ない真っ暗な一室にいる悪魔と人間
「約束通り、キミには大いに働いて貰うよ。くれぐれも無茶はしないようにね。その
「んなこたぁ分かってますって!あのクソ悪魔共をブチ殺せれるだけで良いんでござんす!はぁ~早く殺したくて堪らないですよ僕ちゃん」
「ふふふっ…期待してるよ。これでキミは僕の物だよ………アーシア」
悪魔はどす黒い欲望に満ちた笑みを浮かべ
人間は悪魔を殺戮出来るという狂喜の笑みを浮かべる
その二人の間に置かれたテーブルには二本のガイアメモリがあった