ハイスクールD×D another story 紅髪の赤龍帝 作:メロンパンの逆襲
もう寝るのだ!!
「ずいぶんと朝から元気なお家ね」
いや、誰のせいだと思ってるんですか!?
あなたですからね?あ・な・た
そんな俺の心の叫びなんて知るよしもなく、先輩はスルッとベッドを抜け出した。そして、俺の勉強机に置いてある制服に腕を通すのだが…
見えてます。上から下まで!!全部!!
顔を背ける俺にフフフと笑ながら堂々と着替えを続ける。
そして、着替え終わると同時に彼女は、平然とこう聞いた。
「お腹、大丈夫?昨日、刺されていたから」
この言葉で俺はやはり人間をやめていたことがわかった。
「そういえば、傷…もうないですね」
「私が治したわ。致命傷だったけど、意外なほどにあなたの体は頑丈だったから、私の力で一晩かけて治したわ。裸で抱き合って、弱っていたあなたに魔力を分け与えたのだけど…私とあなたが同じ眷族だったからできだ芸当よ」
裸で抱き合った?
いや、これさっき否定した可能性が浮上してきたぞ…
「大丈夫よ、私まだ処女だから」
そして、可能性は消え失せた。ふぅ、よかった。
今日学んだこと
・最近の添い寝は裸でやるらしい。
・悪魔って恐い。
・俺も悪魔!
・俺の敵が増えた。
朝の登校
現在学校に向かっているわけだが、同じ学校の奴等からの目線がいたい。殺されそうまである。
いや、まぁ、仕方がないとは思うよ?
だって隣に、学園のアイドルリアス・グレモリー先輩がいるのだから。
しかも、俺は彼女の鞄をもって、彼女の従者のように隣を歩いている。
正直滅茶苦茶緊張する。
「またあいつが…これで何人目だよ…」
「今度は、リアス様まで!!」
「あぁ、あなたはもっと手の届かぬお人になられるのですね………」
一つ目と二つ目はまだわかる。いや?おかしいか?まぁ良い。
最後なした!?
崇めてるの?崇められてるの!?
やはり、俺の高校の生徒は間違っている(人間として)
崇められてるのだろうか…
そんな拭いきれない疑問が残っているなか…
「後で使いを出すわ。放課後にまた会いましょう」
更なる疑問を投下して、彼女は去っていった。
放課後
「や。どうも」
俺はめんどくさそうに、訪問者を一瞥した。さぞかし今の俺の目はDHA豊富なんだろうと思う。所謂死んだ魚のような目だ。
俺の目の前にいるのは、この学校のイケメン王子、木場祐斗だ。
爽やかスマイルでこの学校の女子のハートをいぬいている。因みに同い年。幸いくらすは異なるが…
「君が、先輩の使い?」
「そうだよ。じゃあ一緒に行こうか」
この会話の一部を聞いていた女子から悲鳴が上がる。
「そ、そんな!?一緒にイこうだなんて!?腐腐腐」
おかしいよ?行くがイくになってるし、笑い声が漢字だよ!?
「木場くん×兵藤くんなんて薄い本が厚くなるぅぅぅぅ。これで夏は勝つる!!」
いや!!厚くしないで!!やめて!売り払わないで!
「いえ、違うわよ…」おお!救いの女神が…「兵藤くん×木場くんよ!!」舞い降りなかった!!酷いよ!
ああ、神様、貴方はなんと無慈悲なんだ。
あわれな俺に…
アーメン
激しい頭痛が俺を襲った。
あ、感想よろしくです。
こ、今度こそお休み。