第1羽『下宿人は一人とは限らない』
ひょんなことから高校生?ぐらいの女の子と俺の下宿先、ラビットハウスに向かうことになった。初日から大変だぜ、まったく。
「君はなんでここに来たの?やっぱりうさぎ目当て?」
ラビットハウスに入ろうとした瞬間女の子がそう尋ねてくる、まぁうさぎは少し期待していたがうさぎ目当てではない。
「いいや、僕はこのラビットハウスに今日からしばらく下宿することになったんだ、今親が仕事で外国に行っていて…それで僕の親がここの方と知り合いで、その人と話をしてここに下宿させてもらうことにしたんだ」
「そうなんだ!いいなぁ〜私の下宿先もここだったらいいんだけどな〜」
待て!この子もこの街のどこかに下宿するのか!?
「貴方も下宿を?」
「そうなの!私この街に転校してきたんだ!香風さんっていう人がやっている喫茶店に下宿させてもらうことになったんだけど、道に迷っちゃったんだ〜、それで探し歩いていたら偶然ラビットハウスを見つけたの!」
香風?どっかで聞いたような…まぁいいや、さっさと入ろう。そして扉を開けた…が
「「うさぎがいない!?」」
「うさぎ…」
「いないですね…」
もう少し探そうとしたが、(なんだこの客…)と言ってそうな青いセミロングの女の子の視線を感じるためとりあえず席に着いた。
「ご注文は?」
さっきの青い髪の中学生ぐらいの女の子がそう尋ねてくる、ちっちゃくて可愛らしい…がそれよりも頭の上のも…
「もじゃもじゃ…?」
いっ言われてしまったが、頭の上に謎の白いもじゃもじゃ生物が堂々と居座っているのだ、寄生されたのか??
「これですか?これはティッピーです。…一応うさぎです」
うさぎかよ!!仕事中に頭に乗せるなんて、すごいうさぎ好きなんだなぁ
「あの…ご注文は?」
「じゃあそのうさぎさん!」
「じゃあ僕もそr…あ…何でもないです…」
あ…あぶない、ノリでつい…てかあの子よく頼んだな!
「非売品です」
ですよね〜(ちょっと期待してた)
「え〜…じゃあせめてモフモフさせて!!」
「コーヒー一杯で一回です」
「「じゃあ3杯で!!!」」
俺も頼んでしまった、合計六杯も頼むことに、まぁモフれるからいいかっ……なんだろう…何か忘れているような………あっ
「俺下宿に来てるんだった!!!」
声には出さなかったが、俺は勢いよく立ち上がりさっきの青髪の女の子のところへ向かった
「あっあの!…ちょっといいですか?」
「なっなんでしょう…?」
「実は僕、今日ここに下宿させていただく栄喜 名瀬阿なんです!あ、気軽にナセアと呼んでください、あと、さっきは下宿させていただくのにお客としてここにきて、さらにはティッピーをモフモフしようとしてすいませんでした!!」
「そうだったんですか、私は香風 智乃(かふう ちの)です。父から話はきいています、とりあえずコーヒーが出来上がるので熱いうちに飲んでからまた来て下さい、制服とか渡しますので」
「ありがとうございますチノさん!さっさとコーヒー飲んできます!」
「あっナセアさん」
「どうしました?」
「父の話によるともう一人下宿する人が来るはずなんです、名前は確か…あ、保登 心愛(ほと ここあ)さんというそうです。なにかしりませんか?」
う〜ん、俺の知り合いにはそんな名前の人はいなかったきがするなぁ、てかもう一人下宿人がいるなんてしらなかったぞ!……ん?下宿?、下宿といえば確か…
「貴方も下宿を?」
「そうなの!私この街に転校してきたんだ!香風さんっていう人がやっている喫茶店に下宿させてもらうことになったんだけど、道に迷っちゃったんだ〜、それで探し歩いていたら偶然ラビットハウスを見つけたの!」
たしかあの子も下宿を…ん?香風って……チノの苗字……ということは!、あの子の下宿先はラビットハウスということになる!やばい!やばいぞナセアよ!どんな奇跡だよ!……とりあえずあの子の名前を聞いておこう、それでもしもココアだったら…
「あっあの…ナセアさん?」
「あ、ごめんなさいチノさん!僕の友達にそういう名前の人がいたかもしれないからちょっと考えてきますね!」
「お願いします」
とりあえずあの子の名前を聞こう…
「なんの話をしてたの?」
「ちょっと下宿の事について…」
「そういえばここに下宿するんだったよね!」
「あ、そういえばなっ名前を言っていませんでした、僕の名前は栄喜 名瀬阿と言います!気軽にナセアで大丈夫です!ちなみに君の名前は…」
「私は保登 心愛だよ!よろしくね、ナセアくん!」
やっぱりこの子だったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
ついにココア!(前回も出てたけど笑)なるべく早く投稿していこうと思います!