ハイスクールD×D another story 紅髪の赤龍帝 作:メロンパンの逆襲
色々萎えていました。すいません。
今回は今までにないほど酷いですがよろしくです。
そこにいたのは搭城さんだった。
混乱した。ここに来るのはわかっていたが止められるなんて思わなかった。危険すぎる。仲間になったばかりの俺にすることではない。
どうして?
そう尋ねようとした。
どうして邪魔をするのか?
どうして危険をおかすのか?
どうして俺なんかのために?
と。
だが、聞かなかった。いや、聞けなかった。
何故なら、普段感情をあまり表に出さない彼女が泣いていたからである。
彼女に謝ろうと一歩近づいた。このとき俺の頭から敵の女堕天使のことは完全に消えていた。
「死ねぇぇぇぇぇ」
狂気に満ち溢れた声。あちらを見ていないのに相手の口が三日月に歪んでいるのがわかるほどの狂気だった。
即座に振り替えるが、槍の方向は搭城さんの方だった。
「クッ、間に合え!」
必死に手を伸ばすがその手は無情にも空を切る。
そして、搭城さんの腹部へと突き刺さった。
「グハッ…先輩、この前はすいませんでした。私のせいで悪魔に…」
「アハハハハハ」
突如襲った攻撃に反応さえも出来ずに貫かれた搭城さんは吐血しながらも俺に謝罪する。
堕天使は嬉しそうに笑う。殺したい衝動に刈られるが今は無視だ。
「違う、あれは君が悪いんじゃない。もうしゃべるな」
これ以上は本当に不味い。そう思った俺は、話すことを制止するが、彼女はそんなものを気にしない。
「もう、だめ…です。私は、死んでしまいます。だから…せ、先輩」
小柄なからだからでる声は力なく今にも消えてしまいそうだった。
「やめろ。もう、やめてくれ」
「せ、ん………ぱい、」
「やめろ」
「す……き…です」
止まった。時が、鼓動が、全てが。なんだ、なんだって言うんだ。なんでこの子が死ななくちゃいけないんだ。
「アハハハハハ、ハハハハハハ、お腹いたい」
女堕天使のキンとうるさい笑い声が聞こえる。
「ふざけるな、フザケルナ」
「はぁ?ふざけてるのはそっちでしょう?下等生物風情が」
怒りが沸騰してもう気化している。ここまで来たら、俺はもうどうなるか分からない。
『女堕天使よ、貴様は決して怒らせてはいけない人物の怒りに触れた。覚悟しろ…といってももう遅いな。貴様らはこやつに歯向かうすべもなく………消える』
ドライグが言っている言葉は耳に入らない。今憎しみと悲しみしかわいてこない。
『少し、力を返してやるから頑張れよ俺』
聞いたことのある声、俺だ。でも何故だろうか俺ではない俺だった。なんと言えば良いだろうか…他人に説明するのは難しい。でも、この言葉の後に体に流れてくるものを感じた。
「死ね。」
兵藤一誠の纏う鎧が色を変える。
赤かったその鎧は赤黒く変色していた。
膨大な魔力が彼から放出され次の瞬間、ここ一帯の物が彼の仲間を除いて消失した。
彼が放った魔力は彼の主と似通ったもので、威力は完全に主を越えていた。
彼は天を見上げて力なく膝から崩れ落ちる。
そして泣いた。叫んだ。力なく冷たくなった白髪の少女に覆い被さるようにして。
感想よろしくです。
茶髪の鶯
全てを失った騎士~俺は信じてもいいのだろうか~
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