これはあくまでもこの作品の独自設定を含んでいます。
この物語の宇宙に存在する星系国家は今のところ五つ。全人類は1兆1千億人いる。
アーヴによる人類帝国
全人口は9000億人 そのうち、国民が10億人、士族以上(地上人のアーヴも含む)が2500万人であり、歴代の一族の皇帝が支配する専制国家
人類統合体
全人口は6000億人、いくつもの星系を軍事的に征服、併合してきた国家
公用語はリクパル、これを話せないと一級市民である統合体市民になれない。
統合体は国家に属する人々を統合体市民と星系市民に分けて、統合体市民にだけ統合体政治への参政権を認めている。星系市民は自分の星系の政治にしか関与できない。
拡大アルコント共和国
強力な官僚機構を有する。主星系であるアルコントが文化的、経済的に突出しているお陰で国の統一が保たれているが、多民族国家ゆえの悩みも抱えている。4ヵ国の中では最も地上世界的な国家であると言われている。
人民主権星系連合体
その名の通り主権を持つ惑星国家が平等の立場で連合した国家であり、各星系が大きな権限を持ち、軍隊も星系ごとに所有している。各惑星の文化的差異も大きく、それがために「4ヵ国中、最もアーヴ的な星系運営を行っている」と呼ばれている。むろん、強大な帝国が星系間の交易と空間戦力を独占する事によって各惑星を支配するアーヴとは国家機構は全く異なり、各惑星が政治的・文化的自主性を持つ事だけが共通点である。
ハニア連邦
アーヴに先駆けて平面宇宙航法を確立したスーメイ人が各惑星に移住したことにより、人類社会で初めて誕生した星間国家である。
また、人類の国家の中で三番目に大きい。
他の星間国家が戦争などによる拡大を経験しているのに対し、ハニア連邦のみが純粋な移民によって勢力拡大したという歴史を持つ。他の星間国家が多民族国家であり、国家としての統合を維持するのに苦慮、あるいは諦めているのに比べ、ハニア連邦はスーメイ系移民を共通して祖先に持つという歴史から、事実上スーメイ人の単一民族国家であり国家統合は比較的上手くいっている。
ただし、ここ300年で他の星系国家の戦争による難民が流入して、それがスーメイ人と対立して差別されている状況が続いている。
政治体系について表面上は民主主義国家ではあるが、事実上は名門豪商48家の支配によって成立している。名門豪商48家から選出される議員の貴賓院とある程度の税金が払える市民による選挙により各星系から選出された民主院の二院制度である。
貴賓院が主に行政を担っていて、ここから連邦議長が選出される。また、各委員会、副議長、書記も含めて12名選出されていて、そこで多数決で政策の是非を決定する。同数の場合は、連邦議長が決定するし、永久議長になったウォン・クーロンには拒否権ももてるようになっていた。
現在、連邦緊急特別法より連邦議長は30年前からウォン・クーロン永久連邦議長が続けている。本人が、死なないか辞任を表明しない限り続けることができる。